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平成15年1月15日
仙台空港を朝出発した私は飛行機を乗り継いで、正午ころ大阪伊丹空港から奄美大島に向かう飛行機の中にいた。瀬戸内海上空にさしかかると海岸線が手に取るようにわかる。天候は晴れてはいるが、所々雲がかかっていて雲の中に入る度に視界が遮られる。それでも瀬戸内海のあちこちに点在する大小の港の存在がはっきりとわかる。仕事で行くとは言え胸躍る気分だ!

飛行機は四国を斜めに横断し九州の東海岸(宮崎)を通過して九州最南端の大隈半島にさしかかる。まさに地図で見る半島の形が良くわかる。1月半ばだというのに南国だけあってさすがに雪はない。半島を過ぎるとしばらく海が続く…と思いきや飛行機の真下に細長い島が見える。種子島だ。上空から白い砂浜、畑、緩やかな丘陵地…美しい島のシルエットが手に取るようにわかる。特に海亀が産卵するという白い砂浜が印象的だ。

ふと左の窓側の席に座った私の頭に反対側の窓から下を見ると屋久島が見えるのでは…という考えが浮かんだ。飛行機は幸い混んでいない。童心に帰った気分で私は右の窓側の席に座った。(スチュアーデスに注意されるかも知れない…ええい!そんなことはどうでも良い。とにかく屋久島を見たい…)眼下に見た屋久島は雲が所々にかかっていたが、島の中央の高い山(宮之浦岳)にはなんと雪が見える。こんな南の島なのに…相当標高が高いのだろう。(後で調べたら宮之浦岳は九州最高峰で1936mもあるとのことだ)

屋久島を過ぎると眼下に見えるのは海ばかりだ。しかしナビを見ると飛行機が着々と奄美大島に近づいているのがわかる。パイロットから「飛行機は順調に飛行を続けて…」と機内アナウンス。「現地到着時刻は13時20分ころ、現地の気温は13度…」とのこと。さすがに暖かい。仙台は5度だというのに…(これでも寒いほうらしい)まもなく「飛行機は着陸態勢に入るのでシートベルトを締めて下さい」とのアナウンス。島の東側を大きく旋回したあと、いよいよ着陸に入る。眼下を見下ろすと奄美空港が見える…なんと空港の周りはエメラルドグリーンのきれいな海で囲まれ、浅瀬には珊瑚礁があるではないか!感動に浸っているうちに飛行機は着陸、飛行機のタラップを降りる。真冬だというのに心もちか風が生暖かい。(亜熱帯特有の湿りを帯びた風が感じられる)

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コメント

No title

何の出張か気になりますねぇ~♪ 続きを見ます♪(笑)笑

URL | yesmac ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

奄美大島には3週間ほど滞在しました。このエッセイはずっと私が6年ほど(一部の人を除いて)とどめていたものです。今後も差し障りのある固有名詞を除いてブログに掲載していきたいと思いますので宜しくお願いします。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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仕事とはいえ、屋久島に行かれたとは羨ましい限りです。
私が行ってみたいのは、南の島々ですが、未だにそのタイミングがありませんでした。
屋久島は亜熱帯から亜寒帯まで垂直分布する、希(まれ)な島と聞きます。
どんな滞在になるのか楽しみです。

URL | ☆アツ☆ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

アツさん、8年半前の真冬の奄美大島出張は私の人生観を変え得るものでした。
なぜそうなったのかは続編に掲載しております。

屋久島には行ったことはありませんが、確かにそう聞きます。
奄美諸島も含めて、屋久島、種子島と島めぐりをするのは私の夢です(笑)

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

大変失礼しました。
行かれたのは奄美大島でしたね。

URL | ☆アツ☆ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ミック様へ
先ずお聞きしたいのですが。この海岸線にある広い場所が空港と考えて良いのですか。これが空港だとすると美しいです。私は高い所は全くダメなのですが。何とも魅力がある。ナイスです。有難うございます。

URL | 不あがり ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

不あがりさん、その通りです。信じられないのですが奄美空港は海沿いでサンゴ礁に囲まれているのです。
従って真冬でも空港の周囲の海の色はエメラルドグリーンです。
この島はどこに行っても内地の人間を魅了して止みません。まるで夢の島です。
写真からそれを察して頂ければ幸いです。
ご意見、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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