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 1982BLUEBIRD TURBO スーパーシルエットデビュー戦 

私は今NISSANブルーバードシルフィーという車に乗っている。これは私がこだわって選んだ車である。大人しく何の変哲もない4ドアセダンだが、ブルーバードという車は若い頃から強い思い入れのある車でもある。(画像はインターネットから借用したブルーバードシルフィーである)



本日は何故私がブルーバードを購入するに至ったのかをブログで語ってみたい。それは1982年に遡る。毎週土曜日の夜に放送される「モータースポーツダイジェスト」でシルエットフォーミュラに出場したマシンを見た私は大きな衝撃を受けた。

改造の度合いが非常に大きいのがシルエットフォーミュラの特徴で、ドアの後ろにラジエーターを配置し、マシンの幅は実に2メートルに達している。このマシンはけして見かけ倒しでない。中味は市販車と全くの別物となっているのである。



シルエットフォーミュラ(SilhouetteFormula )は、モータースポーツ用の車両の一種で、1981年以前のFIA国際競技規則・付則J項においてグループ5に分類される車両の通称スーパーシルエットと呼ばれることもある。市販乗用車の車体をベースとしているが、大幅な改造のうえにエンジン等はレース専用に設計・製作されたものを使用し、「まるで外観(シルエット)だけ市販車に似せたフォーミュラカーのようだ」ということから「シルエットフォーミュラ」と呼ばれた



その中で一際目を引いたのがNISSANブルーバードターボ(六代目・910系)のシルエットフォーミュラ(FIAグループ5に属する)だった。それまでのブルーバードと言えば、四代目610系のSSS(スリーエス)こそスポーティーモデルとして知られていたが、スカイラインやシルビアのようにモータースポーツで活躍するクルマとは一線を画し、おとなしいセダンというイメージが強いもので、NISSANの開発のコンセプトからもファミリーカー的な色合いが強く、とてもBMWM1(ミッドシップに12気筒3500CCエンジンを搭載したバリバリのスポーツカー、シルエットフォーミュラ仕様でも最高出力は450馬力)と張り合える車ではないという印象があったからである。



但し、このシルエットフォーミュラバージョンのブルーバードターボは形だけはわずかに市販車であるブルーバードの面影を残しながら、フレーム、足回り、エンジンとも中身は全くの別物である。



※ドライバーはベテランの柳田春人選手、試合前のインタビューに対して「非常に難しい車なので…」と語ったところが印象に残っている。



ブルーバードターボ・シルエットフォーミュラ仕様主要諸元
搭載されたエンジンはレース専用設計のLZ20Bと呼ばれた4気筒4バルブのDOHCで2082ccの排気量。これにエアリサーチ社製T05Bターボチャージャー、ルーカス製メカニカルインジェクションシステムを装着。最高出力は570ps/7,600rpm、最大トルクは55kg-m/6,400rpm(パワーウエイトレシオは1.75Kg/PS)となっている。 



フロントサスペンションは新設計のジオメトリー式独立ストラッドを採用。フレームはパイプフレームとアルミを組み合わせた構造体のセミモノコックボディ。強力なパワーに対処する為に、クラッチはトリプルプレートクラッチ、ギアは5速クロスミッションを採用している。



このレーシングカーは単にブルーバードという名前がついた怪物マシンだが、私の記憶の中で最もインパクトのあるブルーバードだった。



定年退職を迎えた私がブルーバードシルフィーに乗っているのはこの怪物ブルーバードに対する憧れが強かった為である。



84年に、たった3戦を走りチャンピオンマシンとなったコークライトバージョンのブルーバードターボ・シルエットフォーミュラ仕様。このマシンを最後にシルエットフォーミュラシリーズは姿を消した。



横町コメント
冒頭でも述べましたが、今乗っているブルーバードシルフィーはこの怪物とは対照的に非常にジェントルな車でトランクも広く、息子とゴルフに行く際は重宝しています。ブルーバードシルフィーは生産から既に11年以上経った車ですが、これからも私の良き相棒として傍に居てくれることでしょう。今回は車に興味のないかたには申し訳ない記事になってしまいました。正直言いますとそんな私も年を重ねることで「車は走ればいい」と思う傾向が強くなりました。でも、こだわりは人のモチベーションを確実に揚げる指向性を有します。そういう意味でこの車を定年後の自分の相棒に向かえて本当に良かったと思っています。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


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