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 ベートーヴェン ピアノソナタ第14番「月光」ナレーション窪田等 


【コラム】
先日は在りし日の名ナレーター城達也氏のことをブログに書いたが、本日取り上げる人物も名ナレーターとの誉れが高いかたである。彼の名は窪田等氏(1951年生まれ)である。簡単にプロフィールを紹介したい。窪田氏は毎週日曜日夜11時に放送している「情熱大陸」(MBS/TBS系列)のナレーターを担当している。彼の語り口は故城達也氏と似ているとも言われる。

同じ文言をしゃべっても、ナレーター次第でその印象は大きく変わってくる。彼の語り口を聞いていると、恰も自分がそのストーリーの主人公にでもなったかのような錯誤を抱くが、これには彼の話術がそうさせていると解釈している。

動画の後半には漆黒の海とともに、今の季節を彷彿とさせる朧な月が登場するが、彼のトークと相まって、格調高いベートーベンの曲が一層生きてくるのである。「失ったものはいつまでも美しい」、「失ったものはすべて心の中に生きている」というフレーズを聞いて、失ったものとは愛用していたアイテムのみでなく、顔馴染みの故人を思い浮かべるかたも多いことだろう。

「人生は無数の郷愁が醸し出す道のり」とはよくぞ言ったものだが、ここでも彼の格調高いナレーションが際立ってくるのである。

1窪田等

ナレーターという職業は難しい。それは情感を込めないと視聴者に主観に乏しい印象を与えるからである。どんな名セリフも棒読みをすれば他人事のように聞こえてしまうわけだが、このような語り口が出来るには、教養や才能もさることながら血のにじむような修練を積む必要がある。それだけに彼のナレーションには注目しているのである。

2夜空

横町コメント
本日は久々にYOU TUBEから掲載したブログネタでした。分野に捉われることなく、ブログネタを様々な情報媒体から吸い上げるのは自分の目指すところです。自分のモチベーションを揚げてくれたのが、窪田氏の話しぶりでした。同じことを言っても話し手の態度や声のトーン次第で、聞き手はまったく別の印象を受ける。

これはよく思い当たることですが、それを人付き合いに活かすことで信頼が形成され、「徳」というアドバンテージに発展する。窪田等氏のトークを聞いているとその理をよく理解できる気が致します。

自分としては安全管理(社員教育を含む)という仕事柄、人前で話すことが多いので、少しでも彼の域に近づけるよう努めて参りたい所存です。ところで、動画の前半に登場する「万年筆に情が移る話」は自分にも思い当たる節があります。それだけにシンパシーを重ねてしまいます。

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3六百六十六横町
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コメント

こんばんは

今回ご紹介されたナレーターさんは
存じ上げませんが、仰るように「徳」
は大切だと思います。
良き、休日をご堪能下さい。

URL | ichan ID:-

月光の曲に乗せて、背景の動画が素晴らしいですね…。。。

私は、もうほとんどメモ書き等もスマホのメモ機能でするので、筆記具を使う機会は極めて少なくなっているのですが、万年筆に関するナレーションを聞くと、じっくりと紙に思いを書きたいなという思いにさせられましたね…。。。
貴兄は、朝の喫茶店で書き物をよくされるので、この部分には、ぐっとこられたのでしないでしょうか…。。。

URL | boubou ID:-

ナレーション

無知につき、窪田等さんは存じておりません。
とはいえ、その美しい声には心から魅了されます。
まさに『月光』の曲にふさわしいと言えるでしょう。
ちなみに、私は、「上司に叱られた後に一緒に食べた特上のウナギ」のエピソードが心に響いてきました。
私も似た経験をしておりますので(笑)。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。「徳」に関する考察、自分もその通りと考えております。原稿がよく練られているのを強く感じるトークですが、これは窪田氏が情感を込めているがゆえに生きてくる気が致します。

自分も職業柄、人前で話すことが多いですが、少しでも彼の話術から得たことを活かしたいと考えております。ご配慮により、本日も有意義な御意見を賜りました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

万年筆に関する考察、万年筆を大切にする気持ちがにじみ出たトークですが、動画には亡くなった先輩の葬儀のシチュエーションも登場し、自分の上司への想いと重なるものを強く感じました。非常に練られた文章は見倣うべき点が多いですね。

酔狂での執筆ゆえ、昨夜の乱文乱筆にはご容赦願いたいところですが、酒の酔いがすっかり醒めた今しがた、若干の訂正をさせて頂いた次第です。自分で言うものなんですが、少しはましになった気が致します。本動画のテーマは生前にゆかりのあった人物や失った物への想い、転じて人生への俯瞰と認識しておりますが、最近の自分の思考と重なるものの多い随筆と捉えています。

おはからいにより、今回も格別なる追い風を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

声なき声さん、ありがとうございます。

おはからいにより、貴重な体験談を語って頂き感謝申し上げます。実は自分も昨日まで窪田氏のことを知りました。著名ナレーターがこのような格調高い随筆を読み上げると一層文章が生きてくる気が致します。失恋の体験や上司に叱られたことを登場させるなど、誰しもが経験しがちなことをさりげなく挙げている点に執筆者の非凡な筆力を感じます。

これに合わせたベートーベンの不朽の名曲が読者の心を一層捉えている気が致します。YOU TUBE上で4万弱のチャンネル登録者と54本のスレッドに尋常でない存在感を重ねました。

今後も拙ブログに追い風をもたらすのは必定と認識しております。格調高い文章とトークに際し見習うべき点は多いと感じた次第です。今回もご配慮に深く感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

横町さん

ナレーターの窪田さんは
知らなかった方です

この方も城達也さんのように
渋いトーンの声でいいですね

ベートーベンの「月光」
第一章だけでなく、
三章すべて傾聴いただけると
もっとよかったんですが・・・

体調くずしませんように・・・
これからもよろしくお願いします(^^;

URL | まりっぺ ID:-

ベートーベン「月光」編曲やアレンジしたりして色々な
音楽のイベントに使われています。

社交ダンスの曲にも使われています。
第三楽章はメロディーが直ぐ思い出されました。

ナレーターの窪田等さんは知りませんでした。
しかし柔らかい語り口心に残るナレーションです。

「月光」の曲によって雰囲気が素晴らしいものになっています。

まりっぺさん、ありがとうございます。

自分は時にYOU TUBEをヒントに記事を組み立てますが、含みが深くないとなかなか記事にはなりません。そういう意味においてナレーター窪田等氏の存在を知ったのは大変大きな意味があったと捉えています。格調高いトークですが、聞いているうちに情が移るのは城達也氏と似ている気が致します。名曲がさらに奥深いメロディーに聞こえるということは、ピアノソナタ月光の格に負けてないということです。

どうしたら人心を捉えた話が出来るのか?彼は日々模索しているのではないでしょうか?自分も少しは彼の話術にあやかりたいと考えております。ご配慮により、本日も格別なる追い風を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

文学的要素にあふれたフレーズの数々ですが、恐らく窪田氏のコメントの原稿の作成は他のかたが担当されているものと察しております。人はどうしても自分を過剰に評価し、他人を過小評価する傾向にあるわけですが、彼のナレーションに際し自己客観視の極致を重ねます。誰でもできることではありませんが、少しは自分も見倣い心のこもった話し方が出来るよう、日々自己と対話して参ります。

このようなサイトに出遭い、至福を感じています。セカンドライフの公私において、その追い風を活かせればと考えております。ご配慮により、今回も厚誼を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。




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