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 VLTAVA (MOLDAU) - SMETANA - ORGAN - JONATHAN SCOTT 


【コラム】
つい2時間ほど前、89年ぶりの皆既月食(厳密には98%が隠れる)が仙台市街地から肉眼で見られた。生まれて初めてのことである。以後は65年は見られないというから、自分にとってはたった一回の皆既月食ということになる。これを人の出逢いに例えるのならば「千載一遇」、或いは「一期一会」とでもなろうか?

シチュエーションがシチュエーションだけに、合わせる曲が難しいが、こういう時はチャーチオルガンの調べの荘厳な曲が相応しい。そんな観点で選んだのがジョナサン・スコット演奏のモルダウ 我が祖国(スメタナ)である。

ところで、一期一会にはもう一つの意味があり、それは「どんな人物でも必ず見倣うべきものがある」というものである。人を頭ごなしで決めつけるのはけして良いことでない。偏見や思い込みを誘発しやすいからである。その人物の欠点に目を瞑れば、何か違ったものが目に映ることだろう。

そういう自分は、かつて読むに足らないと見切ったはずの或る作家の著作を読んでいる。そのきっかけになったのが「一期一会」という言葉に秘められた二番目の暗喩である。その作家と著作に関してはオブラートに包んだ上で、別枠で紹介したい。元々完璧な人間など存在しない。従って自分の尺度を用いてその人物の一面を以って評価すること自体、一期一会のメリットを自ら阻害していることに繋がる。自分はこの歳になって、その矛盾にようやく気付いてきた気がするのである。

1ジョナサン・スコット

今宵が雨天でなかったのが何よりもの幸いである。東北東の夜空には上弦の月を細めたような月が浮かび上がった。よく見ると普通の上弦の月とは明らかに異なり、ダークなオレンジを帯びた月面のようなものが微かに視界に入ってくるのである。

※本日17時45分頃、定禅寺通の141ビル前で撮影

2上弦の月っぽい月食

官庁街に差し掛かった。月の高度が低いので街中では必然的にビルの谷間からとなる。左側のビルが青葉区役所、右側が宮城県庁である。

3青葉区役所前

横町コメント
長い人生の中で、たった一回きりしか会わないという人物は結構多いのではないでしょうか。そういう意味で、今宵の皆既月食は肉眼でちらっとでも見られればそれで良いと思っていました。その願いがかなって何よりでした。或いは曇天で観られないのでは?とも思いましたが、取り越し苦労に終わったようです。

皆さんのお住いの地域は今宵の皆既月食が無事に見られましたでしょうか?教えて頂ければ幸いです。話は変わりますが、有給休暇や祝日が連なり、明日から5連休となりました。然らば有意義な連休にしたいと考えています。取り敢えず、寄稿している文芸誌への投稿の締め切り日が迫ってきたので、そちらのほうにも精を出したいと思います。

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4六百横町
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