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久しぶりに仙台藩志会主催の歴史講演会・伊達学塾に参加した。仙台藩志の「志」はけして嘘字ではない。志があれば仙台藩士の末裔でなくても誰でも参加できるというニュアンスがある。自分は過去に二回出席したことがあるが、そのうちの一回(2015年1月)は支倉常長の末裔のかた(故支倉常隆さん:第13代支倉常隆家当主)とお逢いすることができた。https://gbvx257.blog.fc2.com/blog-entry-1060.htmlもう一回は伊達政宗公が眠っている瑞宝殿のことだった。https://gbvx257.blog.fc2.com/blog-entry-1059.html

会場は青葉区一番町の仙台三越に隣接するエル・パーク仙台141の5階セミナーホールである。仙台での開催とあって地元のかたが多かったようだが、ご夫婦そろっての参加や着物を召した女性も居られる。このあたりは過去に参加した相馬郷土研究会と異なるところである。(良しも悪しきも、62万石の大藩特有の格式ばったものを感じる)右側前列二列目までは藩志会の幹部が座る指定席であるが、伊達篤郎会長(瑞鳳殿顧問、伊達一門分家の岩出山伊達家出身)が着座され、講師の先生に挨拶されていた。

1会場

本日の講演会のパンフレットである。講師の先生は石巻千石船の会会員、仙台藩志会会員、登米市学芸員の佐藤尚一氏(石巻市生まれ、石巻市在住)である。実は佐藤氏とは4年前の2018年5月12日に登米市の寺池城跡(中世大名の葛西氏~伊達伊達氏が支配)を訪ねた際に、お会いした経緯がある。https://gbvx257.blog.fc2.com/blog-entry-265.html

佐藤氏とは4年ぶりの対面である。実は佐藤氏は自分が在籍した石巻市立住吉小学校の卒業生でもある。講演が始まる前に私は畏れ多い気持ちに駆られつつ、名刺交換をさせて頂いた。

2パンフレット

正味一時間半の講演であったが、自分が生まれ育った町ということもあり、これほど興味の尽きない歴史講演会を受けたことはなかった。佐藤氏は企業に在籍し、その傍らで学芸員の資格を取得し、夢を果たされた人物である。その並々ならぬ熱意には畏敬の念を感じざるを得ない。郷土史に関しては歴史の先生とも見間違えるほど、深い造詣をお持ちである。

3講師

これは天保10年(1839年)頃に描かれた石巻の絵図(鳥瞰図)である。非常に細かく描かれた絵図だが、その部分部分を拡大し、ここに〇〇藩の蔵があった。代官の屋敷があったなど、非常に詳細な考察をされていることに大変驚いた次第である。学芸員は町並みを見る目が全く違うと言う印象を受けた。

4古地図

石巻は伊達藩の水上開運を担う流通の拠点として江戸時代に大いに賑わった場所である。そんな要衝の地に生を受けた自分としては、感無量としか言いようのない本日の講演であった。

講演が終わり、佐藤氏に丁重に挨拶した私が向かったのは国分町の地酒を扱っている酒店である。購入した酒は石巻清酒「日高見」である。石巻は旧北上川河口に位置しているが、北上の語源を辿れば日高見(日本の古代において、大和または蝦夷の地を美化して用いた語)になる。

自分の祖父方ルーツはかつて岩手県南部(姓は葛西家家臣に見られるO)に住み、後に伊達に伴い、北上川沿いに南下して石巻にたどり着いた(先祖代々の言い伝えでは北上川を開削した伊達家臣・川村孫兵衛重吉に仕えた)とされるが、恐らく自分の体内には蝦夷の血が流れているのを感じる昨今である。それだけに、今宵に飲む清酒・日高見の味は格別なものがある。

5日高見

横町コメント
土用の丑の日であり二十四節気の大暑でもあった本日ですが、我が仙台では土砂降りになったかと思えば、夏の強い日差しが差し込むといった、極めて天候不順な本日でした。そんな日に4年ぶりに佐藤氏と再会を果たせたことは、この上もない幸いです。佐藤氏とは石巻千石船の会の来年の総会(毎年4月開催)で是非お逢いしたい所存です。

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7六百横町
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