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 HANDEL - WHERE'ER YOU WALK JONATHAN SCOTT 


【コラム】
秋分の日まであと一週間を切った本日、私はいつものように仙台の都心を通って帰宅に及んだ。気づいたのは薄暮と言っていいほど周囲が薄暗くなってきたことである。今の帰宅時を色に例えるならライトグレーといったところだが、いずれ日が経つにつれ、グレーからダークグレーへと変わって行くことだろう。

家に着き、明日の週の中休みに感謝しつつ、今は芋焼酎のオン・ザ・ロックを愉しんでいる。幸いにも、未だに健康面で快調を保っている。若い頃と異なり、けして無理は出来ないが早歩きやエレベーターを使わないという健康志向が自分の中にある。時に煩悩に負けそうになることもあるが、そんな時は目先のことを見ず、少し先のことを見るようにしている。

例を挙げるならば執筆活動である。「健筆をふるう」という言葉があるが、これは健全なる肉体があってこそのものと受け止めている。これからは寄る年波との戦いになるが、その極意を確と言い聞かせて、節制を心掛けたいと考えている。今宵はそんな想いに駆られながら、チャーチオルガンの名手ジョナサン・スコット演奏のヘンデルに耳を傾けている。相変わらず、オーソドックスな彼の演奏姿勢だが、髪型にしても服装にしても”奇を衒わず”というスタンスが持ち味である。

かつての自分はこれとは違った考えを持っていたのだが、年を重ねるうちにオーソドックスが一番という考えに落ち着いた。「継続は力なり」とよく言われるが、それを果たした人物の多くはオーソドックスを貫いた人物のほうが圧倒的に多い。若い頃はこれが見えなかった私だが、セカンドライフに入って数年が経ち、ようやくこの道理が見えてきた気がするのである。

あと何年今の企業に勤められるのかはわからないが、スタンスにおいて迷うことはない。現役時代には修羅場も随分と経験してきたが、自分は伊達に年を重ねてきたのではない。この経験を活かして、礼節と仁を怠ることなくオーソドックスを貫けば自ずと人脈も出来てくる。自分はそんな信念を持ってセカンドライフを地道に歩んでいる。

1ジョナサン・スコット

ここは県道22号線と二日町の間に位置する通りである。この音楽教室の前を通ると時折バイオリンを演奏する学生を横目に見ることがある。音楽教室はわざと中が見えるようにしているのである。

2帰宅風景

夕暮れを迎え、付近の高層マンションに一室、一室と灯りが灯る。そこにどんな生活があるのかは思いもつかないが、秋の薄暮での帰宅時は、一年の中でも何か格別な思い(哀愁)を抱くのである。

3高層ビル

横町コメント
私の趣味は文章を考えることです。結果ではなく、作る過程こそが愉しいのです。その手助けとなるのが音楽であり、酒です。私は週に二回の禁酒日を設けていますが、幸いにも本日は禁酒日ではありません。薄暮の中の帰宅シーンで連想に及んだのがプロ野球のナイターの試合開始直後でした。星空の覗くナイトゲームとは異なり、プレーボール直後の薄暮での試合には特別な情感(解放感)を覚えます。今日の帰宅時の自分も、それに近いものを感じました。

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4六百横町
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