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9月20日から始まったラグビーワールドカップ日本大会は昨日イングランド対南アフリカの決勝戦が行われ、南アフリカが勝った。日本はベスト8まで進出したが、世界の壁は厚かった。

1トーナメント

スコアこそ32対12と20点の差がついたが、後半の中盤までは拮抗したいい勝負だった。イングランドに至っては一回もトライを奪えず、フラストレーションのたまる展開であった。

2数字の記録

後半開始早々(44分過ぎ)スクラムでイングランドを圧倒する南アフリカ。イングランドはプロッブのカイル・シンクラーが開始早々脳震盪を起こし、出場不能となったのが痛かった。

3スクラム

ラグビーにとってスクラムを制するという意義は非常に大きい。イングランドの反則を誘い「やったぞ!」という表情を見せるキャプテンのシヤ・コリシ。(左)

4表情

あちこちで肉弾戦が展開され、試合開始直後から怪我人が続出する凄惨な試合運びとなった。イングランドの巨漢ロックのコートニー・ローズに強烈なタックルをかける南アフリカフッカーのボンギ・ンボナンビ。フィジカルが強いと言われる南アフリカの原動力はずばり黒人パワーという気がする。

南アフリカは守りに回っても強く、前半終了間際にあと数十センチでトライにまで持ち込んだイングランドを分厚い壁で跳ね返し、終わってみればイングランドはノートライとなった。

5強烈なタックル

65分には南アフリカのチェスリン・コルビのトリッキーなランでダメ押しのトライを奪った。コルビの華麗なステップ(フェイント)は南アフリカの愛称「スプリングボグス」の由来となった’スプリングボック’(ガゼル属の草食動物で敏捷性に優れる)のようなフットワークの軽さを連想させるものであった。

6チェスリン・コルビクイックモーション

80分が過ぎてついにタイムアップ。歓喜を全身で表す選手の中で男泣きするナンバーエイトのドゥエイン・フェルミューレンの姿が印象に残った。南アフリカのコリシキャプテンはインタビューでこう語った「私たちの国はいろいろな問題を抱えていますが、ラグビーに勝つことで国民は争いごとを止めるのです」と。

7コリシ主将

破れたイングランドではマロ・イトジェが銀メダルのを首にかけられるのを拒み手で受け取って物議を醸し出している。一度首にかけてもらったメダルを外すのは自由だが、首にかけられるのを拒否した行為はラグビーの精神で謳われる「品位」の保持に反するもので、いくらなんでも行き過ぎである。

イングランドチームではシンクラーの脳震盪(グランドに後頭部を強打)による戦線離脱を含めて、純白のユニフォームを鮮血で赤く染めた選手も見られ、正に壮絶な死闘を思わせる試合であった。

8マロ・イトジェ

ワールドカップラグビー日本大会を終えて

一箇月半にも渡って展開されたワールドカップラグビー日本大会でしたが、決勝戦は有終の美を飾るに相応しい内容の試合でした。この競技はモチベーションが占める割合が特に高く、格闘技系の要素が極めて強い球技であることを再確認した気が致します。

例えばロッカールームから出てグランドに向う際、先頭のキャプテンが走り出すと、その後の選手も走り出す。これはチームが一丸になっている証であり、清々しいものを感じます。フィジカルだけでなくメンタルもタフでないととても務まらないのがラグビーですが、新卒者を採用する企業がラグビー経験者を採用したがる心理よく理解できる気が致します。

そしてノーサイドの美しさ(敵味方がお互いの健闘を讃えあいハグや握手を交わす)は他のスポーツではなかなか見い出せないものを感じます。今回のW杯日本大会開催を機にラグビーが好きになった人も多いと捉えています。

セカンドライフを送る自分としてはラグビーという競技の精神に感化されたものが多く、元々根底に存在していた武士道(相手を敬いつつ、何事も誠実に振舞う)とも重なりました。そういう意味で非常に大きな契機に繋がった今回のW杯日本大会でした。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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9六百横町
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