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 A Whiter Shade of Pale (Guitar instrumental) 


【コラム】
本日もジェフ・バートリーのYOU TUBEサイトgeoffers47からのリンクである。リンクした曲はプロコル・ハルムのデビュー曲A Whiter Shade of Pale青い影」(1967年発表)である。荘厳なイントロダクションは、バッハの『管弦楽組曲第3番「G線上のアリア」』からの引用とされる。

geoffers47のYOU TUBEスレッドからのリンクである。曲はイギリスのロック・バンド、プロコル・ハルムが1967年に発表したデビュー曲A Whiter Shade of Pale(邦題は「青い影」)である。日本でも多くのCMやTVドラマなどで使用されている著名な曲だが、イントロダクションは、バッハの『管弦楽組曲第3番

G線上のアリア」』からの引用とされるいっと
バッハの曲は哲学を感じさせるものが多いが、この曲も人の世の普遍を感じさせる味わい深い曲である。在りし日の故人をも思い出させる悲哀に満ちた旋律が含まれており、リスナーの心を捉えて逃がさないものを感じる。ギターを演奏するジェフ・バートリーは1948年生まれなので、今年で74歳だが、このような深みのある曲を演奏するのに少しも役不足を感じさせない。

長い人生航路もそろそろ終盤に近付いた感のある昨今、このような荘厳極まる曲を聞くのは、言葉に言い尽くせないほどの感動を感じる。これまで過ぎ去った様々な出来事が走馬灯のように巡る。そしてセカンドライフに入った今は、時間の過ぎ去る速度が一層速く感じられる。それだけに一時たりとも無駄のない時間を過ごしたいものである。

0ジェフ・バートリー

自分は2年前の令和2年(2020年)から、毎年この時期になると「崖っぷちの桜」と題した随筆をブログに掲載してきた。ブログに掲載してからこそ2年だが、この桜に惹かれた年代はそれよりも数年遡る。定年近くになって人間関係で悩んでいた頃、この桜の花を観てどんなに癒されたのか計り知れないのである。

1南からの全景

堅物を自覚する自分にとって、人付き合いはけして得意なほうでない。転勤や人事異動が自分にとって大きなストレスになったのは事実である。そんな悩める自分が、毎年今頃になると。この桜が咲くのをことのほか楽しみにしていたのである。

2崖

この桜は壮年を過ぎ、既に老木の域に達していると思われるが、まだまだ現役で頑張っている。その姿に自分の生き様を強く重ねるのである。

3はみ出し

この団地が出来たのが昭和40年代前半なので、今から50数年前の造成ということになる。樹齢から言って、この桜は多くの人々の生き様を見ているに違いない。もちろんその中には故人も含まれることだろう。

4幹

実は桜の下には既に先客(年配の男性)が居られ、私はシャッターを押すことをためらい、10分ほど桜を眺めて待つことにした。男性が去った後で私は枝を見上げた。「今年も逢えて良かったね…」もし桜に口があればそう語ったのかも知れない。

5見上げる

横町コメント
けして平凡とは言えない苦悩に満ちた自分の生き様ですが、追い込まれたときはこのようなことで気を紛らわし、数年前に何とか定年を迎えました。このような散策が固まろうとする思考を和らげてくれたのです。春先になり桜の開花を迎えた自分が真っ先に向かうのが”崖っぷちの桜”です。人間は境遇が似ているものに遭遇した際、シンパシーを抱くと言う普遍性がありますが、私にとっての”崖っぷちの桜”はまさにそのような存在です。

近年は、「宮仕えが苦手な私に教訓をもたらす」そんな情感を感じつつ、この桜との再会を毎年楽しみにしています。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。ブログランキング・地域情報・東北地区に参加しています。クリックして頂ければモチベーションが高揚します。宜しくお願いします。
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6六百横町
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コメント

貴兄の言う「崖っぷちの桜」、先客が居られたとのこと…。やはり、この桜に思いを寄せる方が幾人かは居られるということですね…。
この桜が生えている場所と、その姿に共感を覚える方がいらっしゃるのですね…。リンクいただいた曲を脳裏に浮かべながら、この桜の下に佇めば、さらに思いは一層深まりますね…。。。

URL | boubou ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

自分の場合は桜の写真を撮るのは二の次であり、桜を見て何を感ずるのか?、随筆として何を書くのか?のほうを重視しています。桜の名所に行くと人だかりと遭遇し、なかなか瞑想にふけるという気持ちにはなりません。(人ごみを避けるという意味で早朝に行くという手はありますが…)崖っぷちの桜はそんな自分の鑑賞スタイルにピッタリという気が致します。

男性は桜を見ているというよりも、ずっとスマホを操作されて下を向いたままでした。自分としては男性を避けることなく、話しかけられたら素直に応じるつもりで、邪魔にならない範囲で近くにおりました。来る者を拒まず、ウェルカムという姿勢はセカンドライフに入って出てきた指向と言えます。

かと言ってこちから話しかけるのは、不躾のような雰囲気(男性が自身の世界に浸っているように見受けられたという意味)を感じ取り、自重した次第です。剣術で言えば中段の構え(相手がどう出てきても応対できるスタンス)を意識した次第です。他人様のオーラを肌で感じ取り、その上で話しかけるか否かを定める。こういうシチュエーションではそれを心掛けています。

名所とは言えない桜へのこだわり。これについては、週末に別な桜を紹介できればと考えております。ご配慮により、本日もお引き立てを頂戴しました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

崖っぷちの桜に自分の来し方を顧みることで、そこから得られるものは多いと思います。
自分というのは自分にはわかりにくいものですが、特定の対象物から自己を再発見することにつながるかもしれません。

声なき声さん、ありがとうございます。

他人の目から自分がどう映るのか?所謂”自己客観視”には常にこだわっております。教科書になるのは人様です。もちろん全部を真似るという意味ではなく、社会規範にそぐわないものを自分自身の篩にかけ排除するということです。人様の成したことは、逆に言えばうまく行かなかったことのほうが参考になる気が致します。

それはその逆に努めればいい所以です。そう考えれば世で行われることの多くが自分にとっての教材になり得ると解釈しています。昨日は崖っぷちの桜に際し、そんな情感を抱き、佇んだ次第です。

おはからいにより、本日も有意義な話題を提起して頂きました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

こんばんは~☆

ジェフ・バートリーのギターの音色は「G線上のアリア」、バッハのバイオリンのG線だけで奏でられる曲と同様教会音楽とも通じ合える深みのある曲ですね。

崖っぷちの桜は今年も見事に咲いて道行く人を和ませていますね
幹や根が見えないところで頑張ったのでしょう。
美しい花を咲かせるためには養分を蓄えるべく一年間頑張って支えるのですね。

それぞれ見る人に元気と頑張る力を与えていますね。ひっそりと咲く桜はやはりど根性桜です。頼もしいです。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

おはようございます。マンネリ化しては何ですので、ブログに新風を入れようと考え、最近ジェフ・バートリー氏のYOU TUBEスレッドを用いています。リンク曲への感想を頂き感謝申し上げます。プロコル・ハルムの「青い影」は日本でも大ヒットした曲ですが、イントロ部に「G線上のアリア」からの引用があるとは夢にも思いませんでした;この旋律を入れたことで、この曲そのものが荘厳極まる曲になった気が致します。

記事を書くに当たってはリンク曲をどうするか?いろいろと迷いましたが、近年重ねている「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」が脳裏を過り、それに相応しい曲をと考え、リンクに至った次第です。おっしゃる通りで、幹や根が見えないところで頑張ったのは想像に難くありません。同時にこの桜が切り倒されなかったことに対して強運も重ねました。様々な複合的な要素が重なり合ってこの桜がここに生き残った。そう考えると何か親しみさえ湧いて参ります。それだけに自分の人生を省みるような気になる桜です。

男性とは会話を交わしませんでしたが、自分では空気を読んだつもりです。何かあれば向こうから話しかけてくるはずと踏んで、ごく自然体(剣術で言えば中段の構え)で近づいた次第です。

それはさておき、今年も無事にこの桜を見れて安堵しています。万物に感謝したい所存です。ご配慮により、今回も格別なる追い風を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。

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