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ELGAR POMP & CIRCUMSTANCE MARCH No. 1 - ROYAL ALBERT HALL ORGAN


【コラム】
久しぶりにジョナサン・スコット演奏のチャーチオルガンのリンクである。実は拙ブログのユーザータグの中で断トツに多いのがジョナサン・スコットである。日本での知名度はさほど高くないが、オルガニストとしての能力は非常に高い。既にYOU TUBE上には数十に及ぶ曲が掲載されているが、どの曲も聞きごたえは十分である。

彼の演奏の特徴は極めてオーソドックスである。一糸乱れ服装と柔和な表情はいつ見ても変わらない。ここに私は好感を抱くのである。こういうスタンスは自分のモットーとするところでもある。何事も奇を衒わず、自然体で…これを剣術に例えれば中段の構えとなる。ジョナサン・スコットの演奏を聞く度に、自分は中段の構えが多くの物ごとにおける基本であるのを改めて痛感するのである。

さて、曲のほうは言わずもがな、エルガー(1857~1934)の「威風堂々」である。卒業式のBGMとしても名高い曲だが、威風堂々は自分が常に目指すスタンスでもある。人間の度量は冠婚葬祭等の際に出るものだが、これは普段から心構えが出来ているか、否かで決まる。自分はそんなシチュエーションを常に想定し、こういう場面ではどう振舞うのがベストであるかを模索している。

もちろんそんな予行演習(シュミレーション)の履行が実を結ぶケースは数年に一度あるかないかである。それでもいいのである。数年に一度、或いは数十年に一度あるかないかという場面に、自分がどんな応対ができるか?それを考えながら生きるということは、自分を磨くことでもある。自分を磨くことを突き詰めて行けば、自ずと”何事もオーソドックスに”となるのである。

1エルガー

さて、今日は水曜日の中休みを利して業務スーパーを訪ねた。通勤路に店舗が位置するということもあり、自分は多くの飲料や食料を業務スーパーで購入している。価格に関しては業務スーパーに対抗できる店舗はほとんどないと言って言い過ぎでない。

2店内

その後帰宅し家事を済ませてからは、如何にいい酒を飲むかの一点に集中している。ここで中国の三国志に登場する英雄・曹操の漢詩を引用したい。

「短歌行」 曹操孟徳

對酒當歌
人生幾何
譬如朝露
去日苦多
慨當以慷
幽思難忘
何以解憂
惟有杜康

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

酒を前にしたら大いに歌い論ずるべきだ。
人生がどれほどのものだと言うのか。
人間の人生など朝露のようにはかないものだ。
確かに過ぎ去っていく日々は多い。
気が高ぶり、嫌がおうにも憤る声は大きくなっていくことだろう。
沈む思いは心の奥底に深く突き刺さるものである。
そんな時にどうやって憂いを消すべきか。
酒を呑むしかないのではないか。

3芋いちのオンザロック

横町コメント
人生に憂いは付き物です。憂いがないと言ったら嘘になります、だから自分は酒を飲むのです。尊敬して止まない私の祖父は毎晩(365日)酒を飲んでいましたが、この年になって始めてあの頃の祖父の気持ちが理解できる気がするのです。今宵は浮世の憂いを洗い流すためにもとことん飲みたいと考えています。

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4六百横町
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コメント

こんばんは、アルコールには疎いのでろくなコメントも出来ないですみません。
リンクされたエルガーの「威風堂々」、パイプオルガンで聴かせていただきありがとうございます。
たぶん、オルガンは長じてパイプオルガンは身近な楽器。
そのパイプオルガンによる「威風堂々」、オーケストラとはまた違った、背筋をピンと伸ばし、前を向いて進む、そんな姿を想像させてくれました。
ありがとうございました。

こんばんは

業務スーパーの所在地には程遠いので、
恩恵は頂いていません。
羨ましい限りです。

URL | ichan ID:-

曹操の短歌行の紹介ありがとうございます…。
この歌は、紹介いただいたものの後にもまだまだ続くようですね…。
酒を友としながらも、志を同じうする友を求める文章が続きます…。
酒と共に人生に欠かせないのは、まさに心許せる友ですね…。

URL | boubou ID:-

スミレさん、ありがとうございます。

おはようございます。リンク曲への感想を頂き感謝申し上げます。演奏もそうですが奏者のジョナサン・スコット(イギリス人)の一糸乱れぬ姿勢を見るのが自分のゾーンです。例え平素の煩雑で心が乱れても、それを平穏に戻すだけの力が潜んでいる。そう考えて曲を替えて何度も投稿しているうちに、いつの間にか”ユーザータグ”が拙ブログの中で断トツになっていた気が致します。

リンク曲を聞いて頂くのはブロガーにとっての至福ですが、それにコメントまで頂戴できれば、何も言うことはございません。ただただ感謝申し上げる次第です。卒業式では様々な曲がBGMとして流されますが、この「威風堂々は」自分の中でTOP3に入る曲と考えています。他には”シベリウスのフィンランディア”、バッハの”主よ人の望みの喜びよ”が挙げられます。

おはからいにより、本日も格別なる追い風を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。憂いがないと言ったら嘘になります。憂いを晴らすために酒を飲んでいます。下戸のかたにはどう映るのか、正直記事なる記事でもございます。

それはさておき、本日もお引き立てを頂戴しました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

boubouさん、ありがとうございます。

中国の漢詩からブログのネタを得るのは結構難しいです。それは漢詩の多くが特定の地のことをスポットで表している所以です。従って膨大な数の漢詩を篩に掛けて抽出する作業となりますが、図書館に足繁く通い、それに相応しい文献との出遭いを常に模索しています。

ご指摘の通り、曹操の短歌行は長いですが、一部は十分引用可能と判断し、掲載に至った次第です。長文の漢詩に出遭った際は、作者の意図を解釈した後で、細かく分割したほうがいいと解釈しています。日本の文化や言い回しの多くに、既に中国の漢詩が取り入れられているのを実感します。それだけに発掘し甲斐のある仕事と認識しております。

これにエルガーの「威風堂々」を組み合わせたのはミスマッチとも言えそうですが、そのあたりにはこだわらないのが横町流です。ご配慮により、今回も格別なるエールを賜りました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。

お酒に親しむことで憂いが解消するというのは、大いに意味のある危機管理の手法ではないかと感じました。
多くの人がお酒によってリフレッシュしているのは事実だと思います。

声なき声さん、ありがとうございます。

下戸のかたやあまり酒を飲めないかたにとって、曹操の「短歌行」かピンと来ないのでは?と捉えています。それに敢えて踏み込んだのはアイデンティティをキープしたいと考えたからです。そうおっしゃって頂き記事を書いた甲斐がございました。酒で憂さを晴らす。晴らすからにはスマートに嗜みたいと考えております。

お陰様で、本日もお志を頂戴しました。コメントを頂きありがとうございます。
 

こんばんは

まだ、未更新でした。
晩酌をしながら更新されるのですね。
じっくりと味わって下さい。

URL | ichan ID:-

ichanさん、ありがとうございます。

残念;十数分の違いでした😆前回も提案させて頂いたのですが、こういう際は古い記事(一度もコメントを頂いていない記事)にコメントを頂くともっと嬉しいです。何卒ご検討のほど、宜しくお願い致します。

本日もお志を頂戴しました。ありがとうございます。

お久しぶりです

ご無沙汰いたしておりました。もう初夏の陽気季節の移ろいは早いですね。
いつもありがとうございます。時々は足跡だけは残しておりました。
申し訳ありません。久しぶりにジョナサン・スコットの演奏を聴きました。
「威風堂々」行進曲、心身が清められていくようです。耳なじみの良いメロディ明快なリズムが好きです。

曹操の漢詩に芋焼酎を添えて趣のある一時
素晴らしい時間をお過ごしですね。

ボタンとリボンさん、ありがとうございます。

おはようございます。お気遣い痛み入ります。久しぶりにジョナサン・スコットのチャーチオルガンの演奏をリンクさせて頂きました。元々宮使いが苦手な性質ゆえ、よく葛藤に悩まされます。そんな時に一息入れ、インターバルを置きたいと感じます。「どんな時でも威風堂々としていたい」そんな願望を込めてのリンクとなりました。

さて、葛藤を感じた際には酒の出番です(笑)三国志に登場する曹操の詩のワンフレーズ「酒を呑むしかないのではないか」がせめてもの心の拠り所です。同じ業務スーパーの芋焼酎ながら、以前紹介した「黒嘉門」は甘口で、「芋いち」は辛口(合成成分はこちらが高いですが…)です。好みで行くのならば芋いちに軍配🏓が上がります。

ところで、目のほうのご事情、返しコメントにて拝見させて頂きました。何卒お大事になさってください。おはからいにより、本日も格別なる追い風彡を頂戴しました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

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