fc2ブログ

難所、つるべおとし峠へ

 釣瓶落(つるべおとし)トンネルをくぐるとついに秋田県に出ます。前編の地図とあわせて御覧ください。皆さんは「つるべおとし」の意味がわかるでしょうか?航空写真ではちょっと分かりにくいですが、実はこの西目屋-二ツ井線が通っているところは急峻な山の尾根、それもなんと両側とも絶壁というすごいところだったのです。

詳しい地図で見る
 まず秋田県側のトンネルを出て左のアングルです。ガードレールが写っているのは、あまりにも目がくらむような絶壁のためにさすがの私も身を乗り出して撮影できないくらいにびびりました。オ~こわ!


 次に右側のアングルです。この山は三蓋山です。2009年度版ツーリングマップル88ページの加曾利隆さんのコメントによると白神山地で最も美しい林祖とされる岳岱風景林のあるあたりです。この角度だと急峻な山に見えるかどうか微妙です(広角カメラでなくてすみません)


 これも同じく右側のアングルですがこの曲がった木を見ると、いかに急峻な崖に木が生えているかわかると思います。


 これは大規模な崖崩れの跡です。大雨が降ると鉄砲水が流れるのでしょう。手つかずの原生林のため、山止め工事などは一切行っていないため、これは自然の摂理と言えるのでしょう…自然界から見ると山止め工事を行っているほうがよっぽど不自然なのかも知れません。


 これは谷底を撮影したものですが、残念ながらカメラが広角でないために、ほんとの底をとらえ切れていません。途中の急斜面です。青森県側では樹木の陰で見えなかった世界自然遺産白神山地の剣山と深い渓谷を見て初めて「つるべおとし」の意味がわかりました。トンネルができる前はこの難所で多くの旅人が命を落としたのかも知れません。(後編に続く)


関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)