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東日本放送からの引用である。宮城県は昨日の5月10日、新たな震災に伴う津波浸水の想定域を発表した。その面積は何と11年前の東日本大震災の浸水域の1・2倍にも達するという。

1浸水域は1・2倍

仮定として、①日本海溝、②千島海溝、③東北太平洋沖の三つの震源を考慮した上で、シュミレーションに及んだ。シュミレーションの条件としては満潮時、地盤沈下、防潮堤破壊という最悪の事態を想定しているという。

2津波シュミレーション

驚くのは最大の津波が22メートル(気仙沼市本吉地区)にも達していることである。仙台市の沿岸でも10メートルほどの津波が想定されている。

3最高津波高さ

これは県南部(岩沼市~亘理町~山元町)の防波堤の標準断面図(出典は東北地方整備局 仙台国道河川事務所 宮城県土木部)である。今回の宮城県の津波の想定よりも、防波堤の高さが4メートルほど低いことが見て取れる。

4防潮堤断面図

東日大震災後、既に複数の役所の庁舎が建て直されたが、そのうち三箇所に関しては浸水域に入ってしまったようだ。これには呆れて物が言えない;

5役場庁舎の浸水

横町コメント
今回の宮城県の発表はあまりにも唐突であり乱暴過ぎないか?私はそんな印象を受けました。津波の高さや浸水域の説明をする前に、なぜこのような地震が起こる可能性があるかを、懇切丁寧に説明する必要があるのではないでしょうか?(過去の地震のデータなどを表した上で、地質学者らが地震のメカニズムを説明しないと訳がわからない)重要なステップを省略して、このようなことを発表すれば混乱が生じてもおかしくないと考えています。(理性よりも社会不安や行政への怒りのほうが先行する)

現に海に近い場所に家を新築したかたから「津波の被害を受けるのならば、ここに住宅を建てるのでなかった」などという声が寄せられています。東日本大震災後に防潮堤の設計を行った宮城県は、なぜこのような中途半端な高さの防潮堤を造ったのでしょうか?県民に説明する義務があると考えています。私は今回の発表が社会不安を招く恐れがあると受け止めております。防潮堤の建設工事は我々の血税を注ぎ込んだ公共事業だけに、有耶無耶にして欲しくない気がします。

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6七百横町
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コメント

こんばんは

自分もこの報道に対して違和感を覚えました。
既に投資した対策は何だったのか?
また、宮城県をしても税金豆乳の公共工事の
在りかたにも疑問を感じました。
宮城県はまだまとも、栃木県は私的事項の
ために無駄遣いされていると言われています。

URL | ichan ID:-

おっしゃる通りですね…。

行政庁舎は、震災の時に陣頭指揮を行うところですから、そこが浸水するようでは話にならないと思います…。

また、堤防の高さも中途半端ですね…。高さとコストは、比例関係というよりは、もっと急激にコストが上がるとは思いますが、何年に一度の地震(津波)を想定して設計されたのでしょうね…。今回のシミュレーションが、過去の想定より津波の高さが高くなったの言うのであれば、現堤防を上乗せする工事をしなければならないのではないでしょうか…。シミュレーション結果を発表するのであれば、その辺りの計画までをセットで説明する必要があるのではないでしょうか…。

URL | boubou ID:-

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。いたずらに社会不安を煽るのは止めてもらいたいと思います。こういう発表をする前に、なぜこのような地震が起きる可能性があるのかを説明するべきと考えています。それとなぜ低い防潮堤を建設してしまったのか?津波浸水域に新たな庁舎を造ってしまったのか?いきさつを説明する義務があると考えています。

それを果たさずして、いきなりこの発表はないのでは?と考えております。多くのかたが戸惑い、これまでの国や県、市町村の対策が一体何だったのか?疑問を持ったのでないでしょうか?栃木県のことに関してはわかりませんが、できればご自身の記事で情報を開示して頂きたいと考えております。

ご配慮により、本日も有意義な御意見を賜りました。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

発表の前に当然お膳立てがあったと察しておりますが、そのお膳立てがあまりにもお粗末と考えています。住民のかたには騙された(浸水域に想定されるのがわかっているなら住宅などを建てなかった)と思うかたもおありなのでは?と察しております。

それと半端な高さの防潮堤建設に対する見解がまったくされていない。だとすれば単に社会不安を煽るものと解釈されても致し方ない気が致します。これが役人の仕事か?と思われたかたも多数おいでと察しております。もっと調べれば浸水域にある学校を取り正される気がしますが、そこまで行くとセンセーショナルと考えたのでないでしょうか?(隠蔽はないのか?という疑念も湧きます)

こういう間違った舵取りに対して知事は県民に対して説明する義務があると解釈しています。あまりにも多くの過程を飛ばし過ぎた気がしてなりません。既に自分は社会不安を感じています。そして行政の無責任さに腹立たしい思いがして止みません。お陰様で、今回も有意義なご意見を聞かせて頂きました。コメントを頂きありがとうございます。

災害シミュレーションは、かねてより各所でなされております。
ただ少なくとも地震のシミュレーションについては、現実とは違っているケースが目立ちます。
地震の予測などは、逆に当たった事例がないと言ってもいいでしょう。
今回の件に関しても、公的機関が発表するにはあまりに軽率であったとの感を否めません。
不安を高めるだけの結果に終わりそうです。

声なき声さん、ありがとうございます。

宮城県は住民に対して、ただ恐怖をあおればいいくらいに思っているのでしょうか?仮にそうでなくても、そう取られかねないものを感じます。理由が地震についての見解が十分されていないことにあると受け止めております。

なぞ低い防潮堤を建設してしまったのか?女川原発はどうなるのか?学校や病院は浸水域に含まれないのか?国や宮城県、市町村はこのあたりを説明しないと、県民の不信感は募るばかりとなる気が致します。

おはからいにより、本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。

おばんです。

なかなか衝撃的な発表ですね。
各自治体が庁舎を浸水想定区域に建てた・堤防の高さが足りない等の部分はどれくらいの発生可能性なのかを考慮しないと是非の判断はできなさそうですので、その辺を県は丁寧に説明するのが必要だと感じました。

URL | 暇人ity ID:-

暇人ityさん、ありがとうございます。

おはようございます。これを誰も追求しないのか?という気持ちで記事を書きました。なぜこのような不手際(自分は行政の不手際と考えます)があったのか、想像するに、先の大震災で亡くなられたかたの遺族の起こした訴訟の多くが、行政側の敗訴に終わっていることです。もしそうだとしても、絶対に本音は明かさないことでしょう。然らばこれは立派な責任逃れでないか?と考えています。

公費の無駄遣いは追及しなければなりません。そういう意味でこの記事を書いた次第です。新たな浸水域設定の背景に一体何があるのか?これは、途中を端折ることなく、丁寧にステップを追って説明しなければならないことと認識しています。

新たな津波浸水域指定をどうこう言うのではなく、県の対応は不誠実であり、あまりにも県民をバカにしていると考えています。おはからいにより、本日も有意義な御意見を賜りました。コメントを頂きありがとうございます。

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