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 ELGAR POMP & CIRCUMSTANCE MARCH No. 1 - ROYAL ALBERT HALL ORGAN 


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今宵はエドワード・エルガー作曲の「威風堂々」を聞きながら、過ぎ去った今週を振り返っている。執務を優先するあまり、休みは取れなかったが二日間の半ドンをもってこれにあてた。今の若い人に半ドンと言ってもピンと来ないのかも知れないが、昭和の頃はごく当たり前のように、土曜日は12時までの勤務であった。

もっとも建設業の第一線で働いていた自分には、土曜日の半ドンなどさほど関係ない制度(3Kが当たり前の時代)であった。内勤者と外勤者のギャップが大きかったわけだが、会社は第一線で働いている人間を大事に扱ってくれた。それがなければこんなきつい仕事など長く続かなかったことだろう。

誰が何と言っても「俺が会社を養っている!」という自負心はあったが、これを面と向かって表す者は徐々に淘汰されていった。やはり「謙譲は美徳」という精神は今でも我が国民の心の奥底に確と根付いているのである。出る杭は打たれるというが、これは今でも同じである。但し、打たれるのを恐れて、全く出ないでいるのはもっとまずい。「あいつは積極性がない人間だ」というレッテルを貼られるからである。日本のサラリーマンは組織の中で、常に中庸を模索することで自分の立ち位置を確保できると私は考えている。

夏目漱石の言葉を借りれば「智に働けば角が立つ、情に掉させば流される。」ということになるが、二者択一で「あなたはこの二つのうち、どちらを選ぶのか?」と問われれば、迷わず出る杭(智に働くほう)を選ぶことだろう。智に働いたがゆえに煮え湯を飲まされたこと数えきれず…現役時代の思い出として思い浮かぶのはそんな苦いことが圧倒的に多い。その場で魂を売ればどんなに楽になったことだろう…それでも私は頑なに魂を売るのを頑なに拒んだ。

「あいつは協調性がない、意地を張ってばかりいて使い難い。」そんな理由で私はいつの間にか組織の中で浮き、一匹狼となっていった。気づいたときに、自分は窮地に立たされていた。そんな時によく聞いた曲がエルガーの「威風堂々」であった。年を経るにつれすっかり角が取れた自分だが、あの時の魂を売らなかったは少しも後悔していない。今宵、パイプオルガンの名手であるジョナサン・スコットの奏でる「威風堂々」に過ぎ去りし我が人生を思い浮かべるわけだが、働き方改革がもう少し早い時期に行われていれば、自分の人生は劇的に変わったのかも知れない。

仁を欠く若い上司が上役におさまった際、自分は大いに悩んだが、魂を売らなくて本当に良かったと再認識するのである。根底にあるのは儒教で言う「年長者の思いやりに欠ける」のは人間として未熟であるということである。逆に例え年少者の上司であっても年長者への配慮が行き届いていたならば、私は自ら心を開いたに相違ない。俗っぽい話になるが、今宵はそんな取り留めもないことを考えながら、ウイークエンドのひと時に安堵と至福を噛みしめている。合わせる酒はウイスキーのオンザロックである。

要は迷いを生じてもそれを一切表情に表すことなくポーカーフェイスを装うことである。駆け引きにおいて表情を表すことは敗北を意味する。その道理さえ弁えれば、このような難局を潜り抜けることさえ容易となることであろう。

0Sir Edward Elgar

さて、本日は行きつけのカフェの中庭の植栽である「ツリバナ」のことを取り上げたい。本日AM7時前に青葉区一番町で撮影。どうもこの辻はブロ友様である暇人ityさん(ヤフーブログ時代からのお付き合いで、今はLivedoorブログ運営)http://himajinity.livedoor.blog/の動線の近くにも当たっているらしい。

1二つのカフェ

7時きっかりにサンマルクカフェ仙台一番町店に入店した私は、真っ先に突き当たりの中庭に向かった。気になっているツリバナの木を見るためである。

2遠距離

ここ数日で多くの赤い実が弾け、劇的な変貌を遂げた感がある。くす玉を彷彿とさせる外観には尋常でないインパクトを重ねる。

3ズーム

くす玉という表現だけでこのツリバナを表現するには舌足らず。自分が本日感じたのは空軍のパラシュート部隊が地上に落下する様である。

4ズーム

横町コメント
顔なじみの客である衣装デザイナーや、サンマルクカフェ仙台一番町店の店長とはいつもこの赤い実の話で盛り上がっています(笑)共通の話題をもたらしてくれた同店のツリバナの木には、改めて感謝したい所存です。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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5七百横町
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