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徹子の部屋 山田風太郎 ルーティーン


リンク動画解説
徹子の部屋」に出演したミステリー作家山田風太郎(1922~2001)である。薄いサングラスを掛け、ほとんどカメラに視線を向けないところに、彼独自の世界観を重ねる。初めにプロフィールに触れておきたい。娯楽小説家、東京医科大学卒業、医学士号取得。『南総里見八犬伝』や『水滸伝』をはじめとした古典伝奇文学に造詣が深く、それらを咀嚼・再構成して独自の視点を加えた伝奇小説、推理小説、時代小説で名を馳せる。奇想天外なアイデアを用いた『魔界転生』や忍法帖シリーズに代表される大衆小説で知られている。死後9年を経た2010年(平成22年)には「山田風太郎賞」が創設され、功績を讃えるものとなっている。

生前の彼は家に閉じこもり、滅多に外に出ず、自らを「アルチュハイマー」などと呼んでいる。酒はけして美味くはないというが、睡眠薬替わりに使っているという。一日二食で二回に分けて睡眠を取るような変則的なルーティーンゆえに、寝付くために酒を飲むという。ヘビースモーカー(一日二箱半)だし、もちろん体にいいことはないのだろうが、365日酒浸りということで顔色は良くない。但し彼はけして短命ではなく往時の男性の平均寿命(79歳)を全うしている。

作品の特徴としては主人公の犯罪行為(殺人を犯したり、子供を誘拐したり、詐欺を働く)などが多く「そんなバカな」と思わせるシチュエーション(如何にも作り話)だが、それを割り切ってとことん愉しめるような魅力を感じる。彼の作品には、個性豊かで煩悩に溢れた登場人物が多く登場するが、サービス精神に長けている気がする。それだけに、純文学派や正義、倫理観を重んじる人には受け入れ難いのかも知れない。作風としては江戸川乱歩とも若干重なるものを感じた。

1山田風太郎

次に、なぜ私が彼のミステリーものを読むようになったのかをお伝えしたい。これまで、あまりミステリー作品とは縁のなかった私だが、読むようになったのは今の仕事(送迎)に就いてからのことである。動機はインターバルの時間を有効に使いたいと言う考えからである。昼勤のみでなく夜勤の空き時間での読書ということもあり、”大きな活字”で読みやすいというのがポイントである。

2ミステリー集三冊

横町コメント
3923番目の記事です。紹介した読本はすべて図書館から借りたものです。今は模索状態ですが、写真で紹介したような山田風太郎以外の作家のミステリーものも読んでいます。もちろん、当たりはずれはありますが、いずれ複数のミステリー作家への傾注に繋がって行くことでしょう。

空き時間(約45分)を有意義に過ごす。これは、この仕事を続ける上で重要なポイントです。手持ち無沙汰では間が持たないということです。同じ職場の別な人はスマホのゲームで時間潰しをしているようです。趣向はそれぞれですが、ゾーン作りは各人の創意工夫次第と言えそうです。

それと多くの識者は寝酒は良くないとしていますが、彼の場合は生活のリズムに溶け込んでいて、少しも無理がない気がします。それだけに酒と上手く付き合った作家と言えるのかも知れません。

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5六百横町
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