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本日は石巻清酒墨廼江特別純米酒を飲んでいる。自分は港町石巻に生を受けたが、石巻の酒と言えば墨廼江と日高見が有名である。どちらも甲乙つけがたいが、生家と近いせいもあって墨廼江を贔屓にしている。今頃出回る酒は春陽と呼ばれる。

1卓上の箱

石巻市千石町の墨廼江酒造の命名の由来は住吉神社にある。墨廼江と住吉は同義であるが、石巻の北上川右岸の地域を指す固有名詞ながら、謎の多い地名である。少なくとも歴史書にはほとんど出てこないので今後の研究課題と受け止めている。

2墨廼江判子

前回は墨廼江辛口を紹介したが、純米酒春陽のほうは新潟米の五百万石を使っている。石巻と言えば河村瑞賢(1618~1699)の拓いた東廻り航路(東北と江戸を結ぶ太平洋沿岸沿いの航路)の大きな拠点となった港町である。同じ港町の新潟は西廻り航路(日本海側沿いに近畿、山陰に向かうの航路)で大阪と繋がっていた。石巻を代表する純米酒が米どころの新潟米の五百万石を使っているところに、特化を感じる気がする。

3卓上

横町コメント
墨廼江特別純米酒(春陽)は初めて飲みましたが、飲み口がいいのでいくらでも飲めるという印象です。いつの間にか腰が立たなくなる酒(腰が抜けるくらい美味い)とはこのような酒を言うのでは?と捉えています。宮城県も米どころですが、敢えて日本海側の著名な米を使っているところに存在感を重ねました。石巻人なら、一度は飲んで頂きたい清酒が墨廼江特別純米酒(春陽)です。

私はこの酒を飲んで白楽天白居易の『卯時の酒』の一節である「内臓を春が通り抜け、日の光は背をあぶるように火照ってくる」を思い出しました。まさに五臓六腑が温まり、一足早く春を迎えたような感覚になる気がします。これでモチベーションも一層揚がりそうです。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。ブログランキング・地域情報・東北地区に参加しています。宜しければクリックをお願い致します。
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4六百横町
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