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 HANDEL - LARGO - PIPE ORGAN JONATHAN SCOTT 


【コラム】
いよいよ今年も夏至が近づいた。私はここ数年夏至を前にして思うことを綴っている。間もなく迎えようとしている夏至を愛で、これまで歩んできた人生を振り返るというのが意図である。文章は即興で作るが、それには音楽と酒が欠かせない。記事を書く前に音楽を決めることの多い私だが、今宵の音楽は迷うことなくすんなりと決まった。ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」(別名ラルゴ)である。元々はペルシャ王がプラタナスの木陰への愛を歌ったものだが、自分の中では歩んできた人生を振り返るに相応しい曲である。

脳裏に浮かんで来るのは自分の人生のみでない。酔いさえ回れば、世を去っていった複数の知人や血縁の在りし日の生き様が鮮やかに思い浮かんでくるのである。最近夢を多く見るようになったが、昨晩の睡眠中にぶつりと途切れた夢の延長でも見るかのような気さえしてくるのである。このような文章の書き方を続けると体を壊す恐れがあるが、その点(アルコールの量)はしっかりと管理している。

それはさておき、自分は故人に対して懺悔したい気持ちになることが多々ある。例えば仁が不足したまま、恩を返せずに知人や血縁者が突然亡くなった時である。若気の至りというにはあまりにも忍びないものを感じるのである。普遍とは言え、恩を返したいと思った際、多くの御仁は既に世に居ない。私はなんと罰当たりな人間なのだろうと、時々自分を卑下したくなる。ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」は荘厳であり、哲学的な響きを含んだ音楽だがそのような懺悔をする際に多く聞く曲である。

1Jスコット

さて、ここからは間近に迫った夏至に対する思いを書きたい。夏至を人間の年齢に例えるのなら20歳前後、行っても20代前半と言ったところになろうか?それは昼の長さを肉体のピークに重ねるからである。但し、夏至を過ぎてからが暑さの本番となる。その地の暑さを決める要因として、日照によって蓄えられた地熱や海洋からの影響が極めて大きい。

人の円熟を考えれば、20代前半はまだまだ青二才の部類である。30代~40代にかけて様々な人生経験を経験し、凡そ多くの人は50代になって円熟の域に至るのでないだろうか?これは夏至を一箇月以上も過ぎた頃(8月初旬~中旬)に、暑さのピークが来るのと酷似している。そんな取り留めのないことを考え、私はまだまだ日の沈まないビル街(薄暮と呼ぶにはまだまだ早い)を急ぎ足で帰宅に及んだ。

2広瀬通

ビルの谷間に差し掛かった。梅雨入りとは無縁な空模様であった。とても6時近い時刻とは思えない青空である。

3ビルの谷間

飲み屋がひしめく路地に差し掛かった。いよいよコロナ明けは近いようだが、終息(コロナが完全に終わること)には至らないはずである。ウイルスの特性(数万年に渡って人類と共存してきたのがコロナウイルスである)を知っているのなら、終息という表現ではなく収束という言葉のほうが、実情にはるかに近いと自分は受け止めている。

4飲み屋の路地

仙台三越前である。ようやく本来の賑わいが戻ってきた仙台を祝したい気がする。後はなるべく早く、コロナを感染症2類扱いから5類扱いに変えてもらうのみである。

5三越前

横町コメント
夏至を前にして思ったことを正直に吐露させて頂きました。少しは故人への懺悔(供養)になった気が致します。

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6六百横町
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