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 Movin' On Season 1 Episode 01 The Time Of His Life 


【コラム】
私は宮仕えが殊のほか苦手である。横柄な態度で仕切られたり、人の指図を受けるのを好まないのである。従って基本的にはサラリーマンには向いていないのだが、生計を立てる為に仕方なくといった感じである。現役時代は多くの上司と意見が合わずに苦労した。かと言って人を変えるのは難しい。結局自分が変わらなければ何も始まらないわけだが、五十代になって儒教思想を学んでからは、幾分ましになったというところである。

定年を迎え、さすがにセカンドライフに入ってからはこのような葛藤を感じるケースは少なくなった。それでも人間関係が煩わしく、セカンドライフでは人を相手にする仕事でなく、物を相手に仕事をしようと思った。それがダンプトラックの運転手(ゆえあって一箇月で退職)である。しかしながら、この発想はセカンドライフに始まったことではない。実は若い頃に見たアメリカのテレビ映画(シリーズ作品)が響いている。その作品がMovin'On(日本名:爆走トラック16トン)である。

1トレーラーと二人

トラック野郎と言えば菅原文太が出演した邦画を連想するかたもおられるだろうが、アメリカのトラックものはまったくシチュエーションが違う。国土が広大なこともあり、日本のようにトラック仲間で群れることがないのである。主人公は口髭を生やしたウィル・チャンドラー(俳優はフランク・コンバース)とがっちりとした体型のソニー・プルーイット(俳優はクロード・エイキンス)である。年は十歳ほど違うが二人はいつも行動を共にする相棒である。面白いのは二人はこの映画に出演する為に大型トラックの免許を取得したことである。

ウィル・チャンドラーはインテリで大学の法学部を卒業後、ベトナム戦争に派遣され、上官に逆らって脱落し、帰国したとされる。(笑)一方のソニー・プルーイットは如何にも親分肌でタフガイで腕っぷしが太いキャラクターである。実は役の上での二人は共同経営者であり、人に使われていない。それが若かりし頃の自分の心大いに動かしたのである。大きなトラックを操縦するのも魅力だが、自分もこのような職業について、人から指図されることなく自由を謳歌したい。それが漠然とした憧れに繋がったのである。

アメリカは自由の国であり、自己主張の国でもある。荷主から仕事の依頼を受けた二人はアメリカ中をトラックで走り回るが、その立ち寄り先で様々なハプニングや事件に遭遇する。けして日本の映画やドラマにはないシチュエーションである。アメリカがどんな国で、アメリカ人がどんな考えを持っているのか?を示すような内容が、自分の興味を惹いたのである。

2知り合いの人

さて、前置きはこれくらいにして、本日の免許更新の話をしたい。自分は優良運転者(ゴールド免許)で、講習は30分のみである。これはまったく問題ないのだが、気がかりなことが一つだけあった。それは大型免許所持者に限って行われる深視力検査である。免許取得時に悪戦苦闘した思いが蘇ってきたのである;

私は一抹の不安を抱きながら泉区の宮城県運転免許センターに向かった。交通手段はバイクである。

3運転免許センター全景

深視力検査を簡単に説明したい。両側の二本の棒が、真ん中の棒が近づいたり遠ざかったりするのだが、三本の棒が同一線上に来たと思った瞬間にスイッチを押し、その誤差が2センチ以内で、これが三回続けて成功すれば合格となる。

デジタル式の検査は案の定通らなかった;但し救済措置はある。それは窓側の明るい場所で音が出るアナログ式の仕掛けで再検査が行われるのである。数回行ったが、どうもダメだったようである;

試験管「棒が離れて一直線状に揃う際の反応は問題ないのですが、近づく際の反応にばらつきがあるようで合格とするわけには行きません。最悪の場合は大型免許を返上してもらうようになるかも知れません。目を休めた上で五分後にまた来てください」
横町「わかりました;」

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そして5分後
横町「これでダメなら大型免許を諦めます。曇るといけないので洗面所に行って眼鏡のレンズを洗ってきました」
試験管(如何にも公務員らしい口調で)「なんとも言えませんね~。仮に本日ダメでもまだ更新の日時はあるので眼鏡を仕立て直して出直すという方法もあります」
横町「…」

こうして再々検査が始まった。何度か検査をするうちに、私はあることに気づいた。それは真ん中の棒が端に来た時に「ウイーン」という音が止むということである。どうやら音が止んだ時から「いち、に、さん」と数えた時にスイッチを押すとドンピシャとなるようだ。

😃👌私はこの裏技を使うことで、かろうじて検査を通ったのである。

4深視力検査イメージ

横町コメント
懸念していた通り、深視力検査は難航しましたが、かろうじて大型免許の更新に成功しました。冷静に考えれば、自分がこれから大型車のハンドルを握る可能性はほとんどないのかも知れません。それでも大金と時間を投資して取得した資格ゆえ、そう簡単に失いたくはありません。

もちろん眼鏡使用が条件ですが、眼鏡さえかければ大きな車(10トン以上)を運転できるわけで、自分にとっては大きな自信に繋がる免許更新となりました。つまらないこだわりとも言えますが「まだ老いるの早い」と自分に言い聞かせた本日でした。もちろん今日は祝杯を挙げています🍶

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