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VIVALDI - LUTE / GUITAR CONCERTO IN D MAJOR - ORGAN SOLO ARR. JONATHAN SCOTT


リンク曲について
今宵は週の中休みのささやかな前夜祭である。アントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741)作曲、ジョナサン・スコット演奏のチャーチオルガンの調べに酔いながら、週の前半を振り返っている。ちょっとしたいざこざはあったものの、至って冷静であり、けして自分を失うことはない。それは常日頃から自己を客観する習慣がついているからである。

ここまでなら主張していいが、これ以上は引き時。以前はそれを見極めるのに四苦八苦していた自分だが、今は「和して同ぜず」(相手との協調は図るものの、自らの主体性は失わない)の志向を貫いて職務に当たっている。これは現役時代に人間関係で悩みに悩んだことで経験値が増したせいもある。物事を推し進めるに当たっては相手の出方を窺いながら、出過ぎて自滅しないように慎重に事を進める。

交渉事は駆け引きに相違ないが、切り札はいざという時まで、持っていなければならない。ここぞと思った時に切り札を使うわけだが、切り札に何をもってくればいいのか?そして出す時期はいつ頃が最善なのか?について思慮を巡らす。

長い経験を経てこのようなことがすっかり身についてきたのである。これは剣術にも共通することである。自分は中段の構えをモットーにしている。なぜならもっとも自然に攻防に移れるからである。高飛車に出て大上段に構えれば相手に胴を取られる恐れがあるし、かと言って遠慮気味に下段に構えれば、先制攻撃に遭遇し易くなるからである。

孫子の兵法に戦わずして勝つというものがあるが、これを目指して叶わねば、後は中段に構えて驕り高ぶることなく相手の出方を見ればいい。後は自分を信ずるのみである。今宵はそんな取り留めのないことを考えながら、ヴィヴァルディの名曲に酔っている。

1ジョナサンスコット

さて、昨日から私は朝カフェのメイン店をサンマルクカフェ仙台一番町店からカフェ・ヴェローチェ仙台一番町店に変える決断をした。

2角部分

理由はサンマルクカフェが値上げした為である。これまではアメリカンのSサイズが¥220だったのが¥300になった。自分としては大変気に入っていた店であったが、値上げ幅が大きいと感じて隣のカフェ・ヴェローチェという選択に及んだ。もし価格が¥250だったら恐らく変えることはなかったことだろう。

3サンマルクメニュー

本日は一階の席に座ってみた。眺望では二階に及ばないものの、けして雰囲気は悪くない。時折歩行者が通るが、読書に集中しているせいか視線は気にならない。ちなみにカフェ・ヴェローチェのアメリカンコーヒーのSサイズは税込み¥231である。

4一階からの眺め

西側からのビューである。左側が一番町の通りである。

5肴町通より

肴町通りからのアングル。本日の席は右から4番目の場所だった。

6肴町遠望

1メートル以下の部分のガラスにはこのようなスモークフィルムが貼ってある。今読んでいるのは中国の古典を引き合いにしたエッセイ集『恢恢録』(守屋洋著)である。内容は実践哲学であり、まさにサラリーマン啓発書と呼ぶに相応しい。これを読んで出社すれば心が高ぶることもなく平常心で居られる。これだけで朝カフェ通いのアドバンテージを実感する気がする。

7一階机上

横町コメント
自分にやましいことがなければ、何も憂いることはない。但し自分に自信が持てなければ身の振り方に悩むことでしょう。そんな時にこそ中国古典を読めば、自分の姿が鏡のように映し出されることでしょう。古今東西変わらぬことは先ずは人心を捉えることです。人心を捉えるには仁義礼智信の五常が欠かせませんが、その理を教えてくれるのが儒教思想です。

中国古典を総括的に言えば儒教思想となりますが、儒教は今でも我々の日本人の体内に脈々と根付いているのをはっきりと自覚します。現代社会は多種多様ですが、我が国おいては儒教思想が身についていれば周囲との軋轢も生じ難くなることでしょう。

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8六百七十横町
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コメント

こんばんは

新しいカフェに移行されましたか。
早朝の充電のためのひと時、楽しみですね。

URL | ichan ID:-

値上げ幅が、ずいぶんと大きいですね…。。。コロナの影響かもしれませんね…。。。

URL | boubou ID:-

朝カフェ・ヴェローチェ仙台一番町店に変えられて
早朝のひと時熱いコーヒーで活力がわきますね。
又たまにサンマルクに立ち寄るのも気分転換になるでしょう。

コロナ禍の中休業や値上げはありうるでしょうね。
生活様式も変わり人との接触も少なくなって
不安定な世の中ですね。

自分を見失わない様に今大切な時期ですね。
どうやら明日は雨になりそうです。

ichanさん、ありがとうございます。

ここで心身をウォーミングアップしてから出社しています。サラリーマンの啓発本を読み、「和して同ぜず」を地で行けるよう、自分と日々対話しています。「同ぜず」というと穏やかでないと聞こえるかたもお在りなのかも知れませんが「周囲との協調を保ちつつ主体性を失わない」ということです。

啓発本から培ったノウハウで適度なところでブレーキが掛かるのはその恩恵と自覚しております。本日もお志を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

この値上げ幅は頂けませんね。これだけ値上げの差額が大きいと誠意(真意)が伝わってきません。気に入っていたカフェだけに惜しい気が致します。

店の入口に「スタッフ募集」の貼り紙がありました。恐らく人材不足で自給を上げざるを得なかったのでしょうが、負の連鎖(客足が遠のく)を招きかねないものと捉えています。お陰様で、今回も厚誼を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

ずっと通い詰めたサンマルクカフェが大幅な値上げに踏み切ったのは残念なことです。何れ値上げの余波が同業他店に及ばねばいいのですが…カフェ・ヴェローチェ仙台一番町店は人目を気にしない自分には少しも違和感がございません。これからはほぼ毎日のように行くものと捉えています。


自分は朝のカフェタイムを重視しています。今読んでいる著者の守屋洋氏はNHKの「漢詩シリーズ」の解説を務めた人物で、シンパシーを感ずることが多々ございます。サラリーマンはもとより、自営業を営むかたがたにも広い支持があるようで、その一言一言に込められた重みを感じながら読んでいます。「自分のやってきたこと、或いはやろうとしていることに出過ぎないのか?これを察知する上で極めて有効と認識しております。一つの随筆が5ページで完結しているのは新聞(読売新聞)にシリーズで連載された理由によるものと認識しております。これが読みやすさに繋がっています。

論語の「和して同ぜず」はけして容易なことでありませんが、他人となあなあになると弊害も生じて参ります。(シチュエーションにもよりますが、少なくとも企業内ではこれが言えます)これを未然に防止する意味で欠かせない心掛けと認識しております。

お陰様で、今回もご配慮を頂戴しました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

横町利郎さん

「恢恢録」読みながらノートを
つけておられるようで学究肌の横町さん
なにをメモしておられるのか気になります
 (苦笑)

 よくメモ魔の方は、性格的に
細かいってイメージですが

故野村さんのID野球のような
感覚なのかも
これからもよろしくお願いします(^^;

URL | まりっぺ ID:-

こんばんは

素敵なオルガンの音色ですね。

毎日のことですから
値上げ幅が大きいとお店を変えるのも
致し方ありませんね。

まあ お店の方も大変なのでしょうね。

URL | つや姫日記 ID:-

まりっぺさん、ありがとうございます。

ご質問にお答えします。自分は人に様々なアドバイスをする立場にあります。アドバイスがマンネリ化してしまわないように、常に新しいネタを仕入れています。言葉を変えれば「持ち球を増やす」ということです。「恢恢録」は四文字熟語について解説した守屋洋氏(宮城県出身の中国文学者)の随筆ですが、現代社会での実践を交えた応用例が数多く記されており、往時の読売新聞で好評を得たシリーズゆえに、著物化されたものです。従って抽出したエキスを忘れないように書き留めていたところです。

これはアドバイスに用いるだけでなく、自分の行動指針を見直す際にも使っています。その一例が「和して同ぜず」です。難問ですが、実践例を掲げることで「ああ、そんなことか」となります。中国の言葉はこのように啓発をもたらすものが多いです。諺辞典などもよく読みますが、西洋の諺は応用できるものが少ないのに対して中国の諺は多くのことに応用できます。

そういう意味において「恢恢録」は飛ばして読む部分が全くありません。全てを自分の血肉に取り込みたくなるような名著と捉えています。その「恢恢録」に関して触れて頂いたことに深く感謝しております。

お陰様で、ご配慮を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

つや姫さん、ありがとうございます。

お孫さんがピアノに取り組まれていることはかねがねブログで窺っておりました。想像ですがジョナサン・スコットの演奏にそれを重ねたのではないでしょうか?自分には音楽の才能がありませんが、そんな自分がのめり込んでいる世界がチャーチ音楽の分野です。聞くほうのみですが、聞いているだけで心が落ち着くので、その効用は計り知れないものがあります。

サンマルクカフェはメニューには自社ブランドのパンも扱っているのですが、パンとドリンクをセットでオーダーする客に、ターゲットを絞ったのでは?とも解釈しています。残念なことですが、これだけ値上げ幅が大きいと店を変えざるを得ないと捉えています。

ご配慮により、今回も格別なる追い風を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

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