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降りしきる雨の中、寒さと戦いながら、私はふと今から500年以上も昔の航海者、ヴァスコダガマのことを思い出していた。壊血病で多くの乗組員を失い、幾度もの嵐を乗り越えてアフリカ最南端の喜望峰を周ってインドへ渡ったポルトガルの英雄。

そしてついに竜飛に到達。太宰治をして小説津軽で「今夜は本州の北端の宿で一つ飲み明かそうじゃないか。」と言わしめた下北と並ぶ北の果て、常に荒れる海、寂寥感を漂わせる殺伐とした荒涼たる周囲の景色はまさに「本州の喜望峰」といえるのかも知れない。

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