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女優の伊藤かずえは30年も日産シーマに乗っており相棒と言っていいほどの存在であるという。そんなシーマが日産の協力によってレストアされることになった。日本版「名車再生」(ディスカバリーチャンネルで放映される車のレストア番組)である。きっかけとなったのはファンのSNSによる発信であったという。レストアの工程は①分解、②エンジン下ろし、③内外装部品外し、④板金修理、⑤塗装、⑥部品清掃洗浄、⑦細部の修正交換、⑧エンジン載せ、⑨全般組み立てである。

1エンジン取り外し

エンジンが外されストリップ状態となったシーマ、4ドアハードトップなので支柱が固定された状態となっている。

2エンジンが外されたシーマ

板金で傷んでいる箇所は切り取られた上で新たな鉄板が貼られ補強された。

3切り取りパテ

塗装は①白、②パール、③クリアの順で行われる。新車時の塗装に限りなく近づけるのが目的である。

4塗装工程

塗装が終わっているので、エンジン載せは慎重を期して行われた。エンジンルームのスペースが狭いので神経を使うが、経験値が物をいう作業であるという。ちなみに、伊藤かずえの愛車のシーマはV型6気筒エンジンのVG30DEをターボ化したVG30DETで、最高出力は255ps/6000rpm、最大トルク35.0kgm/3200rpmという当時としては最強のスペックを誇った。高級車らしくゆったりとも走れるが高速道路などで飛ばしたい時には不満のないパワーである。最上級車種を選んだ伊藤かずえは有名俳優だが、カーマニアと言っていいのかも知れない。彼女がシーマを入手したのは二十代前半の時であった。

5エンジン始動

ホイールは純正だがなんとメーカーに在庫があったという。古いタイヤは勿論交換されている。

6ホイールは新品

シートの再生で4箇月も掛ったのは新車と同じ色柄にこだわった為と思われる。このあたりはディスカバリーチャンネルの「名車再生」と大きく異なる点である。

7最新のプリント技術を駆使して貼り替えられた表皮

作業の最後にNISSAN CIMAのエンブレムが取り付けられる。

8エンブレムを取り付ける

2021年12月、銀座の日産ショールームでお披露目会が行われた。8箇月の対面である。レストアされた愛車(新車時に限りなく近いコンディションを取り戻した)を見て感無量の伊藤かずえ。「健康に留意してこれからも長く乗り続けたい」というコメントが印象に残った。

9感無量の伊藤かずえ

横町コメント
自分も好きで、やや古い年式の日産ブルーバードシルフィーに乗っています。80年代後半に登場したシーマの豪華さには到底及びませんが、4気筒にも関わらず絹のようななめらかな乗り心地が気に入っています。それだけに同じ古い日産車贔屓の者として、大いに触手が動くものを感じた今回のレストア作業でした。最新の車のようなハイテクは装備されていませんが、普段の足として乗るには十分なもの(満足度は高い)を感じています。

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10六百横町
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