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  Andante Cantabile (Serenade, Haydn)  


【コラム】
明日の水曜日は週の中休み、そして明後日は祝日(昭和の日)で連休となった。すっかり日も長くなったが、今は連休前の安堵に浸りながら、スコッチウイスキーのオンザロックで晩酌のひと時を過ごしている。今日の仙台は、最高気温こそ14度とこの時期としてはやや低かったが、穏やかな過ごしやすい一日であった。そんなシチュエーションにピッタリと来る曲がハイドンのセレナーデである。

暦の上では5月5日の立夏をもって夏に入るわけだが、広義に考えれば梅雨に入るまでを春と考えても違和感はない。仙台の梅雨入りの時期は平均で6月12日まので、それまでの約一箇月半こそが、最も過ごしやすい季節と言って差し支えない。

セカンドライフに入って久しいが、最近感じるのは年を取るのが以前と比べて早くなったような気になることである。「光陰矢の如し」と言うが、昔人の唱えたその言葉の意味がいよいよ他人事でなくなって気がするのである。それだけに日々を大切にして、一日たりとも無駄に過ごすようなことがないようにしたい。

今は現役時代のように人間関係で悩むことはなくなったので、その分のエネルギーを執筆活動に回したいと考えている。管子に「衣食足りて礼節を知る」という言葉があり、セカンドライフにおける雇用が自分に安定をもたらしたわけだが、これを当然と思わず、深く感謝しなければならないものと考えている。

但しそんな時にあっても「和して同ぜず」のスタンスだけは貫いている。具体的には礼節や仁を以って他人と良好な関係をキープしながらも、言うべきことは臆せずに言葉に出して述べるということである。態度や言葉遣いが物を言うのは言うまでもないが、謙譲も欠くことのできないものである。謙譲の真意に迫るなら「間違っても人を損じない」ことを言葉や態度で示すことである。

自分が謙譲の必要性を認識したは、恥ずかしながら四十代の半ば頃のことであった。但しその謙譲が素直に態度や言葉に表せるようになるまで、十数年ほどの年月を要した。丁寧語や尊敬語はそれほど年季を積まなくても吸収できる気がするが、謙譲の本質を理解し吸収するには、相応の時間を要するというのが自分の見解である。

1ハイドン

朝の出勤時、私はいつものように一番町を通過して広瀬通に差し掛かった。つい最近まで新芽だった銀杏並木の若葉が、更に広がり勢いを増している。

2広瀬通

ぶらんどーむ一番町に差し掛かった。午前7時ということでまだ人通りは少ない。擦れ違う人の中には一度も会話を交わしたことがないものの、見慣れた顔のかたが存在する。自分と似た年恰好の人には親近感さえ湧くのは不思議なことである。

3ブランドーム

今日は久しぶりにカフェ・ベローチェ仙台一番町店を訪れた。自分は時間がないときはマクドナルド仙台一番町四丁目店に入ることにしている。カフェ・ベローチェ仙台一番町店に立ち寄るのは一時間近く時間が取れる時のみと決めているのである。

4カフェ外観

運よく今日は一番乗りとなった。一番乗りの特権は最も気に入った席に着座することが可能となることである。私は迷うことなく2階の’特等席’に腰を掛けた。一年中で最もいいこの季節に、特等席から一番町を俯瞰してみたいという気持ちに駆られたからである。

5角の席

この席に腰かけて気づくのは、一時間があっという間に過ぎるということである。それだけ読書や執筆活動が捗るわけだが、この席を取るには一番乗りをしなければならないのである。それでもそれを補って余りあるほどの恩恵を感じた今朝の珠玉の一時間であった。

6人が増えてきた

横町コメント
明日から二連休ですが、本日の朝カフェで得たいい余韻を活かして、有意義な連休を過ごしたいと考えております。少なくても二日のうちの一日は手掛けている歴史作品の執筆に没頭したいと思います。

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7六百六十六横町
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