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W杯決勝のPK戦での駆け引きを明かすアルゼンチン代表GKエミリアーノマルティネス



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W杯カタール大会で優勝したアルゼンチンの守護神エミリアーノ・マルティネスへのインタビューである。非常にテンションが高く陽気なアルゼンチン人であることがわかる人柄だが、彼は現在渦中の人となっている。


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ブログで扱う話題として、”ダメ出し”などはしたくないし気分もよくないのだが、先日ワールドカップサッカー・カタール大会を取り上げた自分としてはどうしても示しが尽かず、やむを得ず重い腰を上げたことを最初にお断りしたい。


それは去る12月19日(日本時間)のアルゼンチンとフランスで争われた決勝にまつわるモラルの問題である。サッカーはよく紳士のスポーツと言われ、本来ならばスポーツの国際試合はラグビーのようにノーサイド(試合終了後にお互いの健闘を讃え合う行為)にならなければならないが、今回の決勝を見る限りでは、これとはるかにかけ離れたのもを感じた。


それはアルゼンチンのゴールキーパーであるエミリアーノ・マルティネスのとった一連の行動である。マルティネスは、数々のスーパーセーブを連発してアルゼンチンの勝利に貢献し、今大会で最優秀ゴールキーパー(ゴールデングラブ賞)に輝いたが、その表彰式での行為は我が目を疑うものであった。何とゴールデングラブのカップを受け取った直後に、自らの股間にカップをあてがうポーズをしたのである。最初は陽気な国民性から来るジョークかとも思ったが、カタールの王族やフランスのマクロン大統領の前ということもあって、少しばかり悪ふざけが過ぎるのではと感じた。


このあと彼は多くの人々から非難を浴びた。また祖国に帰ってからの凱旋パレードではフランスのスーパースターであるエムベパを模した人形(涙ぐんでいる)を抱き、フランス側から侮辱行為を行ったと見なされたフランスサッカー連盟がアルゼンチンマルティネスの侮辱行為に対してアルゼンチンサッカー協会に書面で抗議に及んだ 一部にはゴールデングローブ賞剥奪論もあるという。フランスの怒りはこれでも留まることを知らず、今は政府レベルにまで波及した。まるで自国の優勝やメッシの偉業に水を指すマルティネスの行為に、多くのファンは落胆の念を抱いた。こんなに後味の悪いW杯サッカーは記憶にないが、この問題は果たしてマルティネスだけの問題なのだろうか?


1人形

どうも腑に落ちないものを感じ、別な角度からこの問題を掘り下げてみた。jbpressの情報によると、実は今年の5月にエムベパがアルゼンチンの某放送局のインタビューを受け、「南米の国々はヨーロッパと比べるとサッカーが進化していない」と口にしていたという。従って一連のマルティネスの行動はこの発言への仕返しのつもりであったと察している。


これに対して当のエムベパは冷静そのもので、インタビューされても「そんなことはどうでもいい。そのようなことにエネルギーを浪費している暇はない」として、眼中にない様子である。 マルティネスは現在の所属チームであるイングランドプロサッカーリーグのアストン・ヴィラFCから放出を検討されており波紋は当分の間続きそうである。


決勝のフランス戦でPKを阻止するマルティネス。動物的な素早い反応には驚いた。


2決勝でのスーパーセーブ

横町コメント
奇をてらわずというのは日本人の美徳とされますが、陽気なアルゼンチン人であるマルティネスには国民性の違いを感じます。但し言えるのは、ブーイングをされているのはチームでは彼一人であり、悪ふざけが過ぎたということです。インタビューを見ていると悪びれた様子もなく、彼から言わせればジョークだったと言うのかも知れません。恐らくエムベパのことを逆恨みしたというよりは、パフォーマンス程度と考えているのかも知れません。

但し、多くのサッカーファンはそうは見ていません。それはサッカーが紳士のスポーツだからです。紳士であるからには品位が求められるのは当然です。サッカーの試合で盛り上がるのは大歓迎ですが、このような場外戦で盛り上がるのは本意ではなく、しらけます。一流とされる選手には人格も求められる。今回の騒動を見て私はそれを痛感した次第です。今回は趣旨が趣旨だけにアルゼンチン国歌はリンクしません。アルゼンチンを応援していた自分としては非常に後味が悪いです;

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4六百横町
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コメント

スポーツに疎いので、本当に私見に過ぎないのですが、個人競技ではなくチーム競技なので、チームの一員が妙な行動を起こすとチームの評価を下げるという認識が彼には欠けているのでしょうね…。あるいは、自己の卓越した能力がチームを率いているという奢りがあり、自分本位になっているのかもしれませんね…。いずれにせよ、こういう行動は、やがては、どのチームからも受け入れてもらえなくなるのではないでしょうか…。

URL | boubou ID:-

こんばんは

仰るように残念な行為ですね。
ジョークも時と場所を選ぶべきです。
今後の動向が気になります。

URL | ichan ID:-

こんばんは

今回のサッカーの試合は多くのメディアに日本人以外の選手も多く特集されメディアで観る機会が沢山あっただけに、とても残念に感じます;
試合の勝ち負けだけではなく、紳士のスポーツとしての品格を感じられない選手がいると
喜ばしい事も悪い印象のほうが強くなってしまうのが残念です。
嬉しい気持ちがこのような行動をさせてしまったのかも知れませんが、一人の行動が全体における影響を考えてスポーツマンらしい行動をして欲しいと思うのが正直な気持ちですね。

URL | Joey rock ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

例外もありますが、スポーツ選手の多くは人間的に未熟であり、経験を積み、敗北の悔しさを味わい、時に成功を収めることで自己客観が進むという普遍性があります。例えば贈られた金メダルを噛む行為、これはどうなのでしょうか?自分がもらったメダルだから何をしてもよいのでしょうか?

メダルを取る為に一生懸命努力して、それが実らなかった選手の気持ちを思うとできない気がします。敗者への労わりについては微妙なものがありますが、勝利したこと自体を素直に喜べば、それで十分と考えています。

我が国とは国民性がまったく違うアルゼンチンですが、少なくてもメッシ選手などは矩を越えていません。恐らく彼は大きな代償を払い、自責の念に駆られるものと察しております。その上で心機一転し人間的な成長を期待したいと考えています。

おはからいにより、本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。眠い目をこすり表彰式を見ていました。マルティネスにゴールデングローブ杯が授与された直後のアクションに我が目を疑いました。サッカーと言う競技をどう捉えているのか?ということです。

勝って奢らずという心境に至るには、それなりに修練を積まねばなりませんが、まだまだそのレベルには達していないと捉えました。そういう経緯もあり、自分はサッカーW杯カタール大会の決勝に関する記事がどうしても書けませんでした;

昨日はほとぼりも醒め、キーボードを叩いた次第です。そういうこともあって未だに気持ちは晴れません。おはからいにより、今回も有意義なご意見を聞かせて頂きました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

joeyrockさん、ありがとうございます。

おはようございます。この行為がなければ後味のよい大会だったのですが、重ね重ね残念でなりません。マルティネスに引き換え、当のエムベパのほうは大人の対応で胸を撫でおろしています。これでやり合うことがあれば、更に険悪なものとなっただけに、エムベパ選手の自制を評価したい所存です。

本来ならば偉大なメッシ選手のことをもっと書きたかったのですが、その意欲さえも失せてしまいました。スポーツの場は国際親善の場でもあります。今後はこういうことが二度と繰り返されないことを願っています。

ご配慮により、本日も有意義な御意見を賜りました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

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