fc2ブログ
 Strauss - Radetzky March - Karajan 
リンク曲について
ヘルベルト・フォン・カラヤン晩年の指揮によるラデツキー行進曲である。この時の彼は既に79歳である。孔子は老いても少しも自分の年のことなどを全く憂いることなく、学業に専念したと弟子たちは語っているが、リンクした曲で、大観衆とオーケストラを前にしたカラヤンも、少しも老いたという憂いを感じさせない。否そればかりかとても生き生きしている。79歳になった私が彼のように振舞えるという自信など全くないが、年齢を感じさせないカラヤンに際し、改めて人間にとって、生き甲斐を持つことの大切さを再度認識するのである。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今日は自分が愛用している万年筆の話をしたい。メーカーはパイロットだが、けして高価なものでない。私はこのパイロットに対して、愛着だけは並々ならぬものを持っている。色はレッド、インクはブルーブラックである。このこだわりこそが、私をこの万年筆の虜にしている所以である。

実は、最近長年愛用した万年筆のインクの出が悪くなってきた。私は思い切って数年ぶりにメンテナンスを実行することにした。私の万年筆はカートリッジ式だが、先ずはペン先部とカートリッジインクを分離する。メンテナンスはここから始まるのである。

次に、ペン先を水またはぬるま湯に浸ける。ここで短気を起こしてはならない。万年筆のインクライン(インクの通る道)は非常にデリケートである。固まったインクが溶け出すまでは、こうして一昼夜、水かぬるま湯に浸ける必要があるのである。

一昼夜、水に浸けた万年筆のペン先を何度も強く振って、水&古いインクを切り再度カートリッジインクをドッキングさせた。その後、試し書きをしてみた。インクラインが水で薄められている為、最初は薄くしか書けない。それでも原稿用紙一枚ほどの字を書く頃には元通りのパフォーマンスを取り返してくれた。


ミック挨拶
数行程を掛け、数年ぶりの万年筆のメンテナンスは完了しました。何故、わざわざ手間の掛かる万年筆を使うのか?と思われるかたも居られることでしょう。私はそんな質問に対してこうお答えすることでしょう。「何事も利便性だけが全てではありません。私は、多少時代を後戻りしてでも、アナログ時代の遺産ともいうべき手間の掛かるものに愛着が湧くのです。」と。

この万年筆に対する思いは全く同じです。この万年筆は手間を掛ければ、掛けただけそれに応えてくれる。私はそんなスタンスを持ってこの万年筆とこれからも末永く付き合って行くことでしょう。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)