FC2ブログ
 National Anthems - Ireland vs England [6N Rd1 2019] 


アイルランド国歌「兵士の歌

我らは歌う兵士の歌
奮起する歌声と共に
燃えたぎる火を囲みながら
頭上の満点の星
戦いを待ち望み
夜明けの光を待ちながら
静かな夜の中
我らは兵士の歌を歌う
コーラス

我らは兵士、この命をアイルランドに捧げん
荒波を越え
自由を誓う
祖先の地に暴君はいらぬ
今宵 我らは命を賭けて
悲しみも幸福もアイルランドのために
大砲が轟き、銃声が鳴り響く中
我らは歌う兵士の歌

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アイルランドチームアンセム「アイルランズ・コール」
 
来たれ日よ時よ
来たれ力よ栄光よ
すでに答えはでている
我らが祖国の叫び
誇り高きアイルランドの四地域からの叫び
アイルランド アイルランド
共に高く立ち上がろう
共に肩を並べてアイルランドの叫びを歌おう 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アイルランドの二つの歌について
イングランドVSアイルランドのラグビーの国際試合前の国歌演奏である。お馴染みのイギリス国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」の演奏に続き、アイルランド国歌はその後の1分18秒から演奏される。観客の歓声と拍手が湧き上がる中でアイルランドの二つの国歌(厳密には国歌は「兵士の歌」で「アイルランズコール」はアンセム)が演奏される。アイルランド選手の表情をご覧頂きたい。実は彼らの国籍は二つの国家に跨っている。ラグビーの試合に限って、演奏は二曲(兵士の歌アイルランズコール)に及ぶ。地図をご覧頂きたい。

地図

北アイルランドはイングランド統治、アイルランド共和国はアイルランド統治の土地ゆえ、このチームは一般的な考えでは全く思いも付かない統一チームなのである。例え思想は違っていてもラグビーの試合において、彼らは一丸となる。ことアイルランドに関しては、「スポーツは思想を越える」と言ってもいいのかも知れない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

去る9月28日、ラグビーワールドカップにおいて、日本はまたしても歴史的快挙を遂げた。日本チームは2015年のワールドカップで強敵の南アフリカを破ったが、今回のアイルランド撃破もこれと甲乙つけがたい大金星であった。試合内容から言ってがっぷり四つに組んだ戦いぶりは、少しもまぐれという印象を抱かせない。正に堂々たる勝利であった。

1スクラム

この試合で感心したのは、アイルランドチームが負けたにも関わらず、友好の花道(二列になって日本チームに拍手を送った)を作って日本チームの勝利を祝したことである。スポーツによる親交は国境を越えると言われるが、正にその最たるものを感じたアイルランドチームの善意であった。その後日本チームがアイルランドチームに友好の花道を返して会場の拍手喝采を浴びた。この動画は既に百万回を超える再生を記録しているという。9月28日の試合後にアイルランドチームがとった行動には真のスポーツマンシップを感じて止まない。

2友好の花道

横町挨拶
私はアイルランズコールが好きです。それは思想の異なる二つの国家を一つに導くものであり、魂に響く曲だからです。特に「共に高く立ち上がろう!共に肩を並べてアイルランドの叫びを歌おう !」と言う部分には昨今の国際社会が求める共存共栄の精神(ダイバーシティー&インクルージョン)を強く感じます。

世界史を振り返れば、これまで民族は何度となく紛争と和解、或いは服従を繰り返して参りました。国が国家主義に走り過ぎれば、他国と摩擦を生ずるのは必然とも言えます。政治とスポーツは異なりますが、美しいスポーツマンシップは民族の心を揺り動かす原動力ともなり得ます。そういう意味で9月28日のラグビー世界選手権の場でとったアイルランドチームの行動(勝者を讃える:ノーサイドの極み)は素晴らしい気が致します。自分は民族の共存共栄を推し量るには仁が不可欠と捉えています。

本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

ブログランキング・地域情報・東北地区に参加しています。宜しければクリックをお願い致します。


3六百横町
関連記事

コメント

お早うございます、

日本チームの奇跡とも言える大金星でした、
試合後のアイルランドチームの友好の花道に感動しました、
北アイルランドとアイルランド共和國の統一チームの統制がスポーツを超えてアイルランド1国に
なる日を期待したいです、

URL | 雲MARU ID:-

雲MARUさん、ありがとうございます。

実は先月の28日、アイルランドが勝ったらアイルランズコールをリンクさせるつもりでした。それを改めて君が代をリンクしました。試合後に友好の花道の話を聞き感動しました。さすがに紳士の国と思いました。

アイルランズコールの歌詞の「共に高く立ち上がろう!共に肩を並べて…」のワンフレーズが我が国に向けられたものと捉えています。おはからいにより、本日も厚誼を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

横町利郎さん

アイルランドと北アイルランド
今は別の国ですね

でもチームは統一アイルランドだとは
知りませんでした

ラグビーの結束力は凄いです

勉強になります
紹介ありがとうございます。

URL | まりっぺ ID:-

こんにちは

アイルランドのことも
国歌のこともすべて横町さんのブログで知りましたね。
この基礎知識があると今回のラグビーも
数倍楽しめますね。

スポーツにはスポーツマンシップがあって当たり前ですが
なかなかアイルランドのようには行動できない国も多いですね。
ラグビーは素晴らしいスポーツですね。
感動しています。

URL | つや姫日記 ID:-

まりっぺさん、ありがとうございます。

過去に紛争に及んだ国同士がラグビーの試合で肩を組んで戦う。これは凄いことだと思います。他にはアパルトヘイトを廃止した後に作った(二つの曲の複合歌)である南アフリカ国歌も好きです。自分はラグビーをTVで観戦する際、必ず国歌斉唱から観ます。こうすることでのめり込む度合いが全く違います。国歌は国家の誇りの現われでもありますので、敬意を払うという意味もございます。

昨日は今回のW杯日本大会を意識してカテゴリー(書庫)を増設しました。国家も扱うブログとして特化を図りたい所存です。おはからいにより、本日もお励ましを頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

つや姫さん、ありがとうございます。

自分もそう思います。ここ毎日夜はラグビー観戦が続いていますが、今夜はニュージーランドVSカナダがあるので見逃せないところですね。(笑)ラグビー選手のフィジカルとメンタルの強さが秀でている気が致します。

日本チームはもちろん頑張って欲しいですね。約半数が外国人選手ですが、ようやく強豪外国チームと張り合えるレベルまできた気が致します。おはからいにより、本日もお志を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

ラグビーの精神は、いろんな意味で素晴らしいものがありますね…。
アイルランドの例も、その一つなのでしょうかね…。

URL | boubou ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

ラグビーの魅力にどっぷりと浸かりつつある昨今ですが、きっかけは国歌(YOU TUBEで各国の国歌を聴く上で最も感動に至るのがW杯ラグビーの試合前の国歌斉唱(吹奏)であるのに気づき、国の成り立ちや国柄の違いを肌で感じダイバーシティー振りに触れ、それなら試合を観てやろうという気になったのです。

アルゼンチン国歌演奏の場面などは思いつめた表情で、中には涙ぐんで歌う選手もおり、その歌詞の過激さと愛国心が尋常でないのを感じる一方、このアイルランドアンセムなどは思想の違いを越えて肩を組む姿が美しく、ここに大きな感動を抱きます。国歌ブログは殆ど見当たりませんが、自分はこれを扱うことが拙ブログの特化に値するものと考え、将来的にも取り組んで参りたい所存です。

さて、ラグビーの精神で美しいのは、何と言ってもノーサイドになって両軍の奮闘振りをお互いに讃えあう選手同士の魂の触れ合いでないでしょうか?競技の性質上乱闘と紙一重となる傾向のあるラグビーですが、試合を離れれば一個の人間同士で互いを尊敬しあう。この精神を実生活に重ねる今の自分にございます。

お陰様で、本日もお励ましを頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

横町利郎様

連日ラグビーをテレビで観戦しております。
アイルランドの作った友好の花道素晴らしいです。
これまではラグビーとはあまり親しみがなかったのですが
今回のワールドカップで応援するようになりました。
早い試合展開と体を張った結束力のある頭脳プレー
とても面白いです。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

アイルランドチームは元々好きなチームでしたが、今回の友好の花道で益々好きになりました。今回のW杯では演奏されなかった兵士の歌もリンクしましたが、アンセムの「アイルランズコール」との対照を感じております。思想の異なる者同士がスポーツの場で肩を組んで歌う。そして力を合わせて戦う。これは何度見ても感動ものです。インクルージョンの極致とも思っています。

おはからいにより、本日もお励ましを頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)