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 武田邦彦】今ではあの国の顔色を窺いお金に貪欲になり過ぎた日本人への制裁なのかも 


リンク動画について
本日は武田邦彦氏(中部大学特認教授)のブログ(本人はYOU TUBEで御託を並べるのをもって、ブログと表現している)からの引用である。武田氏は科学者(工学)でありながら、文学や哲学、歴史に至るまで幅広い知識を有している。このYOU TUBEは彼の数あるブログの中で特にシンパシーを感じたゆえ、リンクした次第である。

武田氏は人間裕福であることが必ずしも幸福でないのを通り越し、衣食住に必要な分だけ金があれば十分と述べている。大学教授でテレビ出演などで忙しい彼がそう述べると説得力に欠けるのかも知れないが、動画を見ていると彼がとても偽善者とは思えないのである。(私には彼が善人であり、本心でそう述べているように聞こえる)

武田氏は日本人であることを誇りに思っている。そして日本の過去の精神の崇高さが際立っていて、唯一アジアにあって植民地化されなかった理由を「常に公を思い、私に走らない精神」にあるとしている。これは司馬遼太郎もよく述べていた言葉である。

現在、儒教国と言われる国は東アジアに数箇国(中国、南北朝鮮、日本…)あるが、この中で日本の儒教は武士道と深く結びつき、独自の道を歩んできた。大御所の中国が共産化されたことで儒教が否定されたことがあったが、日本においては徳川時代に武家社会を司るイデオロギーとして使われ、明治維新を経た後においてもそのまま国民の中に深く浸透してしまった感がある。

1花と武田氏

武田氏の述べていることに近い言葉を論語で探してみた。「疎食を食らい水を飲み、枕がないので肘を曲げて枕の代わりとする。そんな生活でも幸福は得られる。」という教訓である。武田氏によると第二次世界大戦以降の日本は米軍の占領ですっかり欧米化され、昔の清らかな精神が失われていったという。

今の日本は急激に経済力をつけてきた中国の顔色を窺い、アイデンティティーを失ってしまい、かつての余計な金は要らないという国民性が廃れ、負の代償として安全性や快適性を損なう結果になったと武田氏は述べている。

2疎食を食らい水を飲み

横町コメント
最近、武田邦彦氏の動画(ブログ)をよく見ています。全部が全部ではありませんが、その中で自分の考えに近いというものがあります。冒頭で彼を「知らないことを調べた上で、新たな知識を得ることが楽しみだ」と言っておられましたが、これは自分も同感の極みです。そして感心するのは彼はあまり面子にこだわらず、真の科学者らしく間違っていたことを即認めるという謙虚さを持ち合わせていることです。

君子は豹変す」とは、まさに彼のような振る舞いを指すのだと考えています。彼のブログは機会があったらまた追いかけて行きたい所存です。

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3六百横町
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コメント

老子の「知足者富」(足るを知る者は富む)という言葉も同じような意味と思います…。
人間の欲望は際限がない、それをどんどん追い求めると、心は安らぐことはない…。
幸せは、絶対評価ではなく、個々の心持ちの中にあって、他の人から見て、一見不幸に見える人が、何であの人はあんなに幸せそうな顔をしているのだろうということと同じだと思います…。

URL | boubou ID:-

こんばんは

大変難しいテーマと感じます。
儒教の教えが浸透していたと誤解していた
国もあると感じています。
今後をじっくりと見てからでも遅くない
ように想います。

URL | ichan ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

武田邦彦氏は失礼ながら、最初は変わったかただなという印象だけでしたが、YOU TUBE投稿の多くに触れるに従い、徳を持ち合わせた科学者という印象を強めています。江戸時代の儒者である三浦梅園も述べているように、やはり知識を有する者は徳を磨かねばならないと痛感致します。

武田氏は話の節々に知識に貪欲な部分が見え隠れしますが、孫のことや庭木の手入れをする話をするなど人間味にあふれた人となりを抱かせます。全てとは言いませんが、YOU TUBEでの彼の話は当初と比べてだいぶ耳に順う部分が多くなってきた気が致します。

本日も有意義な御意見を賜りました。コメントを頂きありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

武田氏の述べることは異論も多いようです。(書き込みも結構あるようです)彼のいい部分は人の話をよく聞くところで、面子にこだわらない点(過ちを素直に認めるスタンスを有している)と捉えています。

今の多くの政治家に欠けているのは「君子は豹変す」であり、己の保身にばかり捉われることです。彼は政治家ではありませんが、自分と考えが近いものがあり、最近よくYOU TUBEを聞いています。人の話を聞くことの重視は自分も座右の銘とする部分です。

儒教には批判論も存在しますが、自分は肯定派で、身をもって日常生活に取り入れております。本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

お早うございます、

良い時代に産まれ良い時代に働き良い時代に定年を
迎えた自分には平和ボケしています、
ある程度の蓄えと家と子供も育った平均的な日本人
が多い気がします、
暫くはコロナ騒ぎで経済が落ち込むでしょうね、
そんな時に武田氏の述べてる言葉が実感しそうです、

URL | 雲MARU ID:-

横町利郎さん

武田さんは、「ほんまでっかTV」に
よく出演されている方ですね

日本人と朝鮮民族の違いなどを
分かり易くコメントした記憶が...

これからもよろしくお願いします

URL | まりっぺ ID:-

動画を見て思い出しました

舞台は羽田空港ですから四十年以上前の話です。
ヨーロッパの首相夫妻(たぶんイギリス)が国賓として来日した時、首相夫人は日本に敬意を表して真珠のネックレスを付けて羽田に降り立ちました。
空港で、そのネックレスの糸が切れ、大粒の真珠がこぼれて広がり落ちました。警備の警察官たちが、いっせいに拾いだし、夫人はネックレスを失ったことにがっかりしたそうです。
ところが、宿泊するホテルの部屋に入ると、真珠が一粒残らず届いていたことにびっくりしたとか。
日本以外の国では、たとえ拾ったのが警察官といえども、まずあり得ないことのようです。

その話を聞いて、多くの日本人が驚きました。
警察官が拾ったのなら届いて当たり前。
それが日本人の常識でしたから。

こんばんは~♬

武田氏は、テレビのコメンテーターとして、
時々見かけますが、そうなんですね。
わたしも気にかけて見るようにします。
また、新しい発見がありましたら教えて下さい。

URL | 布遊 ID:-

雲MARUさん、ありがとうございます。

武田邦彦氏は科学者でありながら、確固とした哲学を持っています。全てではありませんが、自分も共鳴するところがあり、このところ動画ブログを観ています。三密への考察など鋭い風刺は特に見逃せないところですが、音声を何度も継ぎ合わせ、シリーズでどんどん更新しているようなので、よく解釈すれば視聴者への配慮と捉えています。

但し、新型コロナウイルス感染者を一桁間違え、その動画を消さないなどは感心しません。これだけで彼の動画を見ないでしまうかたも多いと思います。しかしながら、人は神仏に非ず。そのようなことに目を瞑ってでも、彼の言っていることに耳を傾けたいと思う昨今です。

本日も有意義な御意見を賜りました。ありがとうございます。

まりっぺさん、ありがとうございます。

武田氏は個性派ですが、偏った情報に行かない意味で、彼の動画ブログを観ています。ビルゲイツ財団とホワイトハウスとWHOは同一の経済基盤とのことで、フォーラム201(2019年11月18日にジョンズホプキンス大学主催)開催が新型コロナウイルス感染拡大の一箇月前に開かれていたことを堂々と述べるなど、風当たりを考えないスタンスに真の科学者魂を重ねます。

「日本人はもっと別な視点を持たないと騙されかねませんよ。」意図として彼はそう言いたいのだと受け止めております。自分も含め「余計な金は要らない」とはなかなか言えませんが、彼が言うと不思議と本心なのでは?とも考えてしまいます。(笑)

ちなみに緊急事態宣言で自粛している時、武田氏は庭木の手入れなどをして過ごしたと言います。学者らしからぬざっくばらんなところも人気の秘訣と捉えています。本日も有意義な話題を提起して頂きました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

しのぶもじずり さん、ありがとうございます。

今回の第一波(敢えてそう呼ばせて頂きます)による緊急事態宣言が出された際、強制力がない施行に際し、海外は「そんな生ぬるい態度で感染拡大が防げるのか?」と疑問を投げかけたようですが、これは日本人の本質を知らないから発したコメントと捉えています。

司馬遼太郎は日本国民のことを「常に公の中で自分がどうあるべきか?を模索する」としていますが、その元を辿れば武家社会でイデオロギーとなった儒教(幕府で言えば朱子学)に行き着きます。この思想は明治維新後も尾を引き、残念ながらナショナリズムにも影響を及ぼし、やがて太平洋戦争の帝国主義にも使われました。そのような苦い経験にも関わらず、日本人の大半は象徴としての天皇を認め、欧米などの個人主義思想と一定の距離を置いています。これが今回の強制力のない自粛を成功に導いた根源と考えています。

しのぶもじずり様のお話を聞き、自分はそのようなものを感じました。ご教示に深く感謝しております。ご配慮により、本日も有意義な話題を提起して頂きました。コメントを頂きありがとうございます。

布遊さん、ありがとうございます。

やせ我慢して「余計な金は要らない」と言ってみたいのですが、自分はなかなか言えそうもありません(笑)それをさらりと言ってのける武田邦彦氏に人間的な魅力を感じます。徳のない識者は世に掃いて捨てるほどいますが、彼は謙虚でありながら、時に爆弾発言もします。

毎週金曜の虎ノ門ニュースでは須田慎一郎氏との噛み合いが絶妙で、居島一平氏の司会もあり、ハイブリットなものを重ねつつ、楽しみに見させて頂いています。
武田氏は人間味にあふれていて、敢えてそれを隠そうとしないところ(弱みを見せてはならないとは思っていないと推察)に、自分の人生観と重なるところを感じます。こちらこそ布遊様からのご教示をお待ちしています。

本日も有意義な話題を提起して頂きました。ご配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。

武田氏の述べている「余計な金は要らない」
その通りかもしれません。
テレビで時々見かけます。私に走らない精神
論語も同じような意味ですね。
人の幸せはお金ではないその人故人の心の中にあるものと思います。
大変難しいお話ですが謙虚さも持ち合わせて
人を引き付ける術も知っている人の様ですね。
有意義な記事を拝見しました。
ありがとうございます。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

山本周五郎の作品は私のゾーンでもあり、影響を受けた気が致します。自分は2014年の1月9日(ヤフーブログ時代に遡ります)に『「松の花」に見る我が国の良妻賢母像』という記事を書いています。
https://gbvx257.blog.fc2.com/blog-entry-1302.html

『松の花』の概略としては紀州徳川家の千石取りの家老である佐野藤右衛門が妻を亡くした際、生前の妻の美徳(質素倹約、主君や臣下の者への配慮などに見る内助の功)を始めて知り、その存在の大きさに感動し、「妻の没後、暫くを経た彼の脳裏にあたかも春風のような妻の笑顔が蘇ってくる」という名文を残しています。

恐らく武田邦彦氏もこのような作品の存在を知り、周五郎の言わんとする日本人女性の内面の美しさにシンパシーを感じたものと捉えています。本来であれば工学者の武田氏がこれだけ文学や歴史に詳しいのは驚きですが、彼は過去においてアイヌ民族の研究を手掛けているようで、昨日はそれを語ったYOU TUBEも視聴しました。

謙虚な彼の人となりに、益々魅力を感じている昨今です。本日もお志を頂戴しました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

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