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 ULTRA SEVEN Song : Live version ウルトラセブンの歌    冬木透指揮 東京交響楽団 
セブン セブン セブン セブン はるかな星が 郷里だ ウルトラセブン ファイターセブン ウルトラセブン セブン セブン 進め!銀河のはてまでも ウルトラアイで「スパーク!」 

モロボシダンの 名をかりて ウルトラセブン エースだ セブン ウルトラセブン セブン セブン 倒せ火を吐く大怪獣 ウルトビームで「スライス!」

リンク曲について
以前もリンクしたウルトラセブンの歌である。今回は敢えて歌詞つきのものをリンクした。この歌は数あるウルトラシリーズ屈指の傑作と言ってよく、非常にテンションの上がる曲である。一番にファイターというセリフが出てくるが、これは自分が心の奥底で失ってならないスタンスと捉えている。

ところで我が国において組織を相手にしてファイターで居続けるのは難しい。その理由はこれから綴るエッセイで述べることにして、今宵も景気づけにささやかな晩酌を楽しみたい。

横町随筆『過去の遺物「全体主義」がサラリーマンにもたらすもの』
自分は歴史ものだけを手掛けているわけでない。過去にはサラリーマンの啓発書『現代サラリーマン処世術』も書いた。ブログに掲載してから二回に渡ってみちのく春秋に連載されたが、つい最近或るブロ友様の子供さんが全体主義の名残とも言える理不尽な沙汰に見舞われていると聞き、改めてペンを執った次第である。

初めに全体主義とは何かについて述べたい。辞書を調べると「個人の生活や意見は国家全体の利害に従うべきだという思想あるいは政治体制」とある。これは20世紀初頭に富国強兵という名の下に行われた海外進出(帝国主義とも)のイデオロギーとして使われた思想である。司馬遼太郎は日本人の気質を「公の中で個々人の在り方を常に問い、追い求めるもの」としているが、太平洋戦争で敗戦の色が濃くなり、玩具のような装甲の薄い戦車をあてがわれ、一隊長として死を覚悟した過去の体験がこんな言葉を誘発したのだろう。自分とて彼の立場なら、国家への不信感を顕わにしたに違いない。

組織を統率するのに全体主義は大変都合のいい思想である。戦時下においては、この思想が優先され、一億玉砕や学徒動員等という発令が正当化されるものとなった。我が国の近代において、全体主義の犠牲になった人間の数は計り知れない。今の自分が問題とするのは、この全体主義が未だに現代社会にはびこり、労働者各位の主権と存在を著しく脅かしていることである。「パワハラ」という言葉が出てきたのはつい最近である。2007年頃から過重労働による自殺者や、心身疾患の問題が世の脚光を浴びた。これにようやくメスが入れられ、組織の中の労務管理の在り方が問われることとなった。

今でこそ、三六協定や働き方改革が叫ばれるようになったが、相変わらず労働者の泣き寝入りは多い。「労使対等」とは絵に描いた餅であり、実質的に我が国の労働者の立場は弱い。そんな状況を見るにつけ、私は「全体主義の名残」が今でも残っているのを痛感するのである。特にキャリアの浅い若年労働者の立場は弱い。上司から睨まれれば蛇に睨まれたカエルの如し。例え労働組合があっても、名ばかりで機能していない企業が多いのが実情である。

ブロ友様のYさんの娘さんはそんな逆境に喘いでいるようで、見るに忍びないものを感じている。私はここで沈黙することなく経営者や管理する立場にある者に意義を唱えたい。「あなたがたは部下を大事にしているか?全体主義の名の下に部下を私物化していないか?」と。こんなことが問題として取り上げられること自体、我が国の労働環境は個人主義を理念とする欧米と雲泥の差がある気がする。現在政府が掲げている働き方改革はもちろん一筋縄では行かない。それでも、これからの日本が目指すべき方向性だけは見えてきた気がする。

人を管理する立場にあるものはいち早く全体主義を見直し、労働者の人権に重きを置くべきである。近い将来、これに適応できない者(労使を問わず)の多くは、時代の大きな流れから取り残されることだろう。
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横町挨拶
現役時代の自分は事の当事者ゆえ、なかなか客観に及べなかったのですが、セカンドライフに入った今は違います。これからは我が国でも人権が重んじられる時代です。今は過渡期ですが、大方の流れはそれに向かっています。自分は現役時代の貴重な体験を生かして、悩める労働者のアドバイスをしたいと考えています。自分はうつと躁鬱病も克服していますので、悩めるかたは気軽に相談して頂きたいと存じます。(ゲストブックに内緒投稿でお知らせください)その意図は、自分が味わった苦しみを将来ある人物に味わわせたくないからです。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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