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 SIMPLE MINDS - Don't You - forget about me 
ポエム「過去との決別」

ふと夢の中で数年前の自分を思い出すことがある。出口の見えないトンネルの中で必死にもがき苦しんでいる自分がいる。思い起こせば、あの時の自分は守りに入っていた。無事に定年することしか考えてなかった。自ら動いて墓穴を掘ったらそれまでだ。俺は篭城してタイミングを待った。その頃の多くの事は背理法で決めていた。但し、俺にはどうしても出来ないことがあった。それは己の魂を売って奴らの飼い犬になることだ。

魂を売らなかった私は格好の標的になった。出る釘は叩かれる運命にある。但し、これには注釈がつく。中途半端に出るから叩かれるのだ。然らば、叩きようがないほど出れば叩きようがなくなる。そう決心した後の一日一日は茨の道を歩くようだっだ。そうして俺は定年までの険しい登り坂を血まみれ、泥まみれになって這い上がった。そうしてついに、崖を這い上がった己の視界に見慣れない景色が広がった。その景色は光と希望に溢れていた。定年前のことは忘ろと言ってもそれは無理だが、悠久の時の流れは己の魂を徐々にカタルシスの境地に導いてくれることだろう。


俺は定年後半年が過ぎてようやく腹の底から笑えるようになった。ブログに向かってネガティブな事を吐くのはもうよそう。俺はそれを何度思ったか計り知れない。過去との決別がセカンドライフに臨む俺に新たなものをもたらすことを望んでいる。俺は今、まったく新しい職業を目指そうとしている。それは今までのキャリアやスキルにとらわれない職業だ。それに対してなんだかんだ言う人物の発言は助言と取れなくもない。

だが俺はその人物にこう返すだろう。「忠告はありがたいが、これはあくまで俺の人生だ。だから俺は自分で納得できる線を引く。その職業に就いて良かったかどうかは俺が経験してから言わしてくれ」と。人の価値観は単純なものではない。もしその人物が多数がそうだからという理論を展開するなら、俺はこう返すだろう。「多数はそうかも知れないが少数派の存在をないがしろにしてもらいたくない。あなたが先入観を抱くのは自由だが、それを俺に押し付けてもらいたくない」と。
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筆者挨拶
五十代後半になって私は組織の中で自分の魂を売るのを止めました。今の私の視線の焦点も少しも変わっていません。セカンドライフの課題はあくまで魂を売らずに仕事と上手く付き合うことです。これは難問かも知れませんが、五十代後半から定年に至るまで達成できたことゆえ、出来ないことはないと捉えています。

これには己の座右の銘である「武士道」がものを言いそうです。なぜなら武士道は礼節と仁義を殊のほか重んずるからです。この稼業、人との繋がりを重んじる職業に違いはございません。とにかく私は自分の信じた道を突き進みたいし、選んだ道を人からとやかく言われたくない。私はこのポエムでそれを述べたかったのです。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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