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今日から年末年始の9連休に入った。連休は初日が肝心。私が真っ先に向かったのは、いつも通勤で通る一番町商店街である。時刻は8時を回ったばかり。気温が3度とかなり低いが、アーケード街に朝日が差し込んで気持ちがよい。幸先のいい連休スタートに私の胸は高鳴った。いつもは出勤のサラリーマンで混雑する一番町だが、きょうはガラガラであった。

1青空

商店街には早くも「迎春」の提灯が飾られ、一足早く正月気分に浸った。今年の仙台の初売りは1月2日である。

3迎春だ

ホームグランドのサンマルクカフェ仙台一番町店。この店に私は一年のうち、140日は通っている。目的は読書と執筆活動である。ものを書くことは常に新たなことを受け入れ、自分の感性をフレッシュな状態に置くことが大切である。

4マルクカフェ

いつもは7時開店だが、土曜日である本日は8時開店である。それでもほぼ一番乗りであった。ほぼと申し上げたのは、顔馴染みの帽子を被った女性(六十代後半くらい)と同時に入店したからである。いつもは会釈を交わすだけの間柄だが、広瀬通の信号待ちの間、思い切って私はこう切り出した。

「いつも仕事をされているように見えるのですが、何か創作活動でもされているのですか?」これに対して女性から意外な答えが返ってきた。「私は衣装デザイナーをやっています」どうやら、このカフェで服のデザインの構想を練っているらしい。

帽子の女性は更にこう続けた。「私は大晦日から元旦にかけて海を見るのが毎年楽しみなのです」聞けば松島(日本三景の一つで仙台から電車で30分)の海を見に行っているらしい。取り留めのない世間話は店に入るまでで終わりである。女性のお気に入りの席は中庭が眺められる席(入口から一番奥の席)で、私の席はいつも決まって室の中央である。

私は女性とのそんなやり取りからシャーロック・ホームズの兄であるマイクロフト・ホームズが毎日通うロンドンの風変わりなクラブを連想した。そのクラブは店内で会員同士の会話を一切禁止しているのである。このサンマルク・カフェにはそんな決まりごとなど、もちろんないのだが自分の席についてしまうと、正にロンドンの風変わりなクラブに酷似したシチュエーションに化すのである。

5室内

私は読みかけの本をおもむろにテーブルに並べた。酒談義(左上)という変った題の本があるが、これはかの吉田茂首相の息子である吉田健一の著作である。吉田健一は酒好きの作家として有名だが、酒に関する随筆が数十にも及ぶのには驚くものがある。同時進行で読んでいるのは郷土史や古典の本である。

読むのが疲れたら、まどろむに限る。なにせ頭の後ろのちょうどいい場所に壁があるのである(笑)そして数分して起きたらおもむろに再び読み出す。このようなことを何度でも繰り返せるのは休日ならではのことである。いつもなら出勤時間が気になる読書がこのような状況下で出来るのは大変有り難いことである。

6読書

カフェには1時間10分ほど滞在した。カフェを出て少し一番町を歩いてみた。デパートなどは10時開店ゆえ、年末商戦の風情を感じるには少し早いようだ。

7一番町

一番町から逸れ、国分町(東北一の歓楽街)に足を運んだ。正月飾り(門松)が飾られている。一足早く縁起のいいものを見たのは至福であった。

8門松

横町挨拶
本日は9連休初日の解放感に浸って参りました。正に非日常的な風情を満喫した気が致します。晴天に恵まれたのも幸いでしたが、街歩きによって自分の好奇心と波長の合うものを発見できた点に大変満足しています。ウォーキングのトータルの距離としては6キロくらいで、これも及第点と捉えています。

連休初日としてはいいスタートを切ったと言えるのでないでしょうか?天気予報に目を向けますれば、年明けに寒波が到来し雪が降るような気配となっているようです。冬場ゆえ、とにかく天気のいい日には長い距離を歩くことを心掛けたい所存です。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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9六百横町
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