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  亘理で身に付いた越冬術
人間の体というものは生まれながらに環境適応力を持っている。然らば与えられた能力を寒い冬場にこそ生かしたい。私が身を以てそう思うようになったのは二年前の単身赴任先で冬を越した経験からであった。但し、我が仙台は「厳冬」という意味において北海道や東北北部、豪雪に見舞われる日本海側の地域に遥かに及ばない。こうした地域に住まわれるかたがたから見れば、宮城の太平洋側の冬など、まだまだあまっちょろいものなのかも知れない。


前置きはともかく、私が電気ストーブで冬を過ごせる(今は家族と同居しているので温風石油ヒーターを使うこともある)ようになったのは亘理(宮城県太平洋沿岸南部)での単身赴任生活があってこそと受け止めている。ここに往時の私の冬の日の典型(ウイークデー)を記したい。

※亘理の平野部に降り積もった雪、仙台よりも温暖な亘理だが、1月後半に10センチほどの積雪に見舞われたことがあった。(2016年1月下旬撮影)

①朝3時起床(多少のバラツキは在るものの、これは年間を通じてほぼ一定している)
②ドリップ式のコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。銘柄はUCCの「深いコクのスペシャルブレンド 職人の珈琲」である。この時一欠片のチョコレートを口に放り込む。これで心身のウォーミングアップが万端となる。
③曜日によってはゴミ捨てがある。防寒服に身を包み、片道200メートルの夜道(幸いにもゴミ置き場へのルートは県沿いにあり歩道はライトアップされている)を往復する。雪があれば長靴を履くが、これだけで結構気合が入り、精神的に鍛えられる。
④3時半頃からパソコンに向かい、創作活動やブログのメンテナンスを行う。
⑤4時45頃に朝食をとる。
⑥朝食の後片付け、身支度を整え、5時45分頃にアパートを出て、約十分の徒歩で亘理駅に向かう。
⑦6時10発のJR代行バスで相馬に向かう。
⑧相馬駅には7時11分着、その後原町行きの列車に乗り換えて職場に向う。某駅で降りて自転車(乗車は10分間)で職場に向う。
⑨職場には7時50分頃到着
………
⑩勤務を終えて亘理駅には19時15分頃到着。
⑪スーパーで買い物を済ませてアパートには19時50分頃到着。
⑫20時過ぎ、晩酌(但し、休肝日は月曜と木曜で週二日)をしながらの夕食。
⑬平均就寝時間は22時頃。


だいたいこんな感じである。また休日には、代行バスの定期券の特典を用いてウォーキングやサイクリング(折りたたみ自転車を使用)もしたし、たまにゴルフの練習場にも行った。寒さから逃れるのではなく、身体を自ら動かして寒さに馴染み、延いては親しむことを心掛けたのである。こうしたことをしているうちに一冬があっという間に過ぎ、いつの間にか冬が辛いとは思わなくなったのである。亘理で身についたこうした習慣はもちろん今でも続いている。

セカンドライフで都心部の企業に就職した私だが、出勤時は二駅手前で地下鉄を下車し、わざわざ遠回りして地下鉄の通路を選んで通ることにしている。階段の上りでは一段飛ばして登る。こうしてスクワットと同等のトレーニング効果が得られるのである。寒稽古のようなトレーニングを重ねるうちに、今では着るものも薄着になった。寝具も薄いもので用を成すようになった。また、防寒服やコートも厚手のものは汗をかくので用がなくなった。身体を鍛えることで精神的にも強くなった。その根底に存在するのが武士道である。

筆者挨拶
冬がさほど辛くなくなってきた昨今ですが、それでも春は待ち遠しいものがございます。本日は冬至を迎えました。かと言って特別なことは何もしません。人は人、自分は自分。これが私の流儀です。但し、「折り返しの日」というけじめは感じています。

明日からはほんの少しでも昼の時間が長くなります。今は冬至を無事に迎えたことに感謝して週末の美酒に浸っています。然らば、亘理で培った「越冬術」をもう一度心に噛み締め、今冬も風流を己の朋として冬を乗り切って行きたい所存です。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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