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盆休みも残り二日となった。明日は十連休最後の有終の美を飾ると言ったら大袈裟になるが、ラストツーとなった本日はそれを強く意識し、昨日図書館の「仙台市史 資料7 城館」で得た情報を基に沖野城跡を訪ねた。沖野城跡のある位置は若林区の霞目飛行場の南である。本日の行動を振り返ると、ストップ&ゴー、そしてUターンが連続するシチュエーションで、車での取材はとても覚束なかったことだろう。

曲がりくねった細い旧道を走るには、なんと言ってもバイクの機動力がものを言うのである。左側は霞目飛行場、右が沖野城跡のセクションである。本日着用したヘルメットはジェット式(顔を露出するタイプ)だが、これは土地の古老から話を伺うのに、顔全体を覆うフルフェイス式では適さないという理由からである。

1飛行場

沖野城跡がある所は沖野7丁目である。GPSを持っていなかった為とは言え、史跡の特定に余分な時間を使ってしまったのは今後の反省材料である。

2Google地図

付近には農地も残っているが7~8割は住宅地となっている。「仙台市史 資料7 城館」の他に、郷土史家・紫桃正隆氏の「仙台領内 古城・館」のモノクロ写真を見て行ったが、付近の宅地化は一層進み、紫桃氏が取材で訪れた昭和40年代頃とは、全く異なった趣を呈している。

3住宅地と農地

赤い線が私が想定した沖野城跡のセクションである。紫桃氏が想定したセクションはこのような矩形ではなくやや異なるが、あくまで参考程度として捉えて頂きたい。但し中館の位置は紫桃氏の見解をそのまま踏襲した。地元の古老のかた二三名の話を伺った。

4Google3D立体画像だ

聞き込みで七十代と思しき男性から、仙台市沖野市民センターに行けば何らかの手掛かりが得られるという情報を得た。こんな時もバイクの機動力には非常に重宝する。

5沖野市民センター

対応した職員のかたに、私が郷土史を研究していて各地の古城や館を巡っているとお話したところ、ご厚意によりこのような冊子を頂いた。「郷土史家のかたが纏めたものなので参考程度に。」と仰られたが、沖野城主の粟野大膳のことや、沖野城跡に関わりのある様々なことが書かれていて、私にとっては大変大きな手掛かりとなりそうな冊子である。

6資料

横町挨拶
私の好きな言葉に「先ずは隗より始めよ」(先ずは身近なことから始めよ)というものがございます。私にとっての隗は机上の空論に走らず現地を見ることです。然らば本日は正にそれを地で行った気が致します。歴史を俯瞰するには、自らが昔人と同じ気持ちになろうという気持ちが大切です。その為の現地取材は不可欠と受け止めております。

殆どが住宅地となったこの地から往時のことを想像するのは大変難しいことですが、先賢の調べた資料などからその趣を少しでも吸収し、大きな流れ(木で言えば幹にあたる部分)を掴んで参りたい所存です。明日はこの冊子を読みあさり、これに自分の感性を加えて沖野城の実像に迫りたい所存です。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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7六百六十横町
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コメント

お早うございます、

早速、バイクでの取材でしたか、
小まめに回れば良い事に巡り会いましたね、
郷土の方の資料は貴重な足がかりだと思います、

URL | 雲MARU ID:-

雲MARUさん、ありがとうございます。

盆休みの最期となった本日は執筆に追われています。昨日はその為の取材でした。やはり現地取材から得られたことは大きかったです。それを追い風として作品を書き上げたい所存です。
本日もお励ましを頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

取材地に行って、積極的に地元の古老にも取材を進められ、ついには貴重な史料を手に入れられましたね…。。。手間を惜しまないことが、成果につながりましたね…。。。

URL | boubou ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

土地の古老から得られる情報は史跡に関することだけでなく、人の紹介であったり、展示物や文献の置いてある場所(市民センターが多い)だったりします。今回は沖野市民センターを紹介して頂き、記事を書くのに大きな手掛かりとなりました。然らば、今後もこうしたコミュニケーションを大切にしたいと考えています。

おはからいにより、本日もお志を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

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