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勤務のある日に帰宅してから、NHK仙台放送局(宮城県のみの放送番組)の天気予報を見るのが私の日課である。これは毎回だが、担当の気象予報士S氏(レギュラー出演)に対して違和感を感じるものがある。それは視聴者に対する挨拶を「お願いします」という言葉で片づけている点である。他の気象予報士の多くは、朝ならば「おはようございます」、夜ならば「こんばんは」(宮城県の方言ならば「お晩です」)と述べるのに、この予報士に限っては、毎回決まったように「お願いします」で済ませるのである。仮にも国営放送に出演する気象予報士として、社会規範的にどうなのか?首を傾げるものがある。


他にはYOU TUBEサイトのWILL増刊号にコメンテーターとして出演されている白川司氏が、やはり「お願いします」という言葉を、出演時の冒頭の挨拶として使っているようだ。これを丁寧に述べるならば「宜しくお願いします」となるのだろうが、「宜しく」という副詞を省けば略式的な挨拶と取られかねないのではないだろうか?我が国には権威を示す意味で言葉を省略するという慣わしがある。例えば企業内で取締役などが下位の職の者に対して使う言葉(メール上)で「〇〇の件、各位には徹底をお願い致したく」などである。


このような省略的な言葉遣いは辞書で調べても出てこないが、昔からの慣わし(古くは武家が威厳を示すのに用いた言葉)とも言えそうだ。然るに現代において、それも公の場でこういう略式言葉を使うのはどんなものだろうか?逆に言えば若手社員ならば、とてもこのような言葉は使えない。それは先輩社員に対して不遜を抱かせるものだからである。もちろん顧客に使うなどはもってのほかである。


本来の礼節の意味は、「あなたと私は五分五分の立場であり、他のかたと分け隔てなく一個の人間として尊重しています」というものである。私はどうもこのような略式的な挨拶や言い回しに、違和感を感じてならないのである。はっきり言えばごく親しい間柄の人物と公的な場での挨拶は使いわけるべきである。それを使い分けないところに倫理的な引っ掛かりを感ずるのである。


1気象予報士

横町コメント
自分は人からよく堅物と言われますが、挨拶がろくに出来ない人物は、他人とまともなコミュニケーションは出来ないと考えています。(円滑な人間関係を築き上げることは難しいという意味合い)許容できる挨拶なのか、そうでないのかの線引きは難しいですが、どんな場面でにおいても、どなたに対しても同じような挨拶が言えるのならかろうじてセーフと考えています。

思うに、偉い人を前にしたような、かしこまった場面で「お願いします」という挨拶言葉が使えるのでしょうか?下手をすれば「あなたは私に何をお願いするのですか?」と聞き返されかねないだけに、甚だ疑問に感じております。

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2六百横町
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コメント

こんばんは。

何とも?? 理解しがたい挨拶ですね。
お願いしますとは 視聴者に何についてお願いしているのでしょうか
最後まで見てください?私の予報を信じて下さい?
さっぱり分かりません。
天下の国営放送が そのような言葉遣いでは困りますね。
私は 横町さんのように 超真面目人間では有りません。
いつも書いてるようにいい加減な生き方をしていますが
言葉は、人間だけが使えるコミュニケーション方法ですから
出来るだけ正確に使いたいと思って居ます。

何故「お願いします」なのか分かったら教えて下さい
結構 気になっています(汗)

ヨンヨンさん、ありがとうございます。

こんばんは。初コメントを頂き感謝しております。実は今から1時間20分前に彼の出演した天気予報を見ました。👀案の定、今宵も「お願いします」で終わったようです。😖💧NHKの番組ディレクターは一体何をやっているのか?給料泥棒でないのか?甚だ疑問に感じています。少なくともS氏は柔道や剣道、相撲をかじった人物ではないと捉えています。

礼節の意義を見失えば不遜に取られかねない。自分は日本における最後の砦を守りたいと考えています。よくフランクという名目の下で、挨拶を軽んじる向きがございますが、先ずは挨拶の履行で、相互の誼を通じ、信頼を得ることが何よりも優先すべきことと認識しています。フランクはその後にもたらされることであり、その逆はけして在り得ないと心得ます。

この理が理解できなければ、つき合うことは難しい。S氏を正す人物はNHKに誰も居ないのか?歯痒い気がしてなりません。ご配慮により、本日はお志を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

こんばんは

唐突に「お願いします。」と言われても閉口します。
挨拶は時間的なものを最初に、次に要件的なものが
適切と思います。

URL | ichan ID:-

番組の中で気象予報士がMCから話題を振られた時の対応だと理解してコメントします…。

いきなり「お願いします」は、やはりないと思いますね…。大阪人ならば、「何をお願い…?」と突っ込みを入れるでしょう…。笑。

考えられる理由としては、やはり「よろしくお願いします…」の「よろしく」を勝手に省略しているのだろうと思います…。その意図は、会話をテンポよくするためと、本人は思っているのではないでしょうか…。
しかし、省略すると意図しない意味になってしまう場合は、省略すべきではないですよね…。番組のディレクターが注意しないということは、ディレクターもそう思っているのでしょう…。不可解です…。

URL | boubou ID:-

こんばんは~♬

その天気予報は見たことないかもしれません。
挨拶もですが、言葉遣いにしても、気になることは度々あります。
けれど、わたしも自身がないので、どちらが正しいのか分かりません。
ただ、最近では疑問に思ったことは、できるだけ検索してその場で解決するようにしています。今はそれが簡単になっていいなあって思っています。

URL | 布遊 ID:-

ichanさん、ありがとうございます。

この気象予報士に他意はないと思いますが、誰かが教えてあげないといけない。評論家の白川氏も同じです。個人的な知り合いならば何も言うことはないのですが、公的な場での略式挨拶はNGと考えています。

お願いしますは気心の知れた身内、仲間同士に留めておいたほうが無難なのでないでしょうか?ご配慮により、本日も有意義な御意見を賜りました。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

NHKのニュースを見ていると、よく解説者が登場しますが、シーンによっては挨拶抜きにコメントするのは致し方ないと考えています。(本題を優先すると言う意味で)
但し、番組の途中で出てきて「お願いします」(自分のことを宜しくお願いしますという意味に解釈される)はないだろうと捉えています。即ち、挨拶の本質は他人を思い図る言葉が重要となるからです。であるならば「こんばんは」と述べたほうがはるかに視聴者に対する仁を感じます。

自分がこのシチュエーションにおける順位をつけるのならば
こんばんは>宜しくお願いします>お願いします
となります。及第点は宜しくお願いしますまでです。
極論すれば「お願いします」は自己本位な挨拶であり、他者の気持ちに十分に添っているとは言えないものを感じるということです。

話は変わりますが電話の最後を「お願いします」で締めくくるかたがおいでですが「何をお願いするのですか?」と聞き返したくなる。その理となんら変わらないものを感じるのが、この場面です。政治経済評論家の白川司氏、言っていることは立派ですが、挨拶における仁が不足していて、損をしていると解釈しています。(本人から見れば余計なお世話と言われるかも知れませんが…)

おはからいにより、本日も有意義な話題を提起して頂きました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

ほかのかたもおっしゃっていますが、「お願いします」の趣旨がわかりません。
何を依頼しているのかが判断できませんので、見ている側も戸惑うばかりでしょう。
視聴者の気を引くために、あえて意味の曖昧な表現をしているのかもしれませんが、公共の電波を使ってやるべき行為ではないと思います。

布遊さん、ありがとうございます。

おはようございます。
●話題1●
この放送はNHKでも宮城限定の放送となるので、他の県にお住いのかたには初耳となると考えています。

●話題2●
コンプライアンスに関することはほとんどがネットで検索できますが、モラルや倫理に関することの検索は難しく、個人によって温度差を生じる部分です。
重要度の度合いを並べるのならば
コンプライアンス>マナー(ほぼ世界共通であり忠恕にも近い概念)>モラル(倫理観とも)
となります。この記事で述べたのはマナーとモラルの中間のあたりであり、朧なものと言えます。但し、挨拶の本分を理解している(他人への仁を優先するのが本質)とは言えません。
要は視聴者の大多数が納得できる挨拶であれば差し支えないわけですが、「お願いします」だけでは、そのニーズに応えたものになっていないということです。

ご配慮により、本日も有意義な御意見を賜りました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

声なき声さん、ありがとうございます。

「お願いします」を素直に解釈すれば、何かを頼まれたような気持ちになります。そこに問題があると考えています。即ち、無難、及第の域を通り越し、聞く側に疑念や不遜を抱かせる言葉と解釈しています。

気象予報士のかたは誠実さが一番と受け止めております。であるならば、この略式的な挨拶は在り得ないと考えています。ごく親しいかたに使うのなら、何も申し上げることはございません。矩を越えていると考え、記事を書くに至った次第です。

公共の発信媒体を用いて、こういう発信を続けることに強い抵抗を感じた次第です。YOU TUBEのWill増刊号に時折登場する白川司氏には仁の不足を感じます。それは視聴者の気持ちに添った挨拶をしていない所以です。これだけで彼のコメントを聞きたくなくなります。

挨拶の本質に迫る時、自他のうち、どちらを優先するべきか?これを思えば答えは明確と考えています。お陰様で、今回も有意義なご意見を聞かせて頂きました。コメントを頂きありがとうございます。

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