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 Celtic Tenors - Ireland's Call 2002 
「アイルランズ・コール」歌詞
来たれ日よ時よ

来たれ力よ栄光よ

すでに答えはでている

我らが祖国の叫び

誇り高きアイルランドの四地域からの叫び

アイルランドアイルランド

共に高く立ち上がろう

共に肩を並べてアイルランドの叫びを歌おう!

リンク曲から思い浮かぶあの日の自分
この曲を聞くと、今でも一年前のあの日のことが思い浮かぶ。定年退職を無事に果たし、5箇月ほどゆっくりと羽根を伸ばした。たったの5箇月だったが、数十年に渡るサラリーマン生活を客観的に捉え、若干心の垢も落ちた。そして、自分はこれからどんな職業に就こうかと思った時、名案が閃いた。それは今までのキャリアに一切こだわらず、夢を追い好きなことをやるということである。思い立ったら吉日、私はちょうど一年前の今日、隣県の山形の或る自動車学校に入校した。合宿制のパック(教習と朝と夜の食事と宿泊が全てセットになっている)を利用したのである。



中型8トン限定だった私が大型免許を得るには最短でも20時間の教習(実地のみ)を受けなければならない。教習で使われたのは11トン車(全長12メートル)である。以前乗ったことがある4トン車と比べて、幅もあるし内輪差も大きいので、コーナーを廻るときはかなり外にはみ出さなければならない。でも大きさにはすぐ馴れた。こうなってくると運転が愉しくて仕方なかった。そんな時鼻歌気分で口ずさんだのがこのアイルランズコールである。



ここが天童市にある宿である。ここには免許取得までの9日間のうち、8日間宿泊した。ビジネスホテルとはなっているが寮と言ったほうが近い。路上教習が中盤に差し掛かった際、或る心無い教官からぞんざいな口を利かれ気分を害したが、最短の20時間で無事に卒業した。(その後自動車学校側には文書で厳重に抗議した)



自動車学校の卒業証明書を持って、仙台市の免許センターで申請手続きをした。その際、深視力検査でヒヤッとしたが、二回目で何とか合格し、晴れて大型免許を手にした。6月20日のことだった。その後7月末に晴れて10トンダンプのドライバーとなったが、残念ながら或る事情があって、シートを降りることになったのである。

横町挨拶
今でも街中で大型車が通るのを見ると思わず目で追ってしまいます(笑)もう一度大型車のハンドルを握る機会が来るかどうかはわかりませんが、一年前に夢を追いかけ、たった一箇月でもそれを実現できたことは今でも心の中に輝いています。

収入や安定度から言ったら今の仕事(建設業の安全管理)のほうが勝っているのですが、それだけで仕事の価値観は決まりません。自分は人様から「あなたにとって夢のある仕事は?」と聞かれたら大型車のほうと答えることでしょう。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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