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Hen Wlad Fy Nhadau】ウェールズ国歌 我が父祖の土地


【コラム】
ウェールズ国歌(アンセム)「我が父祖の土地」(正式な歌名はHen Wlad Fy Nhadau)のリンクである。この国歌を聞く時、私は自分の故郷である東北との接点を強く感じる。イギリスはイングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドからなる国だが、イングランド以外の地域には、かつて新興勢力に抗ったケルト民族が追いやられた。

今は交雑が進んだが、元を正せばイギリスと言う国は一枚岩でないのである。ウェールズは牧場が広がる長閑なところだが、高い民族意識を有する地域である。彼らはイギリス人でありながら、イングランドと相対する感情(ライバル意識)を抱いている。もちろんイングランドのほうが圧倒的に人口が多いが、ウェールズ人はそんなことなどは問題にしていない。動画に登場する歌詞をご覧頂きたい。この曲には、ウェールズという父祖から譲り受けた土地へのこだわりとプライドを抱くのである。

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さて、本題に入りたい。私は今から6年前に或る文学講座を受講したが、その内容は屈辱に満ちたものだった。何と講座の冒頭で講師の赤坂憲雄氏(学習院大学教授)から「東北は植民地」という言葉が発せられたのである。私は自分の耳を疑った。赤坂氏は「東北は植民地」という言葉は自分が発したものでなく電力会社の隠語であるとしている。

私は赤坂氏に問う。「貴殿は自分が発した言葉でないならどんな言葉でもスルーしていいのだろうか?その言葉を聞いた東北人がどんな思いをするのかを十分に考えた上での発言なのか?自分の範疇に留め、オブラートに包むなどの配慮をするべきではなかったのか?」と。

私はこの言葉を明らかにヘイトスピーチだと思っている。今は「裏日本」という言葉は公の場で使えなくなっているが、「東北は植民地」と全く同じニュアンスなのでないだろうか。

1赤坂憲雄への抗議

私はこの言葉に抗議するため、本日YOU TUBE動画を立ち上げた。二回目のUPということで、不慣れな点が多いのはご容赦願いたい。動画で講座を受講したのを2013年と述べているが、2017年の間違いである。

 横町利郎/230118東北は植民地ではない 


横町コメント
動画をご覧頂きましたでしょうか?識者だからと言って、必ずしも正しい倫理観を持ち合わせているとは限りません。皆さんにおかれましてはどんな感想をお持ちでしょうか?お聞かせ頂ければ幸いに存じます。

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2六百横町
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コメント

ユーチューブ動画を拝見いたしました…。貴兄の熱意・主張がよく伝わる内容だったと思います…。
「東北は植民地である」という隠語については、なるほど多くでささやかれているということなのですね…。それを隠語に納めずに、赤坂憲雄氏が自分の後援会で紹介したということなのですが、これに対して赤坂氏が、自分はどういう見解なのかということを明確に述べられなかったのでしょうね…。なので貴兄が、憤慨しておられるということなのだろうと思っております…。もし、講演の場で赤坂氏がこの隠語に対して自らは反対・拒否の立場であると明言されていたのならば、貴兄の憤慨はなかったのではないかと思います…。貴兄が、ここまで憤慨されているということは、そういうことがなかったのだろうなと推測しております…。
また、この講演会に同席されていた、文芸誌みちのく春秋編集者を務める故井上氏はどういう意見だったのかも知りたく思いました…。

URL | boubou ID:-

こんばんは

民俗学や歴史に精通していれば、東北地方の
成り立ちは理解できると思っていました。
特に藤原氏が極めた力や文化等は強力かつ
最先端と感じています。
識者を自称するなら勉強して欲しいですね。

URL | ichan ID:-

boubouさん、ありがとうございます。

講演会での席が一番後ろの席ということもあり、やや聞き難かったのは事実です。自分としては即座に(できれば前置きで)フォローが欲しいと思いました。赤坂氏は無表情で悪びれた様子がまったくなかったので、自分としてはそう解釈した次第です。自分なら「本日参席されている東北の皆さんには大変申し訳ない言葉になりますが」と前置きさせて頂きます。これがなく終始ポーカーフェイスでの講演ゆえ、自分は某電力会社の蔑視発言をそのままスルーしたと解釈しています。本心を明かせば、井上氏が居なければ講演終了後に彼に抗議したかったのです。

赤坂氏に関しては食わず嫌いということではなく、赤坂氏の著作(国木田独歩の「武蔵野」を考察した著作)などを数冊拝読させて頂きました。立場もおありなのでしょうが、文章が硬過ぎる(作家という一面もありますが、学者の域を出ていない)という印象もあり、講演会の席での言葉が自分の思い過ごしであるという結論には至っておりません。(モラルと言う面を除けば、学者としては立派な足跡を残しているということを十分理解しています)

但し、これを匿名性の多いブログで批判は出来ない。赤坂氏を批判するには、自らが顔を出して堂々と論評したいと考え、YOU TUBEデビューまで見合わせた次第です。講演のあった数日後、井上氏にもこれと同様のことを話したところ、あまり気に留めてないようでした。

本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。赤坂氏は学者としては大変立派な足跡を残しておいでです。それなのになぜ東北人の心を逆なでするような某電力会社の隠語を公の場でスルーしたのか?どう考えても腑に落ちないのです。彼の講演会に出席した後で著作は数冊読みましたが、学者ありきの堅い文章が、例の発言と重なり、ウ~ンと思ってしまいました。

名誉職にも就いているのになぜ?と考えています。「誰かが言わねばならない。しかも堂々と顔出しで」と考え、自分としてはYOU TUBEデビューまで待ちました。学者ですので藤原氏のことも恐らく熟知しているはずです。

おはからいにより、本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。

こんにちは。
YouTube拝見いたしました。2本目ということで緊張もいくらか和らいだように見受けられましたが、それよりも横町さんの熱い思いが伝わってくる動画でした。

赤坂氏は植民地という言葉はどのような面から発せられたのでしょうか?そのまま電力供給事情の面からなのか?それとも現在の経済面から?

同じ国内で植民地と支配側という二項対立の極端な見方でなく、同じ日本国民として手を携えながら適地適作適材適所で皆が豊かになれればいいのですが

URL | 暇人ity ID:-

暇人ityさん、ありがとうございます。

おはようございます。ご質問についてお答えします。YOU TUBE上にも「植民と述べた真意がわからない」という書き込みがありましたが、赤坂氏に深い思いはなかったと思います。恐らく他人が発した言葉だから使ってもいいと思ったのでないでしょうか?隠語と自分で認識していながら、公的な場でのスルーには閉口しています。「東北のかたには誠に申し訳ないのですが」という前置きがあれば問題なかったと捉えています。

昭和~平成~令和と世のモラルは大きく変わってきました。多くの差別用語が存在しますが、公的な場での引用は例え他者の見解としてもNG(ハラスメント)です。識者のなかでさえ、浸透しきっていないのを実感した次第です。

みちのく春秋でも或る識者から悪びれることなく「東北は植民地」という言葉が出てきました。もし機会があれば、自分の見解をアナログ上にも書きたいと考えています。

おはからいにより、本日も有意義な御意見を賜りました。ご配慮に感謝申し上げます。コメントを頂きありがとうございます。

おはようございます。
遅ればせながらYouTube拝見いたしました。
赤坂氏の発言がどういう意図なのか、単なる紹介かも知れませんが、その言葉について赤坂氏自身がどう思うのか、は赤坂氏自身がはっきりさせられる必要がある内容だと感じます。
おそらく東北に限らず東京以外はすべて植民地、と思っている輩がいるであろうことは確かですし、だからこそその反発で琉球王国、奥羽列藩同盟、蝦夷共和国のような史実を元に発展させたり、あるいは九州独立、西日本共和国などなど、SFや架空歴史、荒唐無稽なものも含めて様々なフィクションが描かれているのだと思います。
YouTubeで顔出しでご発言されるのはとても勇気あることと感じます。引き続きのご活躍をお祈りいたします。

へろんさん、ありがとうございます。

おはようございます。赤坂氏は学生に対する講義と一般のかたに対する講義を同義に考えているのではないでしょうか?かと言って学生だからいいということもないのですが、どうも腑に落ちないものを感じた文学講座でした。

理由は趣旨が東北縁りの文学を紹介するものであり、前置きとして「東北には植民地という某電力会社の隠語がある」という言葉はまったく必要ないからです。わざわざ差別的なニュアンスの言葉を使わなくても、他の言葉で十分という意味です。例えばですが、「明治維新以後の冷遇」という言葉でも十分でないでしょうか?

私はけしてその言葉を切り取っているわけではなく、この言葉を使わなくともこの講座の内容には何ら影響を及ぼさなかったということです。発言した赤坂氏は淡々として悪びれた様子がなかったし、表情もずっとポーカーフェイスのままでした。

感情を押し殺し、この講座を受けた後で彼の著物を数冊読みました。『武蔵野』をわかりやすく解説するなど、内容は大変立派なものでした。但しこの講座の時に受けた印象が変わるには至っていません。東京出身の彼がこのように述べれば、取りようによってはヘイトにも聞こえます。直後に講義の主催者である荒蝦夷(仙台の出版社)には抗議文を出しましたが、なしのつぶてでした。識者の一部は倫理観(弱者への労りの心)が伴っていない。それを痛感した出来事でした。

本日も有意義な御意見を賜りました。おはからいに感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

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