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本日ついに念願かなって大型ダンプデビューを果たした。ここまで来るのにいろいろなことがあったが感無量である。また、昨日提出した会社への直訴状が功を奏して概ねの部分で改善に及んだことも付け加えたい。

私が初めて乗った大型ダンプカーのメーカーはUD:日産ディーゼルである。UDとはUltimate Dependability(究極の信頼)から来ている。UDに乗った後でISUZUにも乗った。UDと比べるとエンジン音が滑らかで、ショックが沈みやすい傾向にあるようだ。

バックホーで土を積むのだが寸前までダンプをバックで寄せて止めなければならない。バックホーのオペレーターの鳴らすホーンが頼りだが、ぶつけてしまいそうで慣れるまで怖かった

土砂を下す時も鉄板の際ぎりぎりまでダンプを後退させなければならない。一歩間違うとダンプを転落させてしまうので気が抜けない瞬間である。今日は約200メートル離れた捨て場に土を数十回運んだ。

ミック挨拶
親切な先輩が居ていろいろと教えて頂けました。その中の言葉で印象に残ったのは「ダンプドライバーはけして横着であってはならない」ということです。バックするにしても窓から顔を出すのとミラーだけで確認するのは大違いで、ミラーだけの確認では周囲に誠意が伝わらない可能性があるとのことでした。不明なことがあったら、時としてダンプを降り、重機オペレーターが何をしようとしているのか、肌で感じ取らねばなりません。即ち、新人ダンプドライバーは手間を惜しまず、他者と積極的にコミュニケーションを図る必要がございます。

例えば土を集めている時にダンプが近寄るのはご法度です。バケットに土を入れてダンプを待つような流れとなった際に、初めてダンプをバックで寄せて行きます。それまではひたすら待機するようになります。また道が悪いときは、いいコンディションの道を選んで重機(掘削機)にアプローチしなければなりません。軟弱な地盤がどのあたりかを見極めるのもダンプドライバーの裁量のうちです。重機オペレーターやダンプ仲間にも仁義を尽くす。このあたりは人物の姿勢を重視するものです。

頼れる先輩は「ダンプドライバーと重機オペレーターは持ちつ持たれつで一体のものである」とも申しておりました。なかなかの名言と察しております。今は昨日のわだかまりもすっかり消え、重機オペレーターやダンプ仲間とは良好な人間関係を築きつつあります。この仕事は以前から私にとってドリームそのものでしたので、夢を見ている気が致します。本日は幸先の良いスタートを切れて満足です。明日も引き続き、この仕事をとことん楽しみたいと存じます。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


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