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昨日、若林城跡(現宮城刑務所)に行ったついでに近所の古城児童館(宮城刑務所前の市道を200mほど西に行った辺り)に差し掛かった。ここに古城と彫られた石碑が建っているが、西側の面には行人塚と彫られている。その名が気になり行人塚のあった所(古城神社)に行ってみることにした。

1児童館前古城石碑

google map 3D画像で位置を確認して頂きたい。宮城刑務所の北側の市道を西に進んだ地点である。児童館で古城神社の位置を聞いてから現地に向かった。距離にして150メートルほどである。

2google map 3D画像

生そばあさひ河原町支店は閉まっていたが、後でネットで調べたら、創業は昭和22年(古い!)で、本店は青葉通にあり、現在は富谷市に支店があることがわかった。外壁はモルタル仕上げでいかにも昭和の建物っぽい雰囲気である。そば店の隣りが古城神社である。

3あさひそば店遠景原図

ここが古城神社である。結構こじんまりとしている。神社は行人塚の上に立ち、社は戦後になってから建造されたという。

4道路向いより原図

【以下は伝説】
昔、広瀬川は深沼(荒浜)で海に注いでいたため、洪水のたび毎に流域が変わり、村人たちはその水害に悩まされていたという。そんな中、五ッ谷に1人の行人(遠行聖人)が住んでおり、自身が人柱となることで、水禍から村人を救うことを唱え「土中から私の振る鈴の音が二十一日間、聞こえたなら必ず願望が達せられるであろう」と言って生き埋めとなったという。

祈願は続けられ、村人は土中に青竹の節をさしこみ、毎日行人のふる鈴の音に耳を傾けた。そして、二十一日の間、鈴の音は段々弱くなりながらも絶えず、その年の秋には大水が出て河の流れがすっかり変わり今の様に閖上(ゆりあげ:深沼から数キロも南に行った漁港)に注ぐように落ち着き、今まで水害に苦しんだ流域は見渡す限りの豊潤な平野となり、民は水害を脱したという。

村人たちは行人の恩を永く忘れない様に塚を築くと共に、その行人が祈願した神々をも合わせ祀ってから、神殿を造り崇敬したというのが、当社の始まりと伝えられる。

5鳥居原図

西側からのビューである。東北新幹線の高架橋が確認できる。ここを真っすぐに行けば若林城(通称:古城)である。

6西側より原図

横町コメント
ここを訪れたのは初めてではないと思いますが、これまでは神社の前を素通りしていました。若林城とは直接的に関係はないようですが、古城という名のついた神社だけに感慨深いものを重ねました。

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コメント

こんばんは

行ったことが無い場所なので、コメントは
控えさせて頂きます。
ただし、古来より治水は重要だったようですね。

URL | ichan ID:-

小さな社ですが、今も大切に祀られているのですね…。
言い伝えによれば、聖人が人柱となったことで川の流れが変わり、それ以降水害とは縁が切れ、立派な田畑となったとのこと…。
今や住宅地となったとしても、地元民の感謝の気持ちは続いているのですね…。

URL | boubou ID:-

こんばんわ~。

確かに、この通りを通ることはありましたが、
古城神社の存在を意識したことは無かったです。
行人塚の由来、そんな謂れがあったのですね~。。
広瀬川も相当な”暴れ川”だったのですね。

ichanさん、ありがとうございます。

おはようございます。このような人柱の伝説は結構聞きますが謎に満ちたスポットです。あくまでも伝説ですが、供養を兼ねて作られた神社であることがわかりました。
お陰様で本日も厚誼を頂戴しました。ご配慮に感謝致します。コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町 ID:L/YzzevM[ 編集 ]

boubouさん、ありがとうございます。

行人の話を聞くとここは聖地とも解釈しています。時代は変わっても感謝の念は持ち続けたいものですね。治水がおぼつかなかった時代は川が暴れていたと言いますので、伝説はまんざら嘘でもない気がします。

おはからいにより本日も有意義なご感想を頂戴しました。ご配慮に感謝致します。ありがとうございます。

URL | 横町 ID:-

penpen_1goさん、ありがとうございます。

おはようございます。一昨日は若林区図書館にバイクを止めて、史跡を求めてこの近辺を結構歩きました。児童館の職員のかたに場所を聞いて近くまで行ったところ、赤い鳥居が目に入りました。隣のそば店(今は閉店)も気になりました。道も旧道らしく曲がりくねっていて、郷愁を感じた探索でした。

ご配慮により本日もお引き立てを頂戴しました。ご配慮に感謝致します。コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町 ID:-

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