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初めに

本日、ブログのカテゴリーに新たに「岡目八目」を追加した。これはブログタイトルの「横町利郎の岡目八目にあやかったものだが、「岡目八目」は囲碁から出た言葉で、対局している当の本人よりも傍から見ているほうが見通しが利く(先が読める)という意味である。根底には世相に際しただ傍観するのではなく、感じたことを素直に発信したいという気持ちがある。


1イメージ

何かとコンプライアンスにうるさい世の中だが、自分はそれとほとんど遜色がないほど、マナーやモラルを重視している。それはマナーやモラルの端々には個々の人間性が顕著に現れるからである。たかが礼節、たかがモラルと言われるかも知れないが、それらを疎んじる人物は、重んじる人物に比して仁や徳を欠くように見える。


欠いてしまった仁や徳を他のもの(例えば知識)で補おうと努めても補いきれるものではない。理由は礼節と仁や誠、知性は元来一体であるべきもの(儒教で言う五常:仁義礼智信)だからである。知識というものは五常があってこそ生きてくる。これを誤って解釈している御仁は多い。そしてその多くに共通するのは謙譲を知らない(知っていても実践しようとしないケースを含む)ことである。

 

言葉遣いにしても然りである。最近テレビなどで「だけれども」という言葉を耳にするが、少なくとも公の場で使うべき言葉でない気がしている。アナウンサーなどは絶対に使わない言葉(俗語)であり「ですけれども」と言うのが丁寧な言葉でないのだろうか?「だけれども」という言葉を発した当人に問えば、開き直るか、当惑するかのどちらかになろうが、語感からは「でも」や「だけど」に近いものを感じる。少なくとも目上の人に使うべき言葉ではない。品格を欠くのである。

 

タクシー業界などの接客業において「Dから始まる言葉(だって、だけど、だから、でも)は客とのトラブルになりかねない言葉であり、ご法度とされているが、これは一般社会にもあてはまるのでないだろうか?これはけして私だけが述べているものではない。嘘だと思ったのなら、インターネット検索で「Dのつく言葉 トラブル」と検索して頂ければ数スレッドがヒットするようだ。


それと「〇〇ですね」と「〇〇ですよね」の違いも気になるところである。即ち、前者は単に自分の印象や感想を述べているのに過ぎないが、後者は相手に同意(相槌)を求めるかのよう含みがあるということである。「よ」という一文字を入れることで、受け取る側の印象は全く異なってくるのである。

 

「目は口程に物を言う」というが、こうした言葉遣いも目から受ける印象とさして違わぬほどのメッセージが伝わってくる。決めつけや同意の促しは相手を詰問することにも繋がりかねないので避けるべきでないだろうか?自分は若い時分、若気の至りで”絶対”という言葉をよく使ったが、よほど断定できること以外、この言葉を使うのは避けるべきである。なぜならば、前述した「〇〇ですよね」の意図する”決めつけ”(一方的な思い込みを他人に押し付ける印象を与える)にも繋がる所以である。

 

話は変わるが、先日NHKの仙台放送局の「てれまさむね」の天気予報(毎夕)に出演している気象キャスターSさんの挨拶(「こんばんは」と言うべきところを「お願いします」と述べている)をブログに書いたが、ようやくこれを改めて、「こんばんは」と言うようになったようだ。自分の記事のせいとは到底思えないが、或いは視聴者から指摘があったのかも知れない。

 

自分が挨拶や言葉遣いで心がけているのは「奇をてらわず」である。社会規範の域を越えれば、必然的に浮いてくるからである。されど所詮、自分もつまらぬ俗物ゆえ、他人から見れば至らぬ点は多々あることだろう。然るに、もし指摘を受け、納得すればいつでも改める用意がある。つまらぬプライドや意固地は潔くきっぱりと捨て去りたいのである。


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横町コメント
不遜な言葉を使った際、相手が大人しくしていれば、言った者は増々つけあがり、高飛車に出ます。言った者勝ちというやつです。私はそういうケースに遭遇した際、衝突を百も承知で「その言葉遣い、もう少し何とかして頂けませんか?」と下手に出ます。或いはさりげなく忖度を促すような言動に出ます。中には不機嫌な顔をして煙たがるかたもおられますが、わかって頂けるかたもございます。

わかって頂いた場合には雨降って地固まるという構図が展開されることが多いです。私には座右の銘がございます。それは「徳は孤ならず、必ず隣有り」です。即ち、儒教で言う”有隣”です。徳を失わなければいつしか必ず、誼を交わせる人物と巡り合うことができます。取り柄の少ない自分ですが、これだけは信念であり断言したい所存です。

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2六百横町
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