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運転技術以外で、ダンプドライバーになって乗り越えなければならないことがあった。それはタイヤ交換である。ダンプカーは一般の貨物と異なり、はるかに過酷な路面環境で使われる。鉄板の角、ガレ場(尖った岩を敷き詰めた場所)などを走る際には、常にパンクのリスクと隣り合わせと言ってもいい言い過ぎでない。

実は先週末、私の乗っている9・2トン積みの大型ダンプカーの後輪のダブルタイヤの間に大きな岩が挟まり、これが原因となって外側のタイヤが「プシュー!」というものすごい音を立ててバースト(タイヤが裂けて空気が一気に抜けること)した。荷を積んでいるときだったので、タイヤの側面に相当の力が加わったものと察している。インターネットから借用した画像で大型ダンプカー(私が乗っているダンプとほぼ同じ)のタイヤの大きさを察して頂きたい。三人の女性と比べると凡その大きさがおわかり頂けるものと思う。

乗用車のタイヤ交換しかしたことのない私にとって、大型車のタイヤ交換は初めての体験であった。幸い、職場の仲間数名に手伝って頂いたが、手順を覚えるためにも自分が主になって行うことにした。先ずはホイール外しだが、大型車のホイールは10個のナットで固定されていて、乗用車とは比べ物にならないトルクで締め付けられている。

※写真はインターネットから借用

このようなトルクレンチ(指定のトルクで締め付できる工具)があればいいのだが、ないので2メートルの単管パイプを使って作業を進めなければならない。これが大変な作業で脱着から取り付けまで1時間近く掛かってしまった。外すのも結構大仕事だが、締め付ける際は、自分の体重を掛けて締め付けないとトルク不足になる。

スペアタイヤはコロの原理を使って、少しずつずらしながら、所定の場所に運び、最後はてこを使ってはめ込む。そしてナット締め付け時、最初はパイプを使わずにTレンチだけで締めるが、10本のナットを対角線状に締め付けて何度も遊びを取り除かねばならない。高温多湿時の作業では、水分を補給しながらやらないと熱中症になるリスクもある。

ミック挨拶
泥だらけ、汗みどろになりながらの作業でしたが、一通りの手順は把握しました。但し、この作業は半端でない力仕事でした。昨日は幸い作業の一部を仲間に手伝って頂きましたが、これを一人でやるとなったら相当大変な気が致します。

大型ダンプカーのドライバーには女性もおりますが、万が一自分が乗っているダンプカーがパンクした際の多くは応援を頼むようです。この稼業を続けるには、衰えつつある体力との戦いで、改めて、日頃から体を鍛えておかねばならないという意識を持ちました。同時に仲間とのスクラムの大切さも再認識した気が致します。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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