fc2ブログ

【前書き】

FC2ブログは個人主義的な色彩の強いブログである。これは他のブログを経験したことのないブロガーにとってわかり難いことなのかも知れない。但し、これはFC2ブログ運営サイドの意図したもの(敢えてブロガー同士の交流の便宜は図らず、スパムや誹謗中傷対策への備えを重視したもの)であり、ブログの構成上止むを得ないものである。


察するに、その中でも誼を通じたブロ友様とのやり取りは愉しくブロガー冥利に尽きるものを感じる。本日はコメントのやり取りを愉しむのに必要な要素とは?を掘り下げ、十数年に渡って対話型ブログを運営してきた自分なりの見解をもとにして主旨を表したい。


先ずはマナー・倫理の概念図のピラミッドをご覧頂きたい。TOPには法律(コンプライアンス)が来て、その下層がマナーである。マナーは儒教で言う忠恕に近い概念である。モラル(倫理観、道徳観)は、マナーよりも下層に位置するものである。


1トライアングル

対話型ブログで目指すのは「義」でない。「誼」である。両者は似通っているが、根本において異なる。即ち、良好な人間関係の構築を望むのなら義理は厚誼には及ばない。義務感で事を成せば、必然的に事務的(感情を押し殺したもの)な応対となって、どうしても表面に現れてしまうのである。


誼を通じたいのであれば、礼節はあったほうが良い。「親しい仲にも礼儀あり」は我が国の美しい習慣である。そして相手を労う言葉を能動的に掛けることである。これによって先方の気持ちも解きほぐれて行くものとなり得る。


誼の構築を前提に考えれば、ブログに明確なイニシアチブが存在するのが見えてくる。即ち、更新した側の記事を熟読し、それに添ったコメントを残すことがブロ友に対する最大の誼であり、反論や記事の主旨からの脱線は、両者の関係にマイナス側に働く恐れがあるということである。極論すれば記事をよく読まずに、自分の言いたいことのみを述べ、聞く耳を持たないという唯我独尊的な色彩が濃くなるということである。諺の如く、雄弁や逸脱はけして金(ゴールド)にはなり得ないのである。


上記と関連するが、記事の内容に対して、どうしても反論や異議を唱えたいのなら、スレッドを改めた上で、自らのブログに言いたいことを述べて主張するべきである。こうすることで、先方の面子を潰さずに済むし、良好な関係にひびが入ることはない。


must(〇〇しなければならない、should beに近い)とhad better(〇〇したほうが良い)をTPOに応じて使い分けるべし。これは相手の心情を損じない上で重要な作法だが、結構疎かにされるケースが多い。断定的な口調で物を言えば角が立ちやすくなり、一歩下がって控え目に言えば、その限りでなくなるという意味である。従って「絶対に」という言葉を使う際は特に配慮するべきである。少しでもそうでないと思われる要素があるのなら、躊躇することなく使うのを止めるべきである。


心情やコンディションを気遣う言葉も要注意(深入りは禁物)である。例えば「ご自愛ください」と「風邪をひきませぬように」とはニュアンスは明らかに異なる。前者は誰にかけてもよい無難な挨拶言葉であり、相手を気遣う際に用いる適切な言葉であり、世間一般に広く定着しているのに対して、後者は「風邪をひきやすい虚弱体質」というニュアンスを相手に抱かせる恐れを含んだ言葉であり、頑健な肉体の持ち主に掛ける言葉としては不適当である。


リスペクトの表現(表敬)や謙譲(外国ではあまり用いられない作法)は人間関係の潤滑油である。一般的に表敬は比較的敷居が低いが、謙譲となれば相応の年季を要する。最近は若いかたを中心に、謙譲すれば相手になめられるという意図から、謙譲を一切しないかたが見受けられるが、謙譲の本質としては「私は誤っても他人を損じません。からかいや冷やかしの類も一切しませんという決意」も含んでいる。このような意図で使われる謙譲は、ないよりもあったほうがベターであり、ブロ友と誼を築く上で大きな追い風になるのは言うまでもない。


他人の更新した記事のコメント欄に自己の自慢話に類するような話や不安を煽るような話を書き込むのは止めたほうが良い。どうしても書きたければ自分のブログに書くべし。謙譲以前の問題である。


フランクはけしてオールマイティではない。気心が知れた者同士ならいざ知らず、打ち解ける前に使えば、相手に誤解(からかわれているのでは)を抱かせる要因ゆえ、いきなりフランクから入るのは避けたほうが良い。先ずは低姿勢に出て、良好な人間関係の構築を目指すべきである。


2倫理観とは

横町コメント
なぜ、このような七面倒臭い記事を書いたのか?というと、Googleアナリティクス解析で「ブログに対する私の倫理観」というカテゴリー(これまで四つの記事が存在)が何度も読まれたことがわかった(アクセス数が第1位)からです。読者のそういう趣向に応え、アクセス数の多い記事について追記を書きたいと思った次第です。

自分のブログに倫理観を持たせるということは、先ずは能動的に、自らが率先して成すべきことを成さねばならないということです。具体的には論語で言う五常(仁・義・礼・智・信)の履行です。ブログを荒れたもの(言った者勝ち)にしないためには、自己客観(自らが背筋を正すこと)が必定となります。

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3六百六十六横町
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