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  Giuseppe Verdi -- Nabucco - Overture  


【コラム】
オペラ王と言われたジュセッペ・ヴェルディ(1813~1901)作曲のオペラ曲ナブッコのヘブライの捕虜たちの合唱「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」のリンクである。ヘブライ人の捕虜が望郷の念に駆られ、自由を求めてその想いを歌に託す。これはスティーブ・マックイーン主演の「パピヨン」などと重なってくるのかも知れない。誰しも囚われの身になれば自由になりたいと思うに違いない。これはサラリーマン現役時代の自分の生き様そのものであったのかも知れない。

ナブッコは『旧約聖書』(ユダヤ教聖書)の『詩篇』137「バビロンの流れのほとりに座り、シオンを思って、わたしたちは泣いた。」に題材を取った歌と言われるだけに、イタリア人にとっては「第二の国歌的位置づけ」であると言う。ヴェルディの曲は格調高い曲が多いが、ナブッコもそれにたがわず威厳に満ちている。

サラリーマン生活をしていて感じるのは、どうしてもアイデンティティが落ちがちになることである。いっそのこと風見鶏に徹すればもっと楽に生きれたのかも知れないが、自分にはどうしてもそれが出来ず、上役との確執は常であった。挨拶をしない上司はこちらから無視した。禅の中の一つの解釈に「竹の節に上下はあれど優位性は存在しない」というものがあるが、上司とは一個の人間として対等という姿勢を崩さないことが自分の最後の砦であった。

仕事上の采配で上司の恣意性が少しでも入れば論語で言う「人を咎めず」という思考に反し、ためらわずに食って掛かった。武士道で言う「自ら打って出る姿勢」である。私にとって、組織運営は徳治主義(徳をもって組織を治める手法)が理想だが、世の多くの企業がそうであるように、いい上司に当たるか、そうでないかはくじ運次第と言ってもよかった。

本音を言えば、陶淵明のように「五斗米のために腰を折る」ことを拒みたかった私だが、時に家族を養うために、歯を食いしばって耐えるしかなかったのである。そんな時によく聞いたのがヴェルディのオペラ行け、わが想いよ、黄金の翼に乗ってであった。

例え窮地に追い込まれようがプライドだけは持ち、上役には媚を売らない。これが往時の自分のモットーであった。夏目漱石は「智に働けば角が立つ 情に棹させば流される云々」と述べたが、格調高いナブッコを聞くと往時の武骨極まる自分の生き様が思い出されるのである。

1ヴェルディ

さて、堅い話はこれくらいにして、本日は生まれて初めてスマホで撮った写真をブログに掲載してみた。これは去る4月7日(水)に訪れた台原森林公園で撮影した桜である。サイズはブログ掲載を考慮してそれなりに押さえてみた。

2桜

これは本日の帰宅時に広瀬通で撮影した画像である。いつもならデジカメで撮るところだが、操作に慣れる為にスマホで撮影してみた。

3広瀬通

一番町に交差する路地で撮影した画像である。大型のスマホなので、お世辞にも扱い易いとは言えないがそれなりに撮れた気がする。

4路地

定禅寺通の欅並木を撮ってみた。17時半を過ぎてもまだ日没に至ってないようだ。

5定禅寺通り

横町コメント
初めて行うことはやはり不安を伴いますが、YOU TUBE動画で、スマホで撮影した画像データをパソコンに取り込む方法を何度も見て、見よう見真似でやってみたところ、うまく行ったようです。今は胸を撫で下ろしていますが、そのうち応用技もマスターしたいと考えております。

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6六百六十六横町
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