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Welsh National Anthem - Hen Wlad Fy Nhadau (Land of my Fathers)


ウェールズアンセム「我が父祖の地」歌詞・日本語訳
Mae hen wlad fy nhadau yn annwyl i mi,
Gwlad beirdd a chantorion, enwogion o fri;
祖先の土地 自由の地
詩人の歌を愛した歴史ある国よ

Ei gwrol ryfelwyr, gwladgarwyr tra mâd,
Dros ryddid collasant eu gwaed.
勇敢なる雄々しき戦士達は 
祖国のためにその血を捧げた

Gwlad, gwlad,
pleidiol wyf i'm gwlad.
我は祖国に忠誠を誓う

Tra môr yn fur i'r bur hoff bau,
O bydded i'r hen iaith barhau.
海に守られし親愛なるこの土地で
いにしえの言語が永らえんことを

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リンク動画について
ウェールズ国歌(アンセム)『Land of My Fathers / Hen Wlad Fy Nhadau 我が父祖の地』のリンクである。この曲は1856年頃に作曲され、1858年頃から国歌的な位置付けで歌われる曲として広く認知されるようになった。一昨年のラグビー世界選手権日本大会でのウェールズの健闘は見事だったが、UK4国(イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド)が出場しているのは、ラグビー通に取っては当たり前なのだろうが、私にとっては驚き以外の何物でもなかった。

グレートブリテン島とアイルランド島という狭いエリアから4チームが出場していて、それぞれが強豪なのである。(但しW杯優勝経験は2003年大会におけるイングランドのみ)人口から言えば、イングランド(6,700万人)が飛びぬけて大きいが、他の3国はいずれもイングランドに負けないほどのプライドを持っている。国が大きい小さいなどは二の次であり、そのライバル意識のぶつかり合いも見所の一つと言える気がする。

4国とも甲乙つけがたい魅力にあふれた国々だが、今日はそのUKの中で最も人口の少ないウェールズ(約300万人)にスポットを当てたい。オーケストラ演奏で我が父祖の地」の吹奏が始まると、聴衆は一斉に起立してウェールズという小国家に敬意を払う。(中には東洋系と見られる楽隊のかたもおられるようだ)このような愛国心に際し、イギリスという国家がけして一枚岩でないものを感じる。「勇敢なる雄々しき戦士達は 祖国のためにその血を捧げた」とのフレーズには、この島国(二島)にも過去において血なまぐさい戦いが繰り広げられた経緯を強く感じる。

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さて、このへんで本題に入りたい。本日の出勤時は久しぶりにカフェ・ベローチェ仙台一番町店に立ち寄った。

1ベローチェ

店に入ったのは三番目であったが、運よく2階のお気に入りの席につくことができた。いつもなら読書と言うシチュエーションだが、本日は少し異なった趣向の本を開いた。「英国ウェールズ 小さな町と田舎を歩く」である。

2テーブル

ウェールズの地はナショナルトラスト活動でも有名である。海あり、山あり、牧場ありで牧歌的な雰囲気の漂うスポットが多い。下の画像はウェールズの5大景勝地の一つガウワー半島である。

3%ナショナルトラスト

ウェールズの位置を地図でご覧頂きたい。UKの中では人口が最も少ないが面積も狭い。歴史の大きな流れとしては、グレートブリテン島では後発の民族であるアングロサクソン人が先住のケルト人を追いやる格好で領土を広げ、ケルト人を西端のウェールズとアイルランドに、同じく北端のスコットランドに追いやった。その後はアングロサクソン人が今のイングランドという国家の主流となったのである。そういう経緯もあって民族同士の摩擦が今でも尾を引いているのである。もちろんアングロサクソン人とケルト人には交雑が起こり、今はどちらとも見分けのつかない人も多い。

3ウェールズ地図

ウェールズだけではないが、イギリスにはこういう古城が多い。この城が造られたのはネオノーマン時代(1824~1842)である。木陰でスケッチに興ずる人があるが、この国ではそんなに珍しいことでない。ウォーキングに関しては老若男女を問わず、愉しむような気風があるという。

4古城

これは1600年頃に建てられたガウワー半島の農家である。400年以上前に建てられたレンガ造りの建物が今でも残っている。地震がないせいもあるが、木造ではとてもこうは行かない。このような古い建物を見ると、ウェールズ国歌で言うところの「我が祖先の地」の意味がわかる気がする。

5古い農家

ウェールズと言えばガーデニングも魅力である。石造やレンガ造の建物とよくマッチする庭園である。

6ガーデン

有名な建築家のジョン・ナッシュ(1752~1835)が手掛けた家だが、彼の設計した家屋で現存するのはこの建物だけだと言う。築年は1796年である。なかなか洗練されたデザインである。

7黄色い民家

横町コメント
カフェ・ベローチェ仙台一番町店は環境がいいので、このような本を読むにはうってつけです。特に2階のコーナー席は特別で、自分だけの空間を持てる気がします。憧れであるウェールズに思いを馳せ、今朝は贅沢な時間を過ごせたと振り返っています。ウェールズには行けないと思いますが、夢の中だけでも叶えばと考えています。(笑)

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8六百横町
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