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 特番『米国の対中国政策とEPN、動き出す日本のインテリ ジェンス』ゲスト:評論家 江崎道朗氏 


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今回も松田政策研究所チャンネルより引用させて頂いた。ゲストは評論家の江崎道朗氏である。江崎氏は自著である『インテリジェンスと保守自由主義』を紹介した上で、これからの中国とどう向き合うべきかを述べている。ところどころに難しいカタカナ文字が出てくるが、図を掲げながらわかりやすく大筋をお伝えしたい。

本題に入る前に名目GDP(国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額を表わす指標で、その年に生産された財やサービスについて、それぞれの付加価値を足し合わせて算出しする数値)の世界ランキングをご覧頂きたい。

ダントツでアメリカ、二番目に中国が続き、日本は3位になっている。中国の経済力は大雑把に言ってアメリカの三分の二、日本の三倍弱で侮れないものを感じる。ちなみに中国の軍事力はアメリカの三分の一とも言われている。

1名目GDPランキング

これが国民一人当たりのGDPとなるとまったく違ってくる。アメリカは7位、日本に至っては23位、中国は影も形もないのである。国民一人当たりのGDPこそ、国の豊かさを表す指標と言える気がする。人口が少ない国が上位に来ているが、アメリカや日本の順位は貧富の差が大きいことを示すものと捉えたい。民度を言い換えれば愛国心とも取れるが、上位の国は軒並み民度が高いと私は感じている。

2一人当たりGDP

アメリカが離脱した今のTPP環太平洋経済連携協定)は日本がリーダー的存在となっている。

3環太平洋パートナーシップ協定

これに対抗するのが中国の掲げる一帯一路構想である。ヨーロッパではイタリアやフランス、ドイツがこの中に加わっている。GDP2位を活かし幅を利かせているのである。但し中国は新興国トップのインドとの関係が上手く行ってない。新型コロナウイルスに際し世界の二極化が叫ばれているが、インドの存在は極めて大きい気がする。インドが西側陣営につくことでシーソーが西側に傾くこと必定である。

4一帯一路構想

ダイヤモンド構想は安倍首相が掲げた安全保障構想であるが、アメリカのみならず、インドとオーストラリアも連携に含めている。オーストラリアはTPPにも属していて、日本にとっては頼れる隣人と考えていいようだ。

5ダイヤモンド構想

EPN(対中国経済ブロック構想)が生まれた背景を図で説明したい。中国はコンプライアンスを無視する国なので、これに対抗するにはファーウェイ(HUAWEI)などのハイテク企業を封じ込める必要がある。アメリカを始めとした陣営は今後も中国とは関わるものの、ローテクや下請け、孫請けを除いては付き合えないという方針を示すものである。ましてや軍事テクノロジーに関しては猶更である。日本はこれに際し肯定的見解を示している。

6EPN構想が生まれた背景

アメリカは現在のG7にロシア、韓国、オーストラリア、韓国、インド、ブラジルの五箇国を加えようとしている。これが実現すればG12になる。日本は韓国の参加に異議を唱えている。慰安婦問題、徴用工控訴問題…と理由については今更説明するまでもないことだろう。G11かG12かはわからないが、概ねこの顔ぶれこそがアメリカの唱えるEPN構想(中国包囲網)と考えていい。

7G7拡大構想

横町コメント
サムスン電子を擁する韓国は、果たしてアメリカの言うことを聞くのでしょうか?(部品をファーウェイに売ることは、断固として阻止しなければなりません)江崎氏は詰将棋(綿密な順序があってこそ、中国を追い込めることができる)と言っていましたが、一気に中国を追い込まず、包囲網を形成し、じわりじわり追い込むのが得策と考えています。

西側陣営はそれに向かって着々と準備を進めている段階のようです。然らば順を省略することなく、恙なく進めてもらいたいものです。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。ブログランキング・地域情報・東北地区に参加しています。宜しければクリックをお願い致します。
  

8七百横町
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