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午後から仙台市郊外の西部にバイクを走らせた。目的はある禅寺を訪ねることである。

禅寺があるのは蕃山というところである。命名者は仙台藩祖・伊達政宗公で当初は磐山と言ったようだ。

ある寺と臨済宗大梅寺である。私は熊出没注意の立て札のある参道を息を切らしながら登った。参道の両側には修行僧と思しき石像がある。

慈愛に溢れた僧の笑顔は見ているだけで心が穏やかになる。もし彼に口が利けたら何と言うだろう。私は「そんなに悩みなさるな。人間行きつくところは皆一緒です。然らばもっと楽にお生きなされ。」とでも言っている感じがした。

臨済宗妙心寺派大梅寺
松島瑞巌寺を退山した雲居国師(1582年~1659年)が此所の白鹿堂跡に来て庵を結び終焉の地に定めた寺で、慶安3年(1650年)に創建された禅宗の古道場である。画像は本堂であるが比較的新しいようだ。


Google航空写真で大梅寺の位置を確認して頂きたい。

中庭には枯山水の庭がある。庭木とともに禅宗建築の建物との相性はピッタリという感じである。

竹藪の中には小さなお堂も建っている。

この建物も比較的新しいようだが、禅宗建築に見られる化粧窓(花頭窓)と回廊が印象に残った。

この建物は仙台藩4代当主の伊達綱村公が1688年別荘として郷六に建てた楽寿園御殿の一部(移築)である。軒の出が深く風雅な印象を放つ垢抜けした建物である。今こうして見ても、とても329年前の建物には見えない。このセンスは現代でも十分通用するものである。

ミック挨拶
本日の仙台は最高気温が26度で暑いの一歩手前でした。既に通産1800記事を超す本ブログでは初登場の大梅寺ですが、さほど汗もかかず古寺巡りには絶好のコンディションでした。それでも緑陰の中に建つ禅宗建築を見ていると清々しく清涼感さえ感じます。こういうスポットを訪ねた際に共通するのは、帰宅した後までもいい余韻が続くことです。心が洗われるという表現が一番ピッタリ来るのかも知れません。7月、8月の暑い最中に涼を求めて再訪するのも在りなのかも知れません。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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