fc2ブログ
 Toto - I'll Be Over You (Live At Montreux 1991) 


【コラム】
1986年発売のTOTOのヒット曲「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」は全米チャートでは 11位だが、アダルト・コンテンポラリーのチャートでは1位を獲得という結果を残している。歌詞からは恋愛に関してのドライな心理が見え隠れする。失恋した自分を慰めるかのように語り掛けるセリフが多いのである。誰しも失恋したくないが、もしそうなったとしたらダメージを少しでも低減したいことだろう。じめじめとした独り言はうんざりだが、この曲の持ち味は何と言ってもこのホップなメロディーにあると考えている。歌詞とメロディーの関係を考察するならば、どちらかと言えば歌詞はなおざりにされる傾向がある。この曲が失恋の歌などと言うのは二の次と考えていいのかも知れない。

さて、この曲に関する想い出を述べたい。自分がまだ現役の頃、出張先の青森に上司である故Sさんが泊りがけで来た際に、雰囲気のいいカウンターバーに飲みに行ったのである。その時に私がカラオケで歌った曲がこの曲であった。Sさんは何度か拙ブログに登場したが、定年して間もなくの2011年の4月に亡くなられている。謹んでご冥福を祈りたい。Sさんは寡黙な人だったが言うべきことはしっかりと言うという、上司としては理想に近い人だった。

私が精神的なスランプに陥った際に、最も理解してくれた人物であった。Sさんの趣味はゴルフで、ベストスコアは69となかなかの腕前だった。「どうだ、横町君ゴルフを初めてみないか?」との問いかけに「はい」と二つ返事で応じた一番の理由はSさんの人徳にあった。所謂「阿吽の呼吸」と言うものである。Sさんがガンを患って入院するまでの間の三年間に、自分は徐々に立ち直り、平常心を取り戻していった。これにはゴルフの影響もあったのかも知れない。

今思い返せば、あの時Sさんの言葉がなければゴルフを始めていなかったことだろう。言ってみれば、Sさんは人生の恩人に違いないのである。人生の分水嶺とも言えるあの時期をなんとか乗り越えられた乗り越えられたのはSさんと言う上司の巡り合わせによるものであった。もしも意地の悪い上司であったなら、その後の自分の復活はなかったことだろう。今宵はTOTOのポップな曲を聞きながらウイスキーのオンザロックを嗜み、在りし日の上司Sさんの生き様を回想している。

10年ひと昔と言うが、Sさんが亡くなられてから、既に10年が過ぎた。光陰矢の如しという言葉が骨身に染みる昨今、私は偶然か因果かが全くわからぬまま、巡り巡った自らの運命に幸運(捨てる神あれば拾う神あり)を重ねるのである。

1TOTO

最近これで最後と言いながら、自分は桜に関する記事を何度か更新してきた。なぜここまで、桜にこだわるのか?と問われればブロ友様の影響の他、散り行く定めへの憐憫の情と答えることだろう。武士道は散り際の美学を殊の外重んずるが、潔い桜の散り際にはそれを強く重ねる。

ここは昨日、私が訪れた或る住宅地(昭和三十年代に造成か?)である。アパートの傍に一本の見事な枝垂れ桜が立っている。小川は仙台市北西部から流れる梅田川(二級河川七北田川の支流)である。

2シチュエーション

アパートの正面に見事な枝垂れ桜が咲く。これは住民にとって最高の贈り物に違いない。多くの通行人がこの道を通る際、足を止めてこの枝垂れ桜に見入っていたのが印象に残った。

3アパート

枝垂れ桜の数メートル下流には橋が架かっている。その橋からのアングルである。

4上流側

春爛漫を彷彿とさせる光景とはこのようなものを言うのだろう。しばし絶句…枝垂れ桜とはよくぞ言ったものである。

5橋

枝垂れ桜の周囲は道路が複雑に関わっている。上空から見下ろして「十手のような形状」と言えばおわかり頂けるだろうか?はっきり言えるのはこの桜が私有地に植えられたものであると言うことである。

6絶妙な場所

横町コメント
葉山町の枝垂れ桜はもちろん仙台の桜の名所には紹介されておりません。それでも知る人ぞ知る枝垂れ桜です。ざっと見たところ、歳の頃は壮年を過ぎたあたりと察しています。今の自分の年齢に近いのかも知れません。それだけに親近感が湧いて参ります。(笑)これからも多くの人に愛され、まだまだ現役で頑張ってもらいたいと考えています。

本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。ブログランキング・地域情報・東北地区に参加しています。宜しければクリックをお願い致します。
  


8六百六十六横町
関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)