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松本清張②】櫻井秀勲しか知らない松本清張とは!?


リンク動画解説
櫻井秀勲の書斎」からのリンクである。最近、松本清張の短編を複数読んだ。正直に言えば当たり🎯と外れ🆖がある。具体的に言えば堅い内容(主に1950年代半ばまでの作品)のものと、そうでないもの(三欲など、人間の煩悩を著しく刺激する作品)があるということである。同じ作家であるにも関わらず、硬軟織り交ぜたような作風(50年代後半あたりから作風が変わった?)には異彩を感じるが、今回は櫻井秀勲氏の動画【松本清張②】を基にその謎に迫りたい。

駆け出し時代の清張は生活が苦しかったと言う。一時は八人家族であったがゆえに、作品を書かないと生活が成り立たなかった。櫻井氏に言わせると、そんな時代の清張の作品は堅い題材(俳人や考古学者などの伝記まがい、自叙伝風私小説など、後のミステリーものとは全く趣向の異なる内容)が多かったとしている。

1松本清張

弟子とは言えないものの、清張と櫻井氏の間には師弟関係に近いものがあったのかも知れない。清張は私生活を曝け出し心を開かないと、いろいろと話してくれないと言う。記者として駆け出し時代の櫻井氏は、気難しい清張(櫻井氏よりも22歳年上)に取り入ろうと必死になった節が窺える。光文社に籍を置いたころと思われるが、記者時代の櫻井秀勲氏は日曜日ごとに清張の家に足を運んだという。

櫻井氏は清張の人柄を真剣、熱心、真面目を絵に描いたような人物と語っている。興味深いのは往時の清張が女性関係のことに疎いということである。その点、櫻井氏には清張自身にないもの(櫻井氏は女性にもてた)を感じ取り、それを自らの作品に取り込もうとしたようだ。

2櫻井秀勲

横町コメント
3993番目の記事です。大作家である松本清張には失礼な言い方ですが、お世辞にも美男子とは言えない彼が、女性にもてた櫻井氏に対して、「こいつは自分にないものを持っているようだな。であれば彼の話を聞いて作品へのヒントにしたい…」などとと思わせたのでないでしょうか?その後女性週刊誌の敏腕編集長(女性自身は100万部突破)になった櫻井氏は、駆け出し時代、著名作家に取り入るのが上手かった(可愛がられた)気がします。

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10六百横町
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