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ラグビーフランス大会 日本対アルゼンチン


リンク動画解説
昨晩、私はテレビの前に釘付けになった。ラグビーW杯フランス大会の日本VSアルゼンチン戦を観戦するためである。この試合に勝ったほうが決勝トーナメントに進出するとあって、にわかファンを含み、多くの方が視聴したことだろう。試合前のインタビューでは「絶対勝ちます」、「勝利を信じています」という声が多かった。一方のアルゼンチンは好調で去年行われた南半球4か国対抗戦では、初めてニュージーランドを破っており、日の出の勢いを感じる。アルゼンチン代表の愛称は、ピューマを意味する「ロス・プーマス」だが、ピューマのワンポイント柄の入ったユニフォームを見て驚いた。それまでアルゼンチンのユニフォームと言えば水色と白の横縞模様と相場が決まっていたからである。今回は精悍なブラックに斜めの白のストライブが入ったデザインのユニフォームで、強い個性を感じた。

さて、試合のほうは39対27で日本が敗れたものの、試合内容を振り返ってみたい。フィジカル能力が高いと言われるアルゼンチンだが、スクラムに関してはほぼ互角で、けして遜色のないものであった。日本選手ではトンガ出身のアマト・ファカタヴァの活躍が目立った。ポジションはロック(5番)だが、普通は大柄な選手はスピードに欠けるというのが相場だからである。それが前半15分過ぎに、素早い動き(技巧的なキックプレーを含む)で見事にトライを奪った。日本のロックでこんな素早い動きができる選手は見たことがないが、非常にレベルの高いプレイだった。

1アマト・ファカタヴァ

一方のアルゼンチンのWTBのマテオ・カレラスは小柄ながら3トライを挙げ、試合の最優秀選手に相当するプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。フリーにすると手が付けられないものを感じる。まさにチームのトレードマークであるピューマのような俊敏な動きは敵ながら天晴であった。

2マテオ・カレラス

それとあまりスポットが当てられなかったがアルゼンチンのロック(5番)のトマス・ラバニーニはラフプレーで有名な選手(アルゼンチン代表史上もっとも多く退場処分を受けた選手という不名誉な記録を持つ)だが、4年前の日本大会で見せた暴れん坊ぶり(4試合出場停止処分を受けた)が影を潜め、冷静に縁の下の力持ちに徹しているという印象を受けた。

3ラバニーニ

試合後のインタビューで松田力也選手は「勝てなくて応援してくれた方に申し訳ないです。悔しいです」と涙ぐんでいたが、如何にも彼らしい誠実さがにじみ出たコメントであった。やるべきことはやったので胸を張って日本に帰国してもらいたい。

4松田力也

横町コメント
3925番目の記事になります。試合とは直接関係ないことですが、試合後にスタジアムを離れる日本の選手の周囲には物々しく武装した警官(自動小銃と防弾チョッキ)の警備がついていました。かつてフランスはテロの対象になった国ゆえ、警官が毅然としてリスクに立ち向かう姿には頭が下がる思いがしました。フランスの国旗はトリコロール(青白赤の3色)ですが、この国は自由と平等、友愛を建国の理念に掲げる国家でもあります。重装備で武装した警官には、平和なスポーツの祭典の場で、テロは絶対に許さないという強い決意を感じました。今回の大会運営の陰の立役者にもスポットを当てたいと思います。

それはさておき、日本チームはプールDで3位が確定し、2027年のW杯オーストラリア大会への出場権を得ました。4年後には更にパワーアップしたブレイブブロッサムズ(日本ラグビーチームの愛称)の姿を見たいと思いました。桜は散り際も美しいですが、今回のフランス大会の後味はけして悪くなかったと振り返っています。

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5六百横町
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