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 VAN HALEN - JUMP (LIVE)  

リンク曲について
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)はアメリカのハードロックグループである。彼らの大ヒット曲・Jampは今なお私の気持ちを釘付けにして止まない名曲である。去る11月11日にリンクしたJampは二代目のメンバーによる演奏だったが、本日リンクした曲は初代による1995年トロント公演の時のものである。この曲を聴いているうちに現実を離れ、まるで宇宙空間にワープするような不思議な感覚に捉われることがある。これにアルコールが入れば一層その傾向が強くなる。私も現役時代は現実から逃避したいがゆえにアルコールに酔い、一時のトリップをこの曲によく委ねたものである。
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随筆「セカンドライフに冬を快適に」
セカンドライフに入ってそろそろ一年が過ぎようとしている。人生は筋書きのないドラマだとよく言われるが、その間にいろいろなことがあった。7月後半に大型ダンプドライバーとして或る会社に就職したが、僅か一箇月で会社を去ることとなった。今思い越せば、五箇月間の失業保険の給付に頼りすぎたツケが回ってきたのかも知れない。

失業して必死の就職活動で再び大型ダンプの運転席を目指したが、年齢とキャリアの無さが災いして数社から断られた。この仕事はつくづく自分には縁がなかったと言い聞かせている。そうこうしているうちに現役時代のスキルとキャリアを活かした仕事に就くことになった。ハローワークの職員のアドバイス通りになった私のセカンドライフだが、必ずしも落胆ばかりではない。その代わりと言っては何だが、週休三日のもたらす余暇時間という得がたいものが手に入るようになったからである。

ダンプドライバーになっていたら日曜日と祝日くらいしか休めなかったことだろう。今はその余暇時間を文芸に勤しむ時間に宛て、有意義なセカンドライフを送っている。再雇用を蹴った私だが、その時はパラシュートを背負い、飛んでいるヘリコプターから飛び降りるような気持ちだった。新たな会社に就職したからには、一から人間関係を築き上げなければならないからだ。その為にはつまらぬ面子などかなぐり捨てる必要がある。但し、この時、私の背中を強く押すものがあった。それは、以前在籍した会社を絶対に見返すという強い気持ちである。大袈裟と言われるかも知れないが、これは赤穂浪士の討ち入りの心境とも酷似している。こうした「ルサンチマン」とも言うべき負けん気が、これほど自分にとって、強い追い風になり得るとは夢にも思ってもいなかったのである。

これは一昨日に仙台市内の勾当台公園で撮影したイルミネーションカーである。仙台の年末を彩る「光のページェント」とともに夜の仙台を盛り上げるのに一役買っている車である。年内のウイークデーは毎日この光の演出を見ての帰宅である。一日の仕事を無事に終え、これを見ながら安堵を感じるとともに、自分にもようやく’ツキ’が回ってきたことを悟るのである。

胸の内を明かせば、退職までの数年は言葉にいい表せないほどの焦燥感があった。敢えて表すなら、殺伐とした無彩色の世界を宛ても無く彷徨うような心境だった。これ以上は差支えがあるので具体的な内容の開示は控えたいが、こうした背景には日本人特有の生真面目さにつけ込んだ「使う側の倫理観の衰退」(彼らに共通するのは、営利を追求するあまり、使われる側の気持ちを慈しむ心が不足)が根底にあると私は踏んでいる。

長時間労働やパワハラが社員を自殺に追い込む。36(サブロク)協定が出来てだいぶ良くなってきたが、一部のブラック企業ではこうしたことが今でも繰り返され、社員の心を蝕んでいる。労使対等とは建前のみであり、今でも多くの労働者が泣き寝入りを強いられている。ゼネコンにおいて繰り返される談合問題同様に、この手の事件はいつまで経ってもなくならないと私は踏んでいる。

比較的発言権の弱い若手社員や中堅社員に多い自殺問題。それでも自己防衛法はある。それは自分なりに「流されないものを築き上げること」である。そうは言っても、情にほだされ、大きな河の流れに流されているうちはこの言葉にピンと来ないのかも知れない。私は流されないためには人や他を変えるのではなく自分が変わることが肝心と受け止めている。

私が流されずに済んだのは倫理観(大勢のかたが概ねそう考える良識)を求めたからである。ずばりその倫理とは儒教思想である。儒教思想と言うと構える向きもあられると察するが、何も特別なことではない。平たく言えば殆どの日本人が心の奥底に持っている道徳(礼節、仁愛、信義、至誠、忠恕)のことである。最低限度、これがしっかりさえしていれば中核となり得る。私は或ることがあって、5年ほど前に論語を始めとした儒教思想を学び、これを実践哲学に昇華させるよう心掛け、殺伐としたサラリーマン生活に無事に終止符を打った。

その苦労を思えばどんな試練も乗り越えられる。そんな信念があったからこそ、私はセカンドライフで受けた新たな波など、まだまだ小波の部類と捉えているのである。新しい会社でもようやく良好な人間関係を作り上げ、今は快適な水平飛行に入った。今宵は、綱渡りの連続だった我が後半生を振り返りながら、年の瀬のひと時の美酒に酔いたい。もちろんVan HalenのJampを聴きながら…
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筆者挨拶
早いもので、あと五日ほどで冬至になります。寒さのピークはまだまだ先ですが、日の短さは冬至をピークとして徐々に長くなります。言い換えれば冬至は「けじめ」とも取れます。私は冬場に寒稽古と称して長時間のウォーキングやゴルフ練習をして、ここ数年身体を鍛えています。また単身赴任時代には石油暖房に頼らずに冬を越した経験がございました。(写真は本日のゴルフ練習:気温4度の中でドライバーを強振した。以前よりさほど衰えてない飛距離に自分でも驚く…)

こうしたことを繰り返すうち、今では体質が変わり寒さに強くなりました。従って冬を辛いと思わないのです。もちろん風邪などひきません。逆に今では寒稽古が出来るから歓迎すべき季節とさえ認識しております。寒稽古は武士道から来る自己鍛錬術ですので儒教とも繋がる部分が多い。儒教を己の心の拠り所とし、寒稽古で身体を鍛える。私はそれをセカンドライフの信条として今年の冬を快適に乗り切って行きたいと考えております。最後に読者様、ブロ友様のご多幸、ご健勝を心からお祈りします。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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