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昨日、仙台市図書館で面白い本を借りた。宿紀行の上にどんな文字がつくのかは想像に委ねるが、この本で紹介している宿(旅館)は、100%が庶民的な宿と解釈して頂いて間違いない。

著者の上明戸聡氏について簡単に紹介したい。1960年生まれで青森県十和田市出身のフリーライターとなっている。上明戸聡氏はライブドアブログのブロガーでもあるが、運営者サイトから奨励賞をもらっているようだ。内容の濃いブログという察しがつくが、この本に紹介した宿は既にブログで紹介済みなのかも知れない。

ちなみに、上明戸聡氏は移動手段として鉄道を使っているようだ。旅館について付近の歓楽街をうろついたり、風呂に入ってビールを飲むなど、一般的な男性が好むような趣向を持っているようだ。美味しいご飯を食べ酒を飲んで酔っぱらったら、後は寝るだけである。

1上明戸聡

一例を紹介したい。山形県酒田市(庄内地方)の最上屋旅館である。大正ロマンあふれる木造商家建築の宿である。欄間飾りなど、純日本的な趣を感ずる旅館である。構えから言って旅館を営む一方で、商いを営んでいたのかも知れない。上明戸聡氏は夕食と朝食の豪華さをアピールしているようだ。庄内酒田は古くからの港町であり、藩政時代は北前船の往来で賑わった場所ゆえ、その名残として旅館や遊興施設には事欠かないようだ。

2酒田市の大正ロマンあふれる旅館

ここからは現役時代の自分が実際に止まった宿を紹介したい。青森県弘前市の岩木山山麓に桃沢温泉という所がある。宿の名は温泉旅館中野である。私が宿泊したのは2010年の10月半ばのことであった。この日の宿泊客は数名と記憶している。冬季は氷点下10度を切り豪雪に見舞われる場所だが、今度訪れるとには冬に訪れたい。

3温泉旅館中野

男湯の湯舟は瓢箪型である。深夜に何度も起きて温泉に入り、また寝て目が覚めてはまた温泉に入るのを繰り返した記憶がある。感動したのは明け方に湯船に入っていた際、徐々に窓が明るくなってきた時である。

4中野浴室

これは2011年の1月に宿泊した青森県東津軽郡外ヶ浜町の中村旅館である。

5蟹田町中村旅館

中村旅館の風呂は結構広い。撮影した日は私一人の貸し切り状態であった。😃👌

6中村旅館浴室

私が宿泊した部屋は牡丹という部屋であった。津軽半島の冬は厳しい。外はほぼ毎日地吹雪で何もないところなので、宿に帰ってきて風呂に入り地酒を飲むのだけが唯一の愉しみであった(笑)食事は結構豪華だったが、毎日部屋食であった。

7清酒龍飛

横町コメント
現役時代は結構ビジネスホテルにも泊まりましたが、印象に残っているのはこのような庶民的な旅館が多いです。それは人情の触れ合いがあるからです。時に宿のかたや他の宿泊者と話す機会がありますが、来る者拒まずというスタンスが、自分に新たな出逢いをもたらしてくれます。

どちらかというと寒冷地の厳寒期に止まった旅館ほど、インパクトの強いものを感じた気が致します。完全リタイヤした暁には、是非このような宿を訪ねて回りたいと考えています。

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8七百横町
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コメント

こんばんは~♬

東北にはツアーでの旅行しかしたことありません。多分普通のホテルだったような気がします。
このような宿は趣ありますね。

URL | 布遊 ID:-

こんばんは

セカンドライフを楽しみたいものです。
人間関係が希薄になりつつある昨今、
人情味に溢れた旅館は癒やし効果抜群
かもしれませんね。

URL | ichan ID:-

こんばんは

庶民的な旅館は家庭のようなくつろぎ方が出来て私も好きです。
お風呂に入るのは家で入るのと違いゆっくりとくつろげる感じがしますね。寒い時に日本酒を飲むと更にリラックスできて天国です。
今後、どのような場所に行くか考えるのも楽しいですね。

URL | Joey rock ID:-

私も、あまり豪華な宿は好みませんので、こういう宿が好きです…。
そして、宿でちびちびとお酒を飲む…。

URL | boubou ID:-

読ませていただいて気がついたのですが、旅行に行って日本宿に泊まったことが久しくありません。
家族旅行でもホテルが大半です。
旅の情緒を味わうには日本宿のほうがふさわしいと、いまさらのごとく感じ入りました。
ありがとうございました。

布遊さん、ありがとうございます。

おはようございます。そうおっしゃって頂き記事を書いた甲斐がございました。このような砕けた本が図書館に置かれているとは思わなかっただけに、自分でも驚いています。玉石混淆とも言える図書館の所蔵ですが、改めてビジュアルで現物を見て探すことの意義を感じた次第です。(ネット予約では挿絵などが見えないので、この本の価値を十分に見い出すのは難しい気が致します。)

お陰様で、本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。以前拙ブログに紹介した変なホテル(東北初)とは相対するものを抱きますが、自分としてはこのようは古い旅館も好みです。もっとも地方に行きますと宿を選ぶ予知すらなくなるわけで、嫌がおうにも泊まるしかない。自分は思い込みが激しく、多分に食わず嫌いなところがありますが、現役時代に泊まってみて、その良さが初めてわかった気が致します。

こういう味のある旅館と旅を組み合わせるのも一興と認識しております。ご配慮により、今回も有意義なご意見を聞かせて頂きました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

joeyrockさん、ありがとうございます。

おはようございます。著者は青森県出身とのことですが、冬場においては東北北部特有の趣(雪の風情)のある宿に好んで宿泊したものと察しております。ブロガーでもあり、自分と重なるものを大いに感じ、掲載に至りました。

寒い時に飲む日本酒は最高です😃👌地酒に接するのも旅の愉しみの一つと認識しております。セカンドライフに入り、あっという間に数年経ちましたが、そろそろリタイヤや旅行のことを考えてみたいと感じています。おはからいにより、本日もお志を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

昭和生まれにとって痒いところに手が届いている本と受け止めております。本来の旅の楽しさには人との触れ合いがあっていいはずです。それが徐々に薄れてきて、今は無人のホテルまであります。そこにこのような古い旅館の存在感を重ねています。機会があったら是非利用したいと考えています。

おはからいにより、今回も格別なる追い風を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

声なき声さん、ありがとうございます。

記事の趣旨に添うコメント恐れ入ります。実は自分も現役時代に都市に宿泊した際はビジネスホテルの利用が多いのですが、旅を楽しむ、或いは地場に親しむという意味において、このような日本旅館にアドバンテージを感じます。

リタイヤはそう遠くないと思いますが、その暁には是非利用したいと考えています。ご配慮により、本日もお引き立てを頂戴しました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

こんにちは。
なんとも旅情が掻き立てられる本ですね。

このような味のある日本旅館は概してネット上の情報も少なく飛び込むのはハードルが高いものですが、それ故に「当たり」だったときの嬉しさは格別に思います。

そういう体験を共有できる本として興味深く是非読んでみたいです♪

URL | 暇人ity ID:-

暇人ityさん、ありがとうございます。

おはようございます。ityさんもライブドアブログを運営されていますが、著者の上明戸聡氏もライブドアブログを運営されていたよう(2019年春以降は更新を休止)です。サイトはhttp://boroyado.doorblog.jp/archives/802033.htmlになります。

テレビドラマ化もされているようで知名度もあるようです。「ブログ奨学金」の受給者とのことですが、大いに励みになったのでないでしょうか?

自分は現役時代に半島や山の中などの辺境の地への出張が結構多かったので、こういう宿と縁がありました。上明戸聡氏の筆力が、その魅力を十分に伝えているようで、読み応えは十分と受け止めております。コロナ禍による淘汰も心配されますが、機会があったら是非と考えています。

お陰様で、本日も格別なる追い風を頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

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