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春の祭典 ストラヴィンスキー London Symphony Orchestra/Sir Simon Rattle


【コラム】
自分は春になると決まってすることがある。それは自分のブログにストラヴィンスキーの「春の祭典」をリンクすることである。生涯を通じて作風が目まぐるしく変わったストラヴィンスキーだが、「春の祭典」は最高傑作と言えるほど完成度が高い。実際の春を思い浮かべて頂きたい。

イギリスの古い諺に「春はライオンのようにやってくる」というものがあるが、この曲には春に至るまでに乗り越えねばならない荒天を彷彿とさせるメロディーが含まれている。時に重々しく、時に軽く、時に暗く、時に明るく…と表情を目まぐるしく変える様は、作曲家として歩んだストラヴィンスキーの苦悩の生涯を思い浮かべさせるに十分である。

一説に難解とも評されるこの曲だが、ストラヴィンスキーの気難しそうな表情は、如何にも神経質そうな芸術家肌の印象を受ける。これは飽くまでも私の勘だが、或いは彼は躁鬱質で狷介な性格であったのかも知れない。

自分としてはこの曲を聞かないと春になった気がしないのである。寒気に見舞われ、なかなか去ろうとしない冬将軍に悩まされた感のあるここ数日の天候だが、本日の穏やかな陽気に際し、絶妙なるタイミングを感じ、意中の曲のリンクに至った次第である。

実は「春はライオンのようにやってくる」の後には続きがある。それは「子羊のように去って行く」である。まだまだその気候にはほど遠いが、三寒四温を経てライオンが徐々に穏かになり、子羊に近づくことを今から楽しみにしている。この諺は外国の諺辞典で見かけたものだが、起源がはっきりとしない。詠み人知らずなのである。或いはビクトリア王朝という優雅な時代が生んだ春への絶妙なる賛辞なのかも知れない。それにしても、昔の人はよくぞ言ったものである。

1ストラビンスキー

定時に会社を出るとこの通り、外はまだ明るかった。春彼岸まで一箇月を切り、日が暮れる時間が放物線状に伸びてきているのを感じた。まだコートは手放せないものの、寒波が去っていったのを如実に感じるような生暖かさである。

2帰宅

広瀬通に出るとちょうどラッシュ時とあって車が連なっていた。薄暮のうちの帰宅で、思わず足取りも軽くなる。

3広瀬通

定禅寺通に出た。欅並木は枯れ木のままだが、道幅が広く日当たりもいいので、新しい葉が生え始めるのもそう遠くないことだろう。

4定禅寺

ここ数日の仙台の最高気温をご覧頂きたい。日々上ってきていて、明日は11度と3月中旬~下旬並みになるという。三寒四温はあるものの、週末は例年より少しだけ早く、春気分に浸れそうである。😃👌

5仙台の気温

横町コメント
今宵は「春の祭典」を聞きながら、春の到来を愛で、芋焼酎のオンザロックに酔っています。長い冬がようやく終わりを告げるような心持ちです。もちろん気分も軽くなっています。明日はバイクに乗って散策に出掛けます。ウォーキングを織り交ぜながら、早春の訪れを噛みしめ喜びたい所存です。その暁には、恰も自分が若返ったような錯覚に陥ることもあるのかも知れません。(笑)

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6六百横町
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コメント

こんばんは~♬

この1週間は寒かったですね。
来週からこちらも春めいてくるようです。
今年ほど春が待ち遠しい年は無かったです。
並木通りの夕暮れ、綺麗ですね~♬

URL | 布遊 ID:-

こんばんは

今日辺りから
気温が上がりましたね。
いよいよ春が来そうです。
気温が上がりますと体が楽になります。

ほんとに厳しい冬でした。

URL | つや姫日記 ID:-

こんばんは

ストラヴィンスキーの「春の祭典」を聞き
ましたが、不思議な感じのする音楽でした。
適切な表現が見つかりませんでした^^;
今シーズンは寒い日が多かったですが、
寒さから解き放たれようとしていますね。

URL | ichan ID:-

早春の時期の散歩は、春の芽吹きを、そこここ見られて良いものですね…。
バイクでお気に入りの場所に出かけられて、ゆっくり散歩されるのは、素晴らしいことです…。

URL | boubou ID:-

仙台にももうすぐ春がやってきそうですね。
当地でも、夜明けが早くなり、そして日没が遅くなりつつあります。
「春はライオンのようにやってくる」の言葉を、私なりに体感しています。

布遊さん、ありがとうございます。

おはようございます。確かにこの一週間を振り返れば、試練の寒波と言えそうです。気温の折れ線グラフを見れば一目瞭然と捉えています。長かった寒波が抜けただけに、春を迎えるという歓びもひとしおと言った印象です。

動植物はいち早く春の訪れを感じているものと察しております。これからの季節は自ずと気分も高揚し、足取りも軽くなります。辛抱し甲斐がありましたね。

ご配慮により、本日も格別なる追い風を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

つや姫さん、ありがとうございます。

おはようございます。数年前から春になるとストラヴィンスキーの「春の祭典」をブログにリンクしています。寒波が去り、いよいよ春到来と思っていた矢先ゆえ、絶好のタイミングと捉えています。

一昨年あたりまでは暖冬が多かったので、このような寒い2月は久しぶり?という印象を受けます。間もなく3月ですが、3という数字の響きがいいですね。おはからいにより、本日もお引き立てを頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。リンク曲への感想を頂き感謝申し上げます。「春の祭典」は一説に難解と言われるようですが、改めてそれを重ねております。察するにストラヴィンスキーには芸術家特有の気難しいところ(自己ゾーンにどっぷり浸かるがゆえに狷介な一面)があったのでないでしょうか?

彼の作った曲の中では最高傑作と言われるだけに味わい深いものを重ねます。毎年同じことを語ってもなんですので、今年はイギリスの古い諺と掛け合わせてみました、リンク曲は同じでも、毎年趣向を替えないとと思っています。

三寒四温とは言え、今回の気圧配置(南高北低)を見て、季節の移り変わりを顕著に感じております。お陰様で、今回も格別なるエールを賜りました。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

寒波が緩んだようで胸を撫でおろしています。メインは飽くまでもウォーキングですが、バイクによる移動と組み合わせることで無限の選択肢が垣間見えて参ります。厳寒期は街歩きが多かっただけに郊外の自然散策も悪くないと考えております。

お陰様で、本日も格別なるエールを賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

声なき声さん、ありがとうございます。

徐々に日が長くなって行きますが、ここまで来ると放物線上に長くなる気が致します。それだけに高揚感がありますね。「春はライオンのようにやってくる」と謳ったイギリス人はなかなか粋なことを言いますが、或いはビクトリア王朝という優雅な時代が生んだ産物なのかな?とも感じております。

イギリス人らしい発想ですが、四季を愉しむ文化はけして我が国のみではないとも解釈しています。気圧配置の関係で、本日の散策でライオンは見られないと思いますが、「子羊」を見かけられれば幸いと考えています。

ご配慮により、本日もお志を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

ストラヴィンスキーの「春の祭典」リンクに貼っていただきありがとうございます。有名なバレエ音楽人身供養のお祭りだったとか
不規則なリズムや不協和音で構成されて不思議な曲ですね。バレエの振り付けも独得だったようです。

寒かった今年の冬も春の兆しありがたいです。
梅の花もほころび気持ちが華やぎますね。

今日は送信が上手く行って良かったです。
ありがとうございます。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

重ね重ね、ご不便をおかけして大変申し訳ございません。リンク曲への感想を頂き感謝申し上げます。
人身御供とは思ってもいなかったので驚きました。✋😮🤚春の始まりは荒々しいものを感じるものですが、イギリスの古い諺の「春はライオンのようにやってくる」は頷くものを感じます。
自分としてはこのフレーズにピッタリと来る曲がストラヴィンスキーの「春の祭典」です。生涯を通じて最高のヒット曲という印象ですが、背後に芸術家特有の気難しい側面も感じています。
イギリスの春ですが、海流の影響で、雪こそ少ないものの嵐のような気候と聞いています。広義にはイングランドのみでなくUKとなりますが、憧憬を抱く国だけに、この諺への思い入れは深い気が致します。

ボタンとリボン様の記事を拝見させて頂きました。梅の花の開花は、関東とは緯度の違いもあって、今月の半ばころと捉えています。それだけに羨ましい限りです。

ご厚誼により、本日もお引き立てを頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂戴しありがとうございます。

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