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 上久保靖彦×小川榮太郎 抗体検査と免疫について-ここまでわかった新型コロナ- 


リンク動画について
文芸評論家の小川榮太郎はだいぶ前から新型コロナに関して政府や自治体やメディアの対応が適切でないと訴えている。その大きな理由として、我が国ではだいぶ前から新型コロナに対する集団免疫が出来ていることを挙げている。7月末にWill増刊号でも取り上げたが、当初は半信半疑だった京都大学の上久保靖彦教授の「集団免疫確立理論」が単なる理論でなく、実際に証明されたとしている。

上久保教授の理論は免疫学の権威である順天堂大学の奥村康教授も支持をしているが、この動画ではは、東京理科大学の村上康文教授の免疫グロブリン(Igから始まる獲得免疫)の分析(8月13日発表)で、5月末の時点で首都圏で集めた被験者(10代~80代のボランティア362名)のほとんどの人が既感染であることをエビデンスとして、上久保教授の集団免疫確立が改めて実証されたことを伝えている。

1出演者

御覧の通り、免疫には自然免疫と獲得免疫があるが、自然免疫は調べるのが難しいという。これに対して獲得免疫は様々な検査(PCR検査、抗体検査、抗原検査)で調べることが可能である。侵入してきたコロナウイルスに自然免疫が立ち向かい、ヘルパーT細胞に報告することでキラーT細胞やB細胞に指令が行くことになる。

順天堂大学の奥村教授はT細胞を軍隊、B細胞を高性能の兵器のようなものだと述べている。「ミクロ決死隊」の如く、或いは「難攻不落の堅城」に張り巡らされた堀や土塁の如く、我々の体内では二重にも三重にも張り巡らされた免疫機能がウイルスを水際で防いでいるのである。

2免疫模式図

基礎知識として動画に登場する免疫グロブリン(Igから始まる獲得免疫)の三種類について説明したい。新型コロナウイルスに初めて感染した場合、先ずはIgMが働きB細胞を作ろうとする。この時はウイルスを弱らせる為に発熱を促すのである。その後、若干のタイムラグを経てIgGやIgAが作られることになる。この段階で自然免疫が弱い状態(高齢や基礎疾患がある場合)にあれば、最悪の場合重症化することになる。

3IGの用語解説

下のグラフを見て頂きたい。新型コロナに初めて罹った場合と再感染した場合は、抗体の上昇の仕方が全く違うのである。東京理科大学の村上康文教授はこの原理を使って被験者が初感染か、既感染なのかを見分けることが可能としているのである。

4初観戦と再感染のパターンの違い

結果から先に言えば、日本人のほどんどは右側の再感染(既感染)パターンとなっているのである。獲得した免疫は徐々に落ちるので、上久保教授は再曝露によるブースター効果を得る必要があるとしている。(マスク着用や三密回避、ソーシャルディスタンス確保はかえって逆効果)

5初感染と再感染の比較

下のグラフを見て頂きたい。東京理科大学の村上康文教授は入院・感染者である一人を除いて被験者85人のうち、84人が既感染としている。

6東京での検査

実は陽性と陰性をどこで判断するのかが問題であるという。即ち、安全側に見るのか、楽観側に見るのかで「カットオフ値」が変わってくるのである。一般的には二つの山(非感染群と感染群)の交わる点を「カットオフ値」に設定することが多いという。

7カットオフ値

小川榮太郎氏は現在の問題点として次のことを挙げている。実際には収束段階(終息ではありません)に入った我が国の新型コロナに対して、国民一人一人が正しい知識を持たないと、不正確な誤った情報にただ振り回されることになるとしている。

8小川榮太郎氏の述べる現在の問題点

横町コメント
上久保教授の説明はおわかりになりましたでしょうか?専門的で非常に難しい理論ですが、なるべく素人にもわかりやすく噛み砕いておられる点に、私は学者としての誠意を感じました。まだまだ理解されたとは言えない新型コロナの集団免疫確立説ですが、9月末には更なる発表の場を用意しているようです。政府はもちろんこれらの流れを十分知っており、GO TOキャンペーンなど既に政策に反映しています。

皆さんはどう思われたでしょうか?共同研究でない複数の学者が異なった手法で分析を行った結果、我が国民が新型コロナが既感染であるのをを実証できたことで、集団免疫が確立しているのは間違いない気が致します。小川榮太郎氏や松田学氏は専攻が文科系でコロナウイルスに関しては素人ですが、早くからこれに気づいて何度も情報を発信しています。ここまで火を見るようなエビデンス(証拠)を突き付けられては反論も難しい気がしています。感想などをお寄せ頂ければ幸いに存じます。

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