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 スヴェトラーノフ指揮:ストラヴィンスキー:春の祭典 
リンク曲について
イーゴリ・ストラビンスキーのバレエ音楽「春の祭典」(1913年完成)である。今日から2月に入った。統計で言うと一年中で一番寒い日は1月31日と2月1日とされる。然らば今は寒さの谷底と言っていい。立春を過ぎれば、三寒四温を何度も繰り返し春に近づく。「春の祭典」は30分以上にも及ぶ長い曲だが、厳寒期から春になって行く過程を表す巧みな旋律を秘めている。立春まであと三日あるが気象学的見地に立てば、2月1日こそが春の芽生えと言っていいのではないだろうか?

「今が旬」という言葉があるが、私は今こそ「春の祭典」を聴くべき時であり、旬と感じるのである。途中に春の嵐を思わせる旋律が組み込まれているが、これはストラビンスキーの研ぎ澄まされた感性と卓越した表現力の為せる技と捉えている。とにかく一時も聴き手を飽きさせない技量は見事と言うほかない。

本日は或る経緯で恵方巻を頂いた。画像からはわかり難いが蟹入りの恵方巻である。帰宅して早速晩酌の肴にすることにした。節分には二日早いが季節の先取りも悪くない。恵方巻に合わせる酒は蔵そだちの常温、器は木製のぐい飲みである。蔵そだちはけしてフルーティーとは言えないが、適度なコクを備えた実力派の埼玉清酒である。

赤く見えるのは生姜である。自分は祖父譲りの酒飲みを自覚しているが、本日酒を飲むに当たって、これ以上のものは必要ないと考えている。その理由を述べたい。即ち、酒飲みにはシチュエーションに応じた拘りが必要である。花鳥風月には及ばないが、今日の拘りが「春の先取り」である以上、これを凌ぐものはないと考えるのである。

横町挨拶
まだ立春になっていないので「寒の戻り」という言葉は使えませんが、ストラビンスキーの「春の祭典」を聴き、今からそのことを彷彿しています。「明けない夜はない」という言葉がありますが、春を迎えない冬もないのです。今は週末の美酒に酔い、高尚なクラシックを聴きながらそれを実感しています。現代に生きる我々さえそうなのですから、昔人にとっての春はさぞかし感動に価するものであったに違いございません。

いい音楽といい酒と旬の食材があれば何も要らない。今宵はその言葉の重みをつくづく味わっています。人生この先何が待っているのか検討もつきませんが、今年も無事に2月を迎えられたことを心から愛でるとともに、万物に感謝したい所存です。さあ、いよいよ心躍る季節到来もそう遠くないようです。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


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