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本日の仙台の最高気温は4度と寒かった。朝からみぞれの降る中、私が向かったのは仙台の都心部である。この建物は東北農政協などが入った合同庁舎だが、真向かいには県庁がある。私の服装は上が薄いコート、下が通気性に優れたナイロン製のヤッケ、履物は長靴、帽子が百均の山高帽(ビニール製のため防水)である。(笑)

1農政局

寒いのでじっとしていられない。とにかくひたすら歩くのみである。前方の幅の広いビルが定禅寺通と勾当台通の交差点に位置する141ビルである。

2勾当台141方面

本日からカテゴリーを更に一つ追加した。「番ブラ」である。これは仙台人でないとわからない言葉で一番町をぶらつくという意味である。ここは仙台三越前である。一番町を行き交う人も心なしか寒そうである。

3三越前

広瀬通との交差点まで来た。ここからは全天候型アーケードなので傘は用がない。一番町や中央通は両側が商店街なので食事、買い物には一切不自由することがない。またネットカフェも数軒あり、時間を潰すにも事欠かないのは大変有難いことである。この後、出入りのカフェであるサンマルクカフェ仙台一番町店に行って、読書で1時間半ほど滞在した。

6広瀬通アーケード

時計はAM11時40分を指している。人気の飲食店は混んでいるので、これを避け立ち食いソバ店(そばの神田)に入ることにした。比較的にリーズナブルで待ち時間がほとんどないのも魅力である。

4そばの神田

身も凍えるような寒さの日には何といっても温かいそば(ラーメン)が有難い。私がオーダーしたのはカレーそば(税込み¥390)である。カレーがどろっとしていてそばによく絡む。個性的なメニューながら、かき揚げそばと並ぶお気に入りのメニューである。

5カレーそば

カレーそばを食べ、体も温まったのでメディアテーク(仙台市青葉区図書館)に向かった。この部屋は2階の視聴覚コーナーである。平日とあって六十代後半以降と見られるリタイヤ組が多かった。

7視聴覚コーナー

私が観た映画(VHSビデオ版)は昭和26年上映の「武蔵野夫人」(原作:大岡昇平、演出:溝口健二、主演:田中絹代)である。自然豊かな戦後の武蔵野を舞台に繰り広げられる男女の恋愛模様が大ヒットした作品である。(ポスターに出ている五人の俳優の全員が今は故人)

8ポスター

ヒロインの田中絹代演ずる秋山道子と片山明彦演ずる大野勉。従兄弟同士の禁断の恋愛が大きなテーマ(家を守るか?禁断に恋に走るか?)だが、このあたりが如何にも大らかな時代を思わせるものがある。

70年も前とは言え、今ではすっかり都市化が進んだ武蔵野に、このような場所があったのは極めて興味深い気がする。子役を除いて出演者のほぼ全員が故人となったようで、やや虚しさを感じなくもないが、映画の良さは、演じた俳優があたかも今も生きているという印象を鑑賞者に与えることである。

9ロケ

横町挨拶
ディレッタンティズム(学問や芸術を趣味として愛好すること)という言葉がございます。これは学者視点でアマチュアの愛好家を見下げる言葉として使われるようです。「あなたたちは気楽でいいなあ」というニュアンスも含まれるわけですが、創作家の多くがその対象となります。これは自分にも当てはまるもので、本日の番ブラなどは「ディレッタンティズムとは何か?」を改めて考えさせるものでした。

一番町はそういう意味で大変魅力的な場所(但しビデオを観たメディアテークは一番町ではありませんが…)です。今でさえなくなりましたが、昭和の頃は映画館もかなりあり、この地域一帯がデレッタンティズムにあふれたスポットでした。自分はそんな一番町を心から愛しています。然らば、これからも一番町の存在感を「番ブラ」というカテゴリーに掲載したいと考えております。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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10六百横町
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